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低CO₂ リサイクルアルミ材の開発【UACJ】
2021年2月24日
低CO2 リサイクルアルミ材の開発
~トヨタ自動車株式会社 MIRAI ボデーパネルに採用~
株式会社UACJ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石原美幸、以下「UACJ」)がトヨタ自動車株式会社(以下「トヨタ自動車」)と共同開発したリサイクルアルミ材(以下「リサイクル材」)が2020年12月9日に発売されましたMIRAIのボデーパネル(フードインナ)に採用されました。
各国の車両走行時のCO2排出規制強化に伴い、車体軽量化を目的にアルミニウム(以下「アルミ」)の自動車への適用が増加しています。当社は、低炭素社会への貢献による社会のサステナビリティを実現するため、アルミの特長であるリサイクル性を活かした商品開発に積極的に取り組んできました。
今回、トヨタ自動車と共同開発したリサイクル材は、各種アルミ合金端材を約50%使用することで新地金量を削減し、従来アルミ材比較で素材製造時のCO2排出量を約50%削減することを実現しております。
今後も、UACJグループの企業理念である「素材の力を引き出す技術で、持続可能で豊かな社会の実現に貢献する」や、目指す姿「アルミニウムを究めて環境負荷を減らし、軽やかな世界へ」の具現化を目指し、会社の枠を超えた協力体制の構築及び環境負荷軽減につながる商品開発を推進してまいります。
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