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新型「GLE クーペ」を発表【メルセデス・ベンツ日本】
2020年6月11日
デザインを追求した SUVクーペ
新型「GLE クーペ」を発表
・ SUVクーペとしての存在感のあるスタイリッシュなフォルムと、余裕ある広さ の後席やラゲッジスペースを実現
・ 道路の凹凸やコーナリング状態に合わせて快適な乗り心地を作り出す、 アクティブサスペンション
「E-ACTIVE BODY CONTROL」をオプション設定*1
・ 最新の安全運転支援システムと対話型インフォテインメントシステム「MBUX」 を標準装備
*1: GLE 400 d クーペ スポーツにオプション設定
メルセデス・ベンツ日本株式会社(社長:上野金太郎、本社:東京都品川区)は、新型「GLEクーペ」を発表し、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて、本日より注文受付を開始します。なお、お客様への納車は本年6月下旬より順次予定しております。
「GLEクーペ」は、2016年に誕生し、メルセデス・ベンツSUVの中核モデルGLEをベースにスタイリッシュでSUVらしい存在感、走行性能と利便性を備えたモデルです。
2代目となる新型GLEクーペは、SUVクーペとしての個性を引き継ぎながら、内外装デザインを一新し、最新技術と装備を搭載して生まれ変わりました。オンロードでの高いアジリティはそのままに、室内スペースが拡大し、全ての乗員が快適に過ごすことができるほか、自然対話型インフォテインメントシステム「MBUX(メルセデス・ベンツユーザーエクスペリエンス)」と最新の安全運転支援システムを備えています。
ラインアップは、静かでスムーズな直列6気筒クリーンディーゼルエンジン搭載の「GLE400d4MATICクーペスポーツ」、直列6気筒エンジン、ISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)、48V電気システムおよび電動スーパーチャージャーを組み合わせ、さらに可変トルク配分を行う、パフォーマンス志向の四輪駆動システム「AMG4MATIC+」を採用する「メルセデスAMGGLE534MATIC+クーペ(ISG搭載モデル)」をご用意しました。
なお、GLE53には、新車購入から3年間、一般保証修理/定期メンテナンス(点検整備の作業工賃・交換部品)/24時間ツーリングサポート/地図データ更新が無償で提供される走行距離無制限の保証プログラム「メルセデス・ケア」が適用されます。
また、メルセデス・ケア期間中には、ご希望のモデルを3回無料でご利用いただける週末貸出サービス「シェアカー・プラス」もご利用頂くことが可能です。
さらに、メルセデス・ケア終了後も引き続き2年間、一般保証修理、定期メンテナンスや24時間ツーリングサポートをご利用いただける有償のサービスプログラム「メンテナンス&保証プラス*4」をご用意しています。*4メンテナンスサービスは総走行距離75,000kmまでで終了となります。
エクステリアデザイン
新型GLEクーペは、全長4,955mm(先代モデル比+65mm)、全幅2,020mm(先代モデル比+5mm)、全高1,715mm(先代モデル比-15mm)と堂々とした風格のあるボディサイズです。ホイールベースは2,935mmと先代モデルと比べて20mm長くなっていますが、GLEよりも60mm短いため、スポーティなエクステリアデザインとハンドリングを両立しています。
フロントデザインは、メルセデス・ベンツSUVファミリーの特徴とクーペを強調するデザインを組み合わせています。シングルルーバーのダイヤモンドラジエーターグリルは、メルセデス・ベンツのクーペデザインを踏襲しています。一方、ルーバーの開口部は、フロントエプロンのアンダーガードと同様にSUVの特徴を表現しています。AMGラインでは、グリルは下向きにA字型に広がり、ダイヤモンドラジエーターグリルのピンにはクロームが採用されます。
サイドは、低く構えるウィンドウフレームとなだらかな丸みを帯びたルーフラインを組み合わせることで、新型GLEクーペをよりダイナミックかつエレガントなデザインを生み出しています。サイドウインドウより下のボディは、意識的に柔らかくスタイリングされ、面がアクセントになっており、大きなホイールアーチを効果的に強調しています。また、21インチの大径ホイールにより、さらにスポーティなデザインを高めています。
新型GLEクーペのダイナミックなデザインは、リアに集約されます。後席ドアからテールランプまで力強く筋肉質なショルダーラインが伸びており、スリムで細長いリアコンビネーションランプと合わせて、テールエンドの幅を強調しています。2分割リアコンビネーションランプは、丸みを帯びたブロックがメルセデス・ベンツSUVの特徴的なデザインを踏襲しています。
インテリアデザイン インテリアは、ラグジュアリーでエレガントなデザインと、MBUXの高度なデジタル技術が特徴です。ダッシュボードには「12.3インチワイドディスプレイ」と「12.3インチコックピットディスプレイ」を装備し1枚のガラスカバーで融合することで、ドアパネルまで流れるような先進的なデザインを描いています。インテリアトリムも同様に、一方のフロントドアから反対側のフロントドアまで続く水平ラインがアクセントとなっています。センターコンソールには、SUV特有の装備として、大きなグラブハンドルを左右に設けました。4つに水平に並んだ四角いエアベントは、標準モデルのフロントグリルに採用されているルーバーのデザインがモチーフとなっており、メルセデス・ベンツのSUVのエッセンスを表現しています。滑らかなレザーやトリムには上質感が溢れ、デザインを一新したスイッチ類は金属の質感を備えています。また、前席にシートベンチレーターと温冷機能付きカップホルダーを採用し、長距離移動などでの快適性をさらに高めました。
新型GLEクーペのインテリアは、7名乗車のGLEと比較すると5名乗車のクーペスタイルであるためにスペースは狭くなりますが、先代モデルよりもホイールベースが20mm長くなっているため広く快適な室内空間を提供します。ホイールベースの伸長により、乗降性が向上するとともに、乗員のレッグルームをしっかりと確保しています。また、室内の収納スペース容量は、合計40リットルに増加しました。
ラゲッジルームは、655~1790リットルとクーペスタイルでありながら十分な積載性を確保しています。これは先代モデルより70リットル増加しています。また、AIRMATICサスペンションを標準装備していることにより、荷物を積み下ろす際にはボタンを押すだけでテールエンドを50mm下げる機能も備わっています。さらに、両手がふさがっている時に、リアバンパーの下側に足を近づけることで、センサーが感知し、テールゲートを手を使わずに開閉できるフットトランクオープナー(テールゲート自動開閉機能)を標準装備しています。
エナジャイジングコンフォート
「エナジャイジングコンフォート」は各種ヒーターやパフュームアトマイザー、シート設定、照明、音楽等のシステムを統合的にコントロールし、快適性を高めます。「リフレッシュ」や「バイタリティー」「トレーニング」の3プログラムから選択することが可能です。さらに、「エナジャイジングコーチ」機能を使用すると、高度なアルゴリズムに基づき走行時間等を加味したうえで、さらにGarmin®*2製スマートウォッチを装着した場合は、ドライバーのストレスレベルや睡眠の質などの個人データも活用し、運転手をサポートするモードを提案します。
また、シートクッションとバックレストのわずかな動きにより、着座姿勢の変更をサポートする「エナジャイジングシートキネティクス」が装備されます。
*2:Garminは、Garmin社の登録商標です。
MBUX(メルセデス・ベンツユーザーエクスペリエンス)とワイヤレスチャージング機能
新型GLEのインフォテインメントシステムは、12.3インチの大型ワイドスクリーン2画面を標準装備し、表示モードは、GLE400dクーペスポーツはクラシック/スポーツ/プログレッシブ/ジェントル、メルセデスAMGGLE534MATIC+クーペはクラシック/スポーティ/スーパースポーツ/ジェントルの4種類から好みに応じて選ぶことが可能です。マルチメディアシステムは、自然対話式音声認識機能を備えた対話型インフォテインメントシステム「MBUX」を搭載しました。その最大の特長の1つが、人工知能による学習機能で、特定のユーザーに適応する個別対応能力を備えています。ボイスコントロールは「Hi(ハイ),Mercedes(メルセデス)」をキーワードとして起動します。音声認識機能は多くのインフォテインメント機能(目的地入力、電話通話、音楽選択、メッセージ入力・読み上げ、気象情報)に加え、クライメートコントロール、各種ヒーター、照明など多様な便利機能にも対応しています。また、スマートフォンのコネクティビティ関連機能も拡張されました。Qi規格対応機種の携帯電話を無線充電する「ワイヤレスチャージング機能」を前席に全車標準装備しています。
テレマティクスサービス「Mercedesmeconnect」を標準設定
自動車が通信することによりお客様の利便性を向上する先進的なテレマティクスサービス「Mercedesmeconnect」は、「24時間緊急通報サービス」などを最長10年間無償でご提供する「安心安全サービス」、Send2Carなどを3年間無償でご提供する「快適サービス」、メルセデス・ベンツ24時間コンシェルジュサービスを1年間無償でご提供する「おもてなしサービス」の3つのサービスカテゴリーから構成されます。
「安心安全サービス」-24時間緊急通報サービス:事故検知時(エアバッグ、シートベルトテンショナー展開時)または車内にあるSOSボタン押下時に、コールセンターが消防に連絡します。-24時間故障通報サービス:ツーリングサポートが必要な際に、meボタンを押下するとツーリングサポートセンターにつながります。
「快適サービス」-リモートドアロック&アンロック:スマートフォンの操作で車両ドアのロック、アンロックができます。-リモート(車両)ステータス確認:車両の走行距離、燃料計、平均燃費等の状態をアプリ等で確認できます。-駐車位置検索:駐車した車両の位置をアプリの地図上に表示します。-Send2Car:スマートフォンから、ナビゲ―ションの目的地を遠隔設定できます。-ナビゲーションサービス:天気やガソリン価格情報を地図上に表示することや、USBオンデマンド地図更新をご利用頂けます。
「おもてなしサービス」-メルセデス・ベンツ24時間コンシェルジュサービス:車内から専用ボタンを押すだけで専門のオペレーターが24時間365日対応します。車載された通信モジュールを利用し、ナビゲーションの目的地を設定レストランやホテル等の検索・予約サポート*3メルセデス・ベンツ正規販売店の検索・ご案内緊急時の病院の案内など
*3:施設により本予約と仮予約のいずれかのご提供となります
インテリジェントドライブ:最新世代の安全運転支援システムを搭載
新型GLEクーペには「Sクラス」と同等の、最新世代の運転支援システムシステムが全てのモデルで標準装備されています。「アクティブブレーキアシスト(歩行者/飛び出し/右折時対向車検知機能付)」は、対向車線を横切って右折しようとするときに、対向車線を直進してくる車と衝突する危険がある場合、車速10km/h以内であれば自動ブレーキが作動します*4。対向車の検知は、フロントの長距離レーダーセンサーとステレオマルチパーパスカメラを使って行われます。
*4:センターライン(実線、破線、白色、黄色いずれでも可)のある道路で、ドライバーによる進路変更の意思表示があり(ウインカー操作)、かつ車線境界を越えずに車両を停止させることが可能な場合。
メルセデス・ベンツGLE400d4MATICクーペスポーツ
「GLE400d4MATICクーペスポーツ」には、最高出力330PS(243kW)、最大トルク700N・mと、メルセデス・ベンツ乗用車の中で最高水準の出力を誇る3リッター直列6気筒クリーンディーゼルエンジン「OM656」を搭載しています。2ステージターボチャージャーを使用し、小さいタービンにはさらに可変タービンジオメトリーを採用しており、低回転域から高回転域まで全域でトルクフルな加速を可能にしています。効率性や環境性能の追求はもちろんのこと、低振動で高い静粛性を有しています。
トランスミッションは、9G-TRONICオートマチックトランスミッションを採用しました。1速から9速までの変速比幅が広いことから、エンジン回転数が大幅に低減され、優れたエネルギー効率と快適性を実現しました。また、前後100-0%~0-100%の連続可変のトルク配分を行うことで、オンロードとオフロードの性能をさらに高いレベルで両立させた新開発の4MATICを採用しています。
GLE400d4MATICクーペスポーツに標準装備の「AIRMATICサスペンション」は、走行状況に合わせて四輪それぞれを電子制御する連続可変ダンピングシステムとの組み合わせで、快適な乗り心地とダイナミックな走行性能を高いレベルで両立します。高速走行時または「Sport」や「Sport+」モードでは車高を下げて走行安定性を向上させます。
オプション設定の「E-ACTIVEBODYCONTROL」は、ハイドロニューマチック(油圧空圧)装置によりダイナミックに変化する力を発生させてエアサスペンションが発生する力に重ね合わせ、加減速中、横方向加速発生中(カーブ)、不整路走行時などに車体をアクティブに支持・減衰し、凹凸の激しい路面を走行する際にはエネルギーの回収も行うことができます。
オフロード機能には脱出モードが設定され、砂丘でスタックして動けなくなるといった多くのトラブルから容易に抜け出せるよう支援します。可能な場合は、サスペンションレベルを上下させる動作を自動で数回繰り返すことにより、タイヤが地面に加える圧力を変化させてトラクションを改善します。ホイールレベルの個別調整機能もオフロード走行のために新たに開発されました。これは、センターディスプレイのタッチスクリーンから各ホイールに対する車高を個別に調整できるもので、これにより、不整路でホイールの1つを溝に落とした場合や、1輪のスプリングがフルバンプ状態にまで収縮した場合などに、車体の姿勢を改善することができます。この機能にはまた、問題が発生しているホイールのトラクションやトルクを高める効果もあります。
さらに、このサスペンションはダイナミックカーブ機能「CURVE」を備えており、コーナリング時には2輪車のようにボディを内側に3段階で傾けることで、乗員に感じられる遠心力を低減します。また、カメラで路面を常に監視し、凹凸を検知するとその箇所に差し掛かる前にサスペンションが対応し、凹凸の大部分を吸収する「ロードサーフィススキャン」機能を備え、乗り心地をさらに改善します。
メルセデスAMGGLE534MATIC+クーペ「メルセデスAMGGLE534MATIC+クーペ」は、直列6気筒エンジン、ISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)、48V電気システムおよび電動スーパーチャージャーを組み合わせ、さらに可変トルク配分を行う、パフォーマンス志向の四輪駆動システム「AMG4MATIC+」を採用するなど走行性能を追求する一方、快適性能も維持し、トータルバランスに優れたモデルです。今回、追加するGLE534MATIC+クーペには、さらに、走行安定性を向上させる新システム「AMGACTIVERIDECONTROL」を搭載したことで、更にダイナミックなドライビングが可能となりました。デザイン面においても、縦にルーバーが入ったAMG専用ラジエターグリルのほか、AMGスポーツシート、AMGパフォーマンスステアリング等、最新の専用装備を備え、メルセデスAMGモデルとしての存在感を高めています。
エンジンは、先代の「メルセデスAMGGLE434MATICクーペ」比で、出力が68PS(50kW)向上し、最高出力435PS(320kW)、最大トルク520N・mを発揮する直列6気筒エンジン「M256」を搭載しています。
ISGはエンジンとトランスミッションの間に配置された、最高出力21PS(16kW)、最大トルク250N・mを発生する電気モーターで、オルタネーターとスターターの機能も兼ねています。この電気モーターと「48V電気システム」により、従来のハイブリッド車のような回生ブレーキによる発電を行い、約1kWhの容量のリチウムイオンバッテリーに充電します。エンジンが低回転時には、その電力を利用して動力補助を行うことで、高い効率性と、力強い加速を実現します。スターターが高出力な電気モーターとなることで、エンジン始動時の振動を抑え、エンジンスタートおよびアイドリングストップの際の再スタートの快適性を向上しました。
また、アイドリング時には、電気モーターの充電電流を調整することで、エンジン回転数を低回転で安定的に保つことを可能にし、効率性、快適性および静粛性に寄与します。さらに、このモーターはシフトチェンジ時にも使用され、エンジンが理想的回転数に達するまでの時間を最小限に抑えるためのアシストも行います。これによりシフトチェンジに必要な時間が短縮され、スムーズでタイムラグの少ないシフトチェンジを実現します。
「M256」エンジンは、ターボチャージャーを備えており、低回転域で過給を行う「電動スーパーチャージャー」を搭載することにより、ターボラグを解消しています。電動スーパーチャージャーとISGによる動力補助および排気ターボチャージャーとの組み合わせで、あらゆる回転域で俊敏なエンジンレスポンスを実現しています。
トランスミッションは、ダイレクト感のある素早いシフトチェンジと高い伝達効率を実現した電子制御式9速トランスミッション「AMGスピードシフトTCT(トルク・クラッチ・トランスミッション)」を搭載。通常のオートマチックトランスミッションに見られる損失を低減し、軽量化も相まって燃費の大幅な向上とレスポンス向上に貢献しています。シフトダウン時の自動ブリッピング機能やレーススタート機能によってダイナミックな走りも愉しめます。
また、シフトダウン時に一速飛ばしたギアを選択したり、自動ダブルクラッチ機能など効率良くシフトチェンジを行います。
足回りには、「AMGRIDECONTROL+エアサスペンション」をベースに、高いアジリティとニュートラルなコーナリング、最適なトラクションを実現した「AMGACTIVERIDECONTROL」を採用しています。前後アクスルそれぞれに配されたアクチュエーターが独立して動き、車体の安定化を図ります。電気機械式でレスポンスが速く、1秒あたり1,000回の頻度で路面の状態に対応した制御を行うことができます。これにより、直進時にはしなやかな足回りによる快適な乗り心地を発揮しながら、コーナリングや車線変更時にはロールを効果的に抑制し、より快適でダイナミックなドライビングを可能としました。 メーカー希望小売価格(消費税込み)は以下の通りです。
なお、新型「GLEクーペ」には、新車購入から3年間、一般保証修理/定期メンテナンス(点検整備の作業工賃・交換部品)/24時間ツーリングサポート/地図データ更新が無償で提供される走行距離無制限の保証プログラム「メルセデス・ケア」が適用されます。
また、メルセデス・ケア期間中には、ご希望のモデルを3回無料でご利用いただける週末貸出サービス「シェアカー・プラス」もご利用頂くことが可能です。
さらに、メルセデス・ケア終了後、有償の保証延長プログラムとして、一般保証および24時間ツーリングサポートを2年間延長する「保証プラス」と、4、5年目のメンテナンスサービスにおいて、初回車検時および4年目の点検や定期交換部品、消耗品の交換をパッケージでご提供する「メンテナンスプラス*7」をご用意しています。
*7:新車登録日から59ヶ月後の応当日の前日、または総走行距離75,000km到達時のいずれか早い時点で終了となります。
新型GLEクーペに搭載される安全運転支援システムの詳細説明
「インテリジェントドライブ」
飛躍的に進化した「レーダーセーフティパッケージ」
高度化されたステレオマルチパーパスカメラとレーダーセンサーの働きにより周囲の交通状況をより的確に把握することができるようになり、機能が大きく強化されました。
・アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック(自動再発進機能付)
・アクティブステアリングアシスト
「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック(自動再発進機能付)*8」は、ステレオマルチパーパスカメラとレーダーセンサーにより、高速道路などの走行時に先行車を認識して、速度に応じて車間距離を調節します。減速が必要な場合、アクセルおよびブレーキを自動調整してスムーズに減速し、先行車が停止した場合は自車も停止します。また、新たに停止している先行車の検知も可能となりました。先行車および停止中の車両との距離が突然縮まった場合には、警告灯と警告音でドライバーに知らせます。
自動再発進機能も備わり、高速道路での渋滞時に自動停止した際、30秒以内に先行車が発進した場合は、ドライバーがアクセルを踏まなくても自動で再発進します(一般道では3秒以内)。30秒以上停止していた場合は、アクセルを軽く踏む、またはステアリング上のスイッチを使用して再発進が可能です。
「アクティブステアリングアシスト」は、車線のカーブと先行車を、車線が不明瞭な道ではガードレールなどを認識し、車間を維持しながらステアリング操作をアシスト*9します。
*8:アクティブディスタンス・ディストロニック(自動再発進機能付)作動速度範囲:0~約210km/h設定可能速度範囲:約20~210km/h
*9:車線が不明瞭な場合のアクティブステアリングアシスト作動範囲:0~約130km/h
・渋滞時緊急ブレーキ機能
ステレオマルチパーパスカメラとレーダーセンサーで、先行車およびその左右の車線を監視します。突然渋滞の最後尾が現れた場合などに、前走車との衝突の危険を検知します。その左右などに回避スペースが無いと判断すると、即座に自動ブレーキが作動し、衝突回避または被害軽減を図ります。回避スペースがある場合は、ドライバーの回避操作を優先します。ただし、ドライバーが反応しない、または回避操作が遅れて衝突が回避できないと判断した場合には、即座に自動ブレーキが作動します。さらに、渋滞末尾で回避操作を行う空間的余裕がない危険な状況を検知して、通常よりはるかに早い段階でブレーキを自動で作動させる機能も搭載しました。
・アクティブレーンチェンジングアシスト
高速道路を走行時にアクティブステアリングアシストが起動している際に、ドライバーがウインカーを点滅させると3秒後に車両周囲を監視しているセンサーが他の車両などとの衝突の危険が無いことを確認し、安全が確認された場合に自動で車線を変更します。また、ドライバーがウインカーを作動させたときに周囲の状況により車線変更ができない場合でも、10秒以内であれば、システムが車線変更できるかどうか確認し続け、自動で車線変更を行います。その際、作動状況をマルチファンクションディスプレイに表示します。
*10:作動速度範囲:約80km/h~180km/h(一般道での利用不可)
・ アクティブエマージェンシーストップアシスト
アクティブステアリングアシストが起動している際に、ドライバーが一定時間 ステアリング操作を行わない場合、警告灯と警告音によってステアリングを握るよう 促し、それでもドライバーがステアリング、アクセル/ブレーキ、タッチコントロール ボタンの操作の反応が無い場合は、さらに警告音を鳴らしながら、緩やかに 減速して停止します。また、車両停止後は自動的にパーキングブレーキが かかることで、後方からの衝突による二次災害を防止します。
・ アクティブブレーキアシスト (歩行者/飛び出し/右折時対向車検知機能付)<機能強化>
対向車線を横切って右折しようとするときに、対向車線を直進してくる車と衝突 する危険がある場合、通常の車速範囲内であれば自動ブレーキが作動します*11。 対向車の検知は、フロントの長距離レーダーセンサーとステレオマルチパーパス カメラを使って行われます。
*11: センターライン(実線、破線、白色、黄色いずれでも可)のある道路で、
ドライバーによる進路変更の 意思表示があり(ウインカー操作)、
かつ車線境界を越えずに車両を停止させることが可能な場合。
*12: 作動速度範囲:約 7~250km/h
*13: 歩行者検知機能 作動減速範囲:約 7~70km/h
*14: 作動速度範囲は、気象条件や道路状況等により変動することがあります。
・ 緊急回避補助システム
車両前方にいる車道横断中の歩行者などとの衝突の危険を検知すると、 システムが正確なステアリングトルクを計算して、ドライバーのステアリング操作 をアシストします。また、回避後の車線復帰も同様にサポートします。
*15: 作動速度範囲:約 20~70km/h
・ トラフィックサインアシスト
一般道や高速道路を走行中、カメラが制限速度などの標識を読み取り、 ディスプレイに表示し、制限速度を超えた際には警告音を出してドライバーに 注意を促す機能も搭載します。
・ アクティブレーンキーピングアシスト
フロントウインドウのステレオマルチパーパスカメラが車線を検出し、フロント ホイールが走行車線を越えたと判断するとステアリングを断続的に微振動 させてドライバーに警告します。ドライバーが反応しない場合は自動補正ブレーキ によって車両を車線内に戻そうとします。なお、破線の車線走行時には隣車線 の車両もしくは対向車と衝突の危険がある場合にのみ作動します。
*16: 作動速度範囲:約 60km/h~200km/h
・ アクティブブラインドスポットアシスト
リアバンパー左右のレーダーセンサーにより、車両の斜め後ろのミラーで 見えない死角エリアに車両や自転車がいることを警告します。さらに、30km/h 以上で走行の際に側面衝突の危険がある時にはブレーキを自動制御して、 危険回避をサポートします。追い越し車線に移ろうとして斜め後ろにいる車両 に気づかなかった時など、ドライバーの不注意によるミスを予防し、安全な 走行を支援します。
*17: 作動速度範囲:約 8~200km/h
*18: 自動コース修正作動減速範囲:約 30~200km/h
・PRE-SAFE®プラス(被害軽減ブレーキ付後方衝突警告システム)
リアバンパーに設置されたレーダーセンサーが後方のクルマを監視して車間距離と接近速度から衝突の危険があると判断すると、ハザードランプを素早く点滅させて後続車のドライバーに警告するとともに、インジケーターによりドライバーに警告します。自車が停止中で後続車が十分に減速しない場合は、後方からの衝突に備えてブレーキ圧を高めます。これにより玉突き衝突の回避など二次被害の軽減をサポートします。さらにシートベルトテンショナーも作動させ、衝撃の影響の低減を図ります。
・PRE-SAFE®サウンド
システムが不可避の衝突を検知すると、車両のスピーカーから鼓膜の振動を抑制する音を発生させ、鼓膜の振動を内耳に伝えるあぶみ骨筋の反射収縮反応を引き起こします。この収縮によって衝撃音の内耳への伝達を軽減します。
ドライバーを支援するその他のシステム
・ドライブアウェイアシスト
車両前方もしくは後方1m以内に障害物があり、その方向に進むギアを選択した場合、アクセルを強く踏んでも時速2km/h以上の速度が出ず、警告音により障害物が近くにあることをドライバーに知らせることで、誤操作の可能性があることを警告します。
*19:停止した際に、一旦Pにシフトした後、DかRに入れる必要があります。通常走行中に停止し、Pにシフトせずに再発進をする場合は、本機能は作動しません。
*20:時速2km/hで走行し、警告にも関わらずドライバーがブレーキを踏まない場合は障害物に衝突します。
*21:停止した際に障害物から1m以上離れている場合、本機能は作動しません。
・マルチビームLEDヘッドライト(ウルトラハイビーム付)
ステレオマルチパーパスカメラと4つのコントロールユニットにより、理想的な配光パターンを毎秒100回の頻度で解析することで、片側84個のLEDを高精度に正確に配光します。道路標識の反射が起こらないように前方を照射することや雨天時に路面からの反射を抑えドライバーに見やすい視界を提供することも可能です。さらに、対向車の眩惑防止はもちろんのこと、カーブを検知すると前もって配光パターンを制御し、カーブの先を早めに照らすことで安全性を高めます。
左:メルセデスAMG GLE 53 4MATIC+ クーペ
右:メルセデス・ベンツ GLE 400 d 4MATIC クーペ スポーツ
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