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業務車両管理サービス「まかせて可視CAR」を開始【古野電気】
2020年6月5日
安全運転、車両管理業務の効率化をサポート
古野電気株式会社(本社:兵庫県西宮市、古野幸男社長、以下、当社)は、車両から取得した情報を活用する新たな業務車両管理サービス「まかせて可視CAR」(まかせてかしかー)を、今年8月から開始します。
本サービスは、営業車や配送・運送車などに特化したテレマティクスサービス※1です。車両に設置した車載端末から取得した情報をウェブ上で一括管理し、豊富なレポートを提供することで安全運転の促進や車両管理業務の効率化をサポートします。
業務車両を管理する企業では、ドライブレコーダーだけでは事故が減らない。勤務時間が正確に把握できない。車両管理の適正化が図りにくいといった課題を抱えており、車両管理サービスのニーズが高まっています。しかし、導入するとなると車両の稼働を止め設置工事をする必要や、リースアップなどで車両を入れ替える際にも、撤去工事といった手間やコストがかかることから、導入しづらいといった声がありました。
今回新たに提供するサービスでは、専用の車載端末を車両のOBDコネクタ※2に接続するだけですぐにサービスの利用が可能で、誰でも簡単に取り付け・取り外しができます。OBDをご利用できないお客さまにも、一部の機能を除き同様のサービスが利用できるソリューションをご用意しています。
ウェブの設定や登録情報の書き換え、機器のサポートなどは、すべて専属のスタッフが行い、お客さまによる業務負担を低減します。
▲ 左:OBD活用ソリューション、右:GPSトラッカーソリューション(非OBD)
本サービスの主な機能
現在位置の確認・運行日報の自動作成
車両やドライバーの位置をリアルタイムに確認でき、急な集荷やお問い合わせがあった場合でも即時に対応することを可能にします。また、走行時間やルートなどの履歴を保存し、自動で運行日報を作成するなど、車両運行管理の効率化を図ります。
危険運転アラート・運転成績表
急ブレーキや急アクセル、規定速度を超過するなどの運転挙動を検知した場合、あらかじめ設定したメールアドレスへ検知情報を通知するほか、当社独自の分析技術で運転技術を自動評価し、ドライバーごとに危険運転への指導や安全運転への意識改革を促し、事故リスクの低減を図ります。
車両稼働実績の見える化
このほか、車両の稼働状況が一目で把握でき、余剰車両の精査や車両保有台数の適正化を容易にし、コスト削減の実現に貢献します。
本サービスは、導入するお客さまが検討しやすいよう、最大1ヵ月無料のトライアル貸出期間を設けています。
▲ 機能イメージ。左:運転成績表、右上:運行日報の自動作成、右下:車両稼働実績
今後の展開
今後、ETC車載器やAIカメラと連携したソリューションの開発を検討しており、お客さまのニーズに合った機能・サービスを拡張していきます。
※1.テレコミュニケーション(Telecommunication=通信)とインフォマティクス(Informatics=情報工学)から
作られた造語です。移動体に携帯電話などの移動体通信システムを利用してサービスを提供することを
総称しています。
※2.OBDコネクタは、2002年以降の国産ガソリン車に共通の形状で搭載されており、
国内対応車種は1200型式を超え、順次拡大しています。
■フルノ製品情報サイトでの本サービス紹介ページ
https://www.furuno.com/jp/dsrc/kashi_car/
<本サービスに関するお問い合わせ先>
古野電気株式会社 システム機器事業部 ITS BU 営業部
営業1課 TEL:0798-33-7510
東京支店 TEL:03-5624-7473
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