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車載Ethernet開発向け 100BASE-T1および1000BASE-T1メディアコンバーターとゲートウェイ 【シェルパ】

2019年3月21日

株式会社シェルパは2019年3月21日、車載イーサネット規格「BroadR-Reach®」(ブローダー・リーチ)、CAN、FlexRayなど車載バスの検証、評価関連機器メーカであるドイツのStarCooperation(以下、Star)と販売代理店契約を締結しました。

  Star製品の代理店シェルパは、2017年に設立、リアルタイムOSとリアルタイムイーサネット(産業用イーサネット)を中心とするプロジェクトの開発とコンサルティング、リアルタイムイーサネットスタックの販売とサポートと、イーサネットのエキスパートとしての経験と実績を持つ企業です。車載イーサネットというオートモーティブ開発で注目されるイーサネット技術対応製品の国内の販売、サポートを行っています。

  Star社は、FlexRay製品の実績を多く持つメーカとして、開発の早い時期から必要な多様なハードウェア製品と、デバイスドライバ、API、開発キット、解析・シミュレーションツールをご提供してきました。新製品として車載イーサネット100BASE-T1および1000BASE-T1(2019年末に発売予定)の検証・評価に有効ハードウェアとソフトウェア(テスト・シミュレーション)を提供しています。

FlexMedia100BASE-T1は、100BASE-T1と100BASE-TX間の双方向コンバーターです。フルスペックである100Mbitsでの双方向をサポートしています。FlexMedia100BASE-T1を使用すると、テストまたは診断のために、車載イーサネットネットワークを標準のPCに接続できます。100BASE-T1対応ECUと開発ツールを簡単に接続することができます。

 

 

 

 

 

 

FlexSwitch1000BASE-T1は、5ポート対応の1000BAE-T1スイッチです。特殊なフィルターメカニズムでスコアリングすることもできます。スイッチの各ポートについて、そのポート上の特定のトラフィックのブロックを許可する基準を定義できます。各機能はハードウェアとして成り立っているので、リアルタイム性に優れています。

 

 

 

 

 

 

多機能バス制御ユニットFlexDevice-Lは、車載イーサネットBroadR-Reach、CAN、CAN-FD、LIN、FlexRayなどバスシステムをサポートし、多数の可変インターフェースを備えているため、イーサネットのルーティングはもちろん、バスインターフェースが必要とされるほとんどのアプリケーションフィールドをカバーします。

 

 

 

 

 

 

レストバスシミュレーション(RBS)およびゲートウェイを生成するソフトウェアです。Autosar、FIBEX、CANdbなど、いくつかのネットワークートDBフォーマットが対応されています。生成されたRBSは、個別のハードウェアで独立して実行されるので、開発中のECUの検証・評価が可能になります。

 

 

 

 

 

車載技術は自動運転・運転アシスト、安全性、コネクティビティにより、大容量でかつ高信頼性のデータ転送また、それに伴う車載ケーブルの軽量化が望まれています。その解決策として期待されるイーサネット(BroadR-Reach®)を用いた通信テストを行うユースケースに非常に有効な製品をStar社は提案しています。シェルパは国内のオートモーティブ分野のユーザーにこれら製品の販売・サポートとコンサルティングを提供していきます。

STARCOOPERATIONについて:Star社は1997年にDaimler社の子会社として設立、オートモーティブ分野の製品とコンサルティング、エンジニアリングサービスを提供。2005年にDaimler社より独立、2014年に車載ネットワーク製品サプライヤEberspacher社を買収し車載ネットワーク(CAN,LIN,FlexRay,Ethernet等)開発ツール製品のラインナップを提供。

本記載内容は、予告なく変更あるいは製造を中止する場合がありますので、最新の情報をご確認ください。

国内代理店:株式会社シェルパ
〒222-0033神奈川県横浜市港北区新横浜2-5-4京浜建物第2ビル601号室
TEL:045-475-2701
www.sherpa-tech.jp








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