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Audi Sport customer racing 2020年、シーズン終了 再び世界中で大きな成功を収める(ドイツ本国発表資料)【アウディ ジャパン】

2020年12月17日

・日本のAudi Sport customer racingチームも各カテゴリーで着実に結果を残す
・4タイプのレースカーで34のタイトルと122回の優勝を達成
・期間短縮のシーズンにもかかわらず、高いカスタマーチーム参戦率を実現
・カスタマーチームが、3回の24時間レースで素晴らしい成果を達成

(ドイツ本国発表資料)2020年12月14日、ノイブルク アン デア ドナウ:
Audi Sport customer racingは、数多くの素晴らしい成績を収めて、期間が大幅に短縮された2020年シーズを終了しました。新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響により、全世界のレース数は約37%減少しましたが、Audi Sport customer racingの各モデルは、前年と同様に各カテゴリーで成功を収めました。また、日本のAudi Sport customer racingチームも、各カテゴリーで着実に結果を残すことができました。

Audi Sport customer racing統括責任者のクリス ラインケは、次のように述べています。「世界中で成功を収めたカスタマーチームの皆様の健闘を称え、御礼を申し上げます。2020年シーズンは、これまでにない困難に直面しました。エネルギーに満ちた私たちのチームは、ロックダウンが解除され、大幅に遅れてスタートしたシーズンにおいて、Audi Sport customer racingの歴史に残る驚くべき結果を、再び達成しました」世界中で開催された478のレースで、Audi Sportカスタマーチームから1,285台のレースカーが参戦し、122回の勝利を含む361回の表彰台を獲得しました。チャンピオンシップにおいては、12のドライバーズタイトルと22のクラス優勝を果たしました。

GT3クラス: Audi R8 LMSが151のレースに参戦し、48回の優勝を含む合計139回の表彰台を獲得しました。これは、アウディブランドが、国際的なレースシリーズにおいて、ほぼ3レースに1回優勝したことを意味します。表彰台獲得率は約92%で、ほぼすべてのレースで少なくとも1回の表彰台を獲得したことになります。その中には、アウディ ジャパンとパートナーシップ契約を締結しているAudi Team Hitotsuyamaの Audi R8 LMS #21川端 伸太朗選手、近藤 翼選手による、2020 SUPER GT第6戦「SUZUKA GT 300km RACE」優勝も含まれます。

2020年シーズンには、有名なGT World Challenge Europe Sprint CupにおけるベルギーのAudi Club Team WRT(ドリス バンスール/チャールズ ウェーツ組)を含めて、7人のドライバーがタイトルを獲得しました。さらに、他の8つのチャンピオンシップ争いにからみ、Audi R8 LMSは勝利への方程式となっています。

GT4クラス: Audi R8 LMS GT4は、昨年と比較して、さらなる成功を収めました。勝率は、18.5%から22%に高まりました。約30台のマシンが参加したGT4 Franceでの成功は、特に注目に値します。フランス国内でし烈な戦いが繰り広げられているこのGT4レーシングシリーズでは、最大7台のAudi R8 LMS GT4がプライベートチームから参戦しました。長年のパートナーであるSaintéloc Racingは、グレゴリー ギルバート/ファビアン ミッシェルのコンビで、3年連続でPro-Amクラスを制しました。FFSA GTチャンピオンシップにおける24年の歴史の中で、2名のドライバーコンビが連続でタイトルを獲得したのは初めてのことです。

TCRクラス: 4年目のシーズンを迎えたTCRツーリングカーでも、Audi Sport customer racingプログラムは、数々の成功を収めました。Audi RS 3 LMSは今回初めて、世界レベル、ヨーロッパレベル、ドイツ、ニュージーランドでタイトルを獲得しました。

最も注目を集めているTCRレーシングシリーズであるFIA WTCRでは、ジレス マグナス擁するComtoyou Racingがルーキークラスでタイトルを手中に収めました。ベルギーを拠点とするComtoyou Racingは、TCR Europeでも、メディー ベナーニがドライバーズタイトルとチームタイトルを獲得し、ニコラス バートがルーキカテゴリーを制しました。

ニュルブルクリンク耐久シリーズでは、ヘルマン ボック擁するカスタマーチームのBonk MotorsportがSP3Tクラスで初優勝を遂げ、ニュージーランドで開催された耐久レースでは、Track Tec Racingが2つのクラスで勝利しました。

日本では、昨年の耐久レースにおけるタイトルに続き、2つのスプリントレースで、アウディカスタマーチームが初タイトルを獲得しました。TCRジャパンは、土曜日(Saturday Series)と日曜日(Sunday Series)にチャンピオンシップを分けてレースが開催されました。Audi Team HitotsuyamaのAudi RS 3 LMS #21篠原 拓朗選手は、Saturday Seriesにおいて最終戦を待つことなく、早々とタイトルを確定させました。なお、篠原 選手はSunday Seriesでも、12月20日に開催の最終戦前の段階で最上位にいます。

TCR Beneluxでは、カナダのザッカリー バーニエーとニコラス バートがドライバーズタイトルを獲得しています。昨年同様、エントリーレベルのツーリングカーにおいても、Audi Sport customer racingのレースカーは、すべてのレースでライバルをリードしています。219回開催されたレースに、Audi Sportのカスタマーチームから529台のレースカーが参戦し、49回の優勝を含めて159回の表彰台を獲得しました。

24時間レース: クリス ラインケは、次のように述べています。「私たちは、3つの24時間レースで素晴らしい成果を収めたカスタマーチームを誇りに思っています」ドバイ24時間レースのTCRクラスでは、トム ボーネン/ギルス マグナス/ステファン ペリン/ヴィンセント ラダーメッカ/マシュー タスキネン組が勝利を収めています。彼らは、AC MotorsportからAudi RS 3 LMSで参戦しました。この勝利は、アウディにとって2017年に続く2回目の優勝となりました。

富士24時間レースでは、Audi RS 3 LMSで参戦したカスタマーチームが、TCRクラスにおいて3年連続で優勝しました。スーパー耐久シリーズの初戦となった「富士SUPER TEC 24時間レース」のST-TCRクラスで、WAIMARAMA KIZUNA RACING のAudi RS 3 LMS #22のキズナ、千代 勝正、安田 裕信、大草 りき、山野 直也、吉田 寿博の各選手が見事な優勝を果たしました。

ニュルブルクリンク24時間レースでは、WS RacingチームのGiti Tire Motorsportが、SP8クラスでトップチェッカーを受けました。このレースでは、Audi R8 LMS GT4のステアリングを握ったクリスチャン ジェスペン/カリ-ペッカ ラクソネン/ヤン ソーレンセン/ローランド ワシュカウ組が優勝しました。

アウディブランド ワンメイクレース: ワンメイクレースでも、カスタマーチームは素晴らしい健闘を見せています。オーストラリアのダニエル ビルスキーは、アジア地域でFIAブロンズの評価を受けたドライバーを対象に開催された新しいAudi Sport Asia Trophyに出場した41人のドライバーの中で、最高の成績を収めました。ヨーロッパ地域で開催されたAudi Sport Seyffarth R8 LMS Cupの第3シーズンでは、ティム ライターが、他の23人のドライバーを抑えて初タイトルを獲得しました。

■関連資料リンク 2020シーズン結果はこちらから:「2020 GT racing results」
https://www.audi-mediacenter.com/en/audi-sport-customer-racing-2020-12389/2020-gt-racing-results-12470








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