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ヴァイサラのセンサ技術がNASAの探査ローバーに搭載され、火星の大気調査へ【ヴァイサラ】
2020年7月13日
ヴァイサラのセンサ技術がNASAの探査ローバーに搭載され、火星の大気調査へ
— 7月20日にフィンランド気象研究所とWebcastトークイベントを開催—
ヴァイサラ株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役:ヴェリ・ソレフマイネン、以下ヴァイサラ)は、ヴァイサラのHUMICAP(R)湿度センサとBAROCAP (R) 圧力センサがフィンランド気象研究所(以下、FMI)の計測器に活用され、米国航空宇宙局(以下、NASA)の探査ローバー「パーサヴィアランス(Perseverance)」に搭載されたことをお知らせします。これにより、ヴァイサラはNASAの火星探査プロジェクトにおいて信頼性の高い大気観測を可能にしま53
また、7月20日(月)には、FMIと共同で、宇宙研究での計測の重要性に関するWebcastトークイベントを開催します。
■火星でも通用するヴァイサラのセンサ技術
過酷な火星の環境条件での計測において、正確かつメンテナンスや修理が不要なセンサ技術が必要となります。ヴァイサラのHUMICAP (R) センサとBAROCAP (R) センサは、長期安定性と優れた精度、そして宇宙の極限状況下における耐久性が評価され、FMIの計測器に採用となりました。同センサは、気象ステーションやラジオゾンデ、温室、データセンターの監視などさまざまな工業・環境用途にも使われています。
ヴァイサラのセンサ技術について、詳しくはこちらをご覧ください。(英語記事を含みます)
https://www.vaisala.com/ja/case/vaisala-humicapr-sensor-measuring-relative-humidity
■ 長年の経験をもとに、今後のさらなる火星大気観測にも寄与
今回FMIの計測器に活用されたHUMICAP (R) センサとBAROCAP (R) センサは、2012年にNASAの火星探査ローバー「キュリオシティ」に搭載されたものを応用したものです。ヴァイサラは1950年代から宇宙探査用のセンサを提供してきました。今回のミッションも、今後の火星での観測ネットワーク拡大に貢献します。
■ FMIとの共同Webcastトークイベントの開催
宇宙環境でも通用する技術やその重要性、そして宇宙研究での計測が握る役割についてヴァイサラとFMIが共同で解説します。ヴァイサラの専門家に加えゲストも迎え、事例を交えつつご紹介します。なお、イベントは英語(英語字幕つき)で行われます。
日時: 7月20日(月)21:30~22:30(日本時間)
視聴登録はこちら(英語のみ・無料)
https://www.vaisala.com/en/events/events/lp/get-space-mood-join-virtual-event-july-20
■ ヴァイサラについて
ヴァイサラ社は、環境/産業計測分野における世界的なリーディング企業です。当社は80年以上にわたる経験を活かし、より良い世界に向けた観測を提供します。ヴァイサラは世界各国のお客様にとって、革新的な観測・計測機器とサービスを総合的に提供できる信頼されるパートナーです。本社であるVaisala Oyjはフィンランドのヘルシンキにあり、世界各国に約1,850人の社員を有し、NASDAQ Helsinki に上場しています。当社に関する詳細は、www.vaisala.com
およびwww.twitter.com/VaisalaGroup
をご覧ください。
■ フィンランド気象研究所(FMI)について
フィンランド気象研究所は、フィンランド運輸・通信省に属する研究サービス機関です。大気と海に関する高品質な観察と調査を主な使命とし、気象、気候、海洋サービスにその専門性を発揮しています。宇宙研究に関するFMIの詳細は、https://space.fmi.fi/およびwww.linkedin.com/company/finnish-meteorological-instituteをご覧ください。
● HUMICAP、BAROCAPはヴァイサラ社の商標です。
● 本報道発表資料に記載されている内容は発表日現在の情報であり、予告なく変更される場合があります。
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