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ケーブル着脱可能な加速度計として業界最小モデル 超小型三軸ICP®加速度計「356A06」1月発売【東陽テクニカ】
2021年1月19日
ケーブル着脱可能な加速度計として業界最小モデル
超小型三軸ICP®加速度計「356A06」1月発売
~長期的な維持管理費の軽減と狭所部での利用を可能に~
株式会社東陽テクニカ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:高野 俊也 、下当社社)は、PCB Piezotronics, Inc.(本社:米国ニューヨーク州バッファロー、下当PCB社)製の新製品で、ケーブル着脱を可能にした超小型三軸ICP®(※1)加速度計「356A06」を2021年1月20日より国内で販売開始いたします。
ケーブル着脱が可能なことでケーブル単品の交換もできるようになり長期的な維持管理費が軽減、ケーブル着脱モデルではPCB社従来製品より約40%小さくなったことで狭所部での利用などにも対応できるようになりました。
「356A06」を国内販売するのは社社のみとなっております。
製品ページ URL►https://www.toyo.co.jp/mecha/products/detail/pcb-356a06-accel.html
※1 Integrated Circuit Piezoelectric の略でありアンプ内蔵を表す PCB 社の登録商標
超小型三軸ICP®加速度計「356A06」
【 背景・メリット 】
~振動試験・構造解析など幅広い分野で活用~
「356A06」のような圧電型加速度計は、幅広い産業の製品開発に利用されています。自動車・鉄道などの輸送機器、空調・複合機などのオフィス機器、洗濯機をはじめとする白物家電、スマートデバイスなどの電子機器といったあらゆる分野の製品開発の場で、その製品の耐久性・堅牢性を高めるための振動試験や、自動車でドライバーが不快に感じる振動や騒音を軽減するために実施する構造解析などで用いられています。
このようにさまざまな分野で用いられる加速度計は、測対象物への重量影響を小さくする目的や、小型部品や狭所部でも利用できるよう、小型・軽量であることが求められます。また製品開発のたびに繰り返し使用するので導入時のコストに加え長期的な維持管理費も重視されます。
<メリット① ケーブル着脱式のため、ケーブル単品の交換が可能になり長期的な維持管理費が軽減>
「356A06」は業界最小※2アンプ内蔵型三軸ICP®加速度計ですが、このサイズの加速度計として、社社では従来PCB社製「356A01」を取り扱っています。しかし「356A01」はケーブル一体型であり、断線した場合センサー本体ごと交換する必要がありました。このたび販売開始する「356A06」は「356A01」と同じ本体サイズを維持しながら、接続インターフェースがコネクタ式となりケーブルの着脱が可能となりました。その結果計測作業中などに誤って断線させてもセンサー本体はそのままに、ケーブルの買換えだけで良いので長期的な維持管理費が軽減されます。
※2 業界最小…2021年1月社社調べ。小型三軸の圧電型加速度計販売において。
<メリット② ケーブル着脱できるモデルでは従来よりも約 40%小さく最小サイズに>
ケーブル着脱できる三軸加速度計で従来の最小モデルは「356B21」などで、10.2mm 角でした。「356A06」は6.4mm角と約40%小型になります。ケーブル着脱式で小型になったのでより狭い箇所、軽量な対象物での計測も可能となり適用範囲が広くなりました。
【 主な特長 】・業界最小 6.4mm 角、軽量 1 グラム
・1,000G レンジ、耐衝撃性 10,000G
・アンプ内蔵(ICP®)で取り扱いが容易
・A2LA(米国の試験所認定機関)ロゴ入り校正成績書を標準添付
【 仕様 】
【 製品データ 】
・製品名 : 超小型三軸 ICP®加速度計 356A06
・販売開始 : 2021 年 1 月 20 日
・定価 : ¥248,000(税別)
※製品リリースキャンペーン:¥198,000(2021年3月31日ご発注分まで)
<PCB Piezotronics, Inc.について>
PCB Piezotronics社は、1967年に米国ニューヨーク州バッファローで設立され、ダイナミックな圧力や荷重、振動を測定することが可能なクオーツ(水晶)圧電素子を用いた各種センサーの専業メーカーとしてスタートしました。その後さまざまなタイプの加速度計やロードセル、インパクト・ハンマー、トルクセンサー、マイクロホン、手腕振動計へとラインアップを拡げ、現在では高性能センサーの世界的ブランドです。
PCB 社 Web サイト:https://www.pcb.com/
<株式会社東陽テクニカについて>
東陽テクニカは1953年の創立下来、世界最先端の計測機器の輸入販売を行ってきました。現在の事業分野は、情報通信、自動車、エネルギー、EMC(電磁環境両立性)、海洋、ソフトウェア開発、ライフサイエンスなど多岐にわたり、独自の計測技術を搭載した自社製品の開発にも力を入れ、国内外へ事業を拡大しています。
「“はかる”技術で未来を創る」のスローガンのもと、5G(第5世代移動通信システム)の普及や自動運転車開発なども支える最新ソリューションを提供することで、安全で環境にやさしい社会づくりと産業界の発展に貢献してまいります。
株式会社東陽テクニカ Web サイト:https://www.toyo.co.jp/
★ 本件に関するお問い合わせ先 ★
株式会社東陽テクニカ 経営企画部マーケティング課
TEL:03-3279-0771(代表) / 070-7789-0536(携帯) E-mail:marketing_pr@toyo.co.jp
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