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ホンハイ傘下のフォックスコンと自動車業界向け受託分析事業を開始 中国22カ所で「連合試験室」を共同運営へ【島津製作所】

2020年12月28日

島津製作所のグループ会社、島津(香港)有限公司は、台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業グループの富士康科技集団(フォックスコン・テクノロジー・グループ)と共同で自動車業界向け受託分析事業を展開してまいります。フォックスコン傘下の「優爾鴻信検測技術(深圳)有限公司」と当社グループの「島津(広州)検測技術有限公司」が協力して、深センや武漢、成都など「優爾鴻信検測技術(深圳)有限公司」の各拠点22カ所に開設した共同試験施設「優爾鴻信-島津連合試験室」でサービスを提供します。

物理試験や信頼性試験を得意とする優爾鴻信検測技術(深圳)有限公司は、これまでに中国各地で受託分析事業を展開してきました。島津(広州)検測技術有限公司は、島津(香港)有限公司と島津テクノリサーチが2006年に設立しました。同社は島津製作所製のガスクロマトグラフ質量分析計や蛍光X線分析装置、X線CT装置などを用いてグループ内外に受託分析サービスを提供してきました。自動車業界向けには欧州の環境関連規制であるRoHS/ELV対応分析や車内の揮発性有機化合物(VOC)分析、塗料・材料の組成分析や強度試験など様々な実績を有しています。このたびの共同試験室開設を機に中国の自動車産業向けに総合分析サービスをワンストップで提供していきます。

島津(広州)検測技術有限公司ウェブサイト(日本語)
https://www.shimadzu-sat.com.cn/ja








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