ニュース

BMWと Kith が新型BMW M4 Competition の限定エディションを発表【ビー・エム・ダブリュー】

2020年10月23日

BMWと Kith が新型BMW M4 Competition の限定エディションを発表
エクステリアとインテリアに比類ないデザイン・ディテールを施した
全世界 150 台限定生産の BMW M4 Competition x KITH

ミュンヘン発:
ワールド・プレミアのわずか数週間後、BMW M 社は新型 BMW M4 Competition の特別限定エディションを発表した。世界的な人気を誇るニューヨークのライフスタイル・ブランド Kith(キス)とのコラボレーションにより、エクステリアとインテリアに比類ないデザイン・ディテールを施した全世界 150 台限定生産の BMW M4 Competition x KITH が誕生した。BMW M 社は、現代アーティストの FUTURA 2000 氏とのコラボレーションの例にもみられるように、影響力の大きい最新のファッション・シーンの動向をキャッチし、成長市場で地位を築いている。Kith の設立者で熱心な BMW ファンのロニー・ファイグ氏にとって、今回のコラボレーションは原点に立ち返る思いを抱かせるものとなっている。BMW M4 Competition x KITH は、10 月 24日より予約受付が開始する。同時に、Kith は全店舗およびオンラインで、特別デザインによる 96 点のウェアとアクセサリーからなるコレクションを販売する。

日本においては、消費税込み 1,680 万円で販売される予定である。

「BMW ブランドをさらに発展させるにあたって、ストリート・スタイルの最新の動向も追っています。ロニー・ファイグ氏は、そのアイデアと自身のブランド Kith により、モード、ライフスタイルおよびラグジュアリーの各分野を代表する卓越した頭脳の持ち主であり、オピニオン・リーダーです。彼および多大な影響力を持つ彼のブランドとのコラボレーションは、新しいターゲット・グループを開拓する上で BMW にプラスの影響を及ぼすでしょう。」と、BMW カスタマーおよびブランド担当上級副社長のイェンス・ティーマーは説明する。

BMW M 社の代表取締役社長マルクス・フラッシュは、「BMW M 社にとって、特別なコラボレーションにより当社のモデルの限定エディションを世に送り出すのは初めてのことではありません。ロニー・ファイグ氏および Kith とのコラボレーションは、BMW M 社にとって、第一世代の BMW M3 から、この象徴的なモデル・シリーズの第 6 世代となる新型 BMW M4 Competition への橋渡しをする素晴らしい機会となります。同時に、これまでとは異なる新たなターゲット・グループにアピールします。ストリート・ウェア・シーンは、ひとつの文化的な現象からグローバルな生き方へと変貌を遂げており、数多くの分野においてまったく固有の新たな独自性を創り出しています。」と、語っている。

Kith の設立者であるロニー・ファイグ氏は「Kith で手がけるものはすべて、確固たる起源を持っている必要があります。子どもの頃の一番美しい思い出のひとつが、1980年代に祖父の家に行って、彼の BMW でドライブしたことです。彼が E21 320i を所有していて、彼の大切な一台が E30 M3 だったことを今でも覚えています。私の人生の中のこうした時間によって、私の中に BMW に対する情熱が深く刻み込まれました。そのため、今回のプロジェクトでのコラボレーションは、私を再び原点に立ち返らせてくれます。」と語っている。

著名人に最新のスニーカー・スタイルを提供し、2011 年に自身のブランドである Kithを設立して世間にその名を知らしめたロニー・ファイグ氏は、しばらく前から、伝説的な BMW E30 M3 を自身でも所有している。この精巧に手入れされた第一世代のBMW M3 に加え、BMW M 社は、ブルックリンの Kith ポップアップ・ストアで行われるコラボレーションの公式発表のために、第 6 世代を迎えた高性能モデルの特別車両を提供した。この唯一無二の BMW M4 Competition x KITH は、BMW E30 M3 と同様に、当時のオリジナル・カラーであるシナバ・レッドで塗装されている。このカラーは、現在は正規の BMW プログラムでは利用できなくなっているが、両モデルのつながりを示すため、今回特別にこの BMW M4 Competition のために選択された。さらにこの車には、テールゲートの M4 コンペティション・ロゴの代わりに、同じスタイルの BMW M ストライプ付きの黒い Kith ロゴが採用されている。M カーボン・バケット・シートのヘッドレストの下方にも、このロゴの照明付きバージョンが配置されている。ヘッドレストのブラックのレザーとセンター・コンソールには、Kith のロゴが刻印されている。

このワンオフ・カーのために選び抜かれた、ロゴが刻印されたレザーは、ファイグ氏の BMW E30 M3 の新しいシート・カバーにも使用された。ファイグ氏の車両に付けられている BMW M ストライプ付きの KITH ロゴにはシルバーの文字が入っており、エンジン・フード、テールゲートおよびステアリング・ホイールは、BMW という文字の代わりに Kith と入れられた、当時の BMW ロゴの特別バージョンで飾られている。

複数のブランドが融合した新しいロゴは、Kith とその他の世界的に有名な企業との数々のコラボレーションのトレードマークである。今回 BMW も、コラボレーション・パートナーのために初めて自身のブランド・エンブレムを変更し、150 台の BMW M4 Competition x KITH のために、互いのブランドを組み合わせた新しいロゴが誕生するに至った。このロゴにおいては、よく知られている BMW エンブレムの周囲に、さらにBMW M カラーであるライト・ブルー、ダーク・ブルー、レッドのリングがあしらわれている。その上には、明るい色の文字で Kith と今回のコラボレーションに関する詳細が記載されている。BMW M4 コンペティション x KITH のリヤには、BMW M ストライプ付きの黒い Kith ロゴが配置されている。この限定モデルには、BMW E30 M3 のボディ・カラーの中で当時特に人気のあった 3 色へのオマージュとして、マット・カラーのフローズン・ブラック、フローズン・ダーク・シルバーおよびフローズン・ブリリアント・ホワイトのみが用意されている。

この限定モデルの真のハイライトは、KITH カーボン・ルーフである。このオプション装備では、グレーの文字の KITH ロゴと BMW M ストライプがルーフ表面に配置されている。標準装備の M コンパウンド・ブレーキ・システムには、M ロゴの入ったレッドのブレーキ・キャリパーが備わっている。これらは、フロント 19 インチ、リヤ 20 インチの M 鍛造ホイール 826M バイ・カラー/ジェット・ブラック(ソリッド)のダブル・スポークを通してよく見ることができる。

BMW M4 Competition x KITH の室内空間を覗き込むと、3 色の M カーボン・バケット・シートが目に入る。ブラックのフル・レザー・メリノには、BMW M カラーのライト・ブルーとレッドのディテールが鮮やかなアクセントを添えている。ファイグ氏の BMW E30 M3 と同様に、BMW M4 Competition x KITH の前席および後席のヘッドレストとセンター・アーム・レストに採用されているブラックのレザーには KITH ロゴが刻印されている。センター・コンソールには、Kith ロゴと BMW M ストライプがあしらわれた専用のエンブレムが配置されている。前席ヘッドレスト下方の照明付き M バッジにも、同様に Kith ロゴが入っている。

この限定モデルは、BMW M4 Competition のテクノロジーを引き継いでいる。BMW M 社製エンジン特有の高回転特性を備えた新しい直列 6 気筒エンジンは、最新仕様の M ツインパワー・ターボ・テクノロジーにより、最高出力 375kW[510ps]を発生し、最大トルク 650Nm を発揮する。ドライブロジック付き 8 速 M ステップトロニック・トランスミッションが標準装備されており、0-100 km/h 加速をわずか 3.9 秒で達成し、12.5 秒で 200km/hに到達する。BMW M4 Competition x KITH には、従来の後輪駆動のほか、BMW M4 Competition と同様に、オプションで 4 輪駆動システム M xDrive も用意されている。

*: いずれの数値もヨーロッパ仕様値です。

BMW M4 Competition の標準装備と Kith コラボレーション専用装備に加えて、限定モデルにはいくつかのオプション装備が追加されている。その中には、M コンパウンド・ブレーキ・システム、M 鍛造ホイールおよび M カーボン・バケット・シートのほか、M カーボン・エクステリア・パッケージ、BMW レーザー・ライトおよび BMW Individualライト・シャドー・ラインが含まれる。室内空間には、カーボン・ファイバー・インテリア・トリムと操作エレメント用のクローム・アプリケーションが採用されている。限定エディション BMW M4 Competition x KITH は、2021 年夏から納車が開始される予定である。 ​ ​








ビー・エム・ダブリュー株式会社ホームページはこちら

キーワードをクリックして関連ニュースを検索

#ビー・エム・ダブリュー
#2020年10月23日