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Vesperの世界初AdaptiveZeroPowerListening™技術が、 スマートホームデバイスの「ハンズフリー」を実現
2020年8月6日
Vesperの世界初AdaptiveZeroPowerListening™技術が、
スマートホームデバイスの「ハンズフリー」を実現
バッテリー寿命の延長と、ユーザ家庭の電力消費を軽減
2020年8月6日(東京)、最先端圧電センサのグローバルMEMSサプライヤーであるVesperは、クラス最高の音響性能でバッテリーの待機時間を10倍に延長可能にする強力な省電力アーキテクチャであるAdaptiveZeroPowerListening™を搭載した、初のインテリジェントデジタルマイクロフォンの新製品「VM3011」を発表しました。VM3011は、低消費電力の常時リスニング・デバイス市場におけるVesperの技術的リーダーシップをさらに強固なものにします。
VM3011は、品質と性能で業界をリードするVesperの特許取得済み圧電MEMSトランスデューサ技術をベースにした、市場で成功を収めている製品群を拡大します。AdaptiveZeroPowerListening™技術は、リアルタイムで環境の音響特性を自動的に学習し、システムがバックグラウンドノイズを無視し、キーワードやその他の希望する音響トリガーだけに反応してウェイクアップすることを可能にします。これにより、システムは90%以上の時間を冬眠状態にし、バッテリー寿命を10倍以上に延ばすことができます。
VesperでCEOを務めるMattCrowleyは、次のように述べています。「既存の常時監視システムは継続的に動作しているため、コンセントに接続しなければなりません。VM3011は、これらのシステムがバッテリー電源で数ヶ月から数年稼働するという新しいパラダイムを生み出しました。この技術は、常時監視型ファーフィールドTVリモコン、常時監視型スマートウォッチ、ホーム・セキュリティ・カメラ、ドアベル、その他多くのシステムなど、新しいクラスの製品に電力を供給することになるでしょう。Vesperは、今年後半にVM3011を搭載した製品を展開する予定の先行顧客とすでに契約しています」
VM3011のターゲットアプリケーションには、IoT製品、ポータブルスマートスピーカー、スマートウォッチ、遠距離リモコン、セキュリティカメラ、ガラス破りセンサ、自動車、医療機器、その他のバッテリー駆動システムなどが含まれます。
AdaptiveZeroPowerListeningを紹介
環境への堅牢性:VM3011は、環境に堅牢なアプリケーションでの動作のために、防水・防塵規格のIP57の評価を受けています。マイクに外部の保護メッシュは必要ありません。これによって、デバイスメーカーのコスト削減につながるだけでなく、最終的なアプリケーションの音響性能を向上させます。埃と水のテストは最高の基準に従って実施され、Vesperは完全に水中に沈められ、広範囲の埃や過酷な環境テストを受けた後、ゼロ故障率を達成した唯一のマイクロフォン・メーカでした。
VM3011の詳細
VM3011は、業界標準の3.76mmx2.95mmx1.3mmの小型パッケージを採用し、感度劣化のないリフローはんだに対応しています。VM3011は2020年第4四半期までに量産を開始する予定です。詳細については、こちらまでお問い合わせください(info@vespermems.com)。
Vesperについて
Vesper独自の圧電MEMS技術は、市場で最も信頼性の高い先進的なMEMSマイクロフォンを生み出しました。
Vesperの受賞歴のあるMEMSマイクロフォンは、10年以上にわたって市場を席巻してきた静電容量式MEMSマイクロフォンを大きく飛躍させたものです。AdaptiveZeropowerListening™技術を搭載したVesperのデバイスは、クラス最高の音響性能を備えたバッテリー待機時間を10倍に延長しています。広範囲の音声インタフェースのこの新時代は、リモートコントロール、TWS、モバイルスマートフォン、スマートウォッチ、ポータブルスマートスピーカー、セキュリティデバイスなどのデジタルデバイスとの自然なインタフェースを可能にします。
Vesperは、最低消費電力と最高の音響性能で業界をリードしています。
Vesperに関する詳細は、こちらをご参照ください。www.vespermems.com,Twitter,YouTube,Vesperブログ,videolibraryへのリンク
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