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レバータイプで業界初。自動車のドアロック、ラッチ検知に最適 フィメールコネクタ端子付き2方向検出スイッチ「SSCLシリーズ」を開発【アルプス電気】

2012年5月15日

当社は、自動車のドアラッチやドアロック検知などに最適な、フィメールコネクタ端子付き2方向検出スイッチ「SSCLシリーズ」を開発。本年5月より、サンプル出荷いたします。

当社では、1975年に自動車用フェーダコントロールボリュームを発売後、数多くの車載部品を開発・生産。車載部品に求められる耐衝撃性、耐振動性、優れた操作性はもちろんのこと、お客様の生産における自動組立への対応や、環境負荷への配慮など、さまざまなニーズに対応し、市場で高い評価を得てきました。

この市場での実績を生かし、この度、当社では、ドアラッチの検知に最適なレバータイプでは業界初となるフィメールコネクタ端子(凹端子)付き2方向検出スイッチ「SSCLシリーズ」を開発しました。これにより、製品を挿し込むだけで取り付け接続が可能となり(図)、自動組立に対応できます。また、手組みでも作業者のスキルに左右されない、安定した組立に貢献。更に、組立にはんだ付けを必要としないことから、環境負荷の軽減にもつながります。

本製品は、当社がこれまで培ってきた精密加工技術や成型技術、シミュレーション技術を生かし、端子を両面からはさみこむ両面しゅう動接点方式を採用。安定した出力を確保しながら、ゴミなどによる接触不良にも強く、高い信頼性を実現しています。

既に生産している、フィメールコネクタ端子タイプの「SSCWシリーズ」「SPVQ5シリーズ」、2方向検出タイプ「SSCFシリーズ」、防水レバータイプ「SSCNシリーズ」に本製品をバラエティとして加え、多様化する車載市場のニーズに対応していきます。

主な特長

フィメールコネクタ端子付き2方向検出スイッチ「SSCLシリーズ」
1. レバータイプでは業界初のフィメールコネクタ端子を採用
2. ワンタッチ接続を可能としたことで、組み立て時のはんだレスを実現
3. 両面しゅう動接点を採用し、衝撃や振動が加わる環境下で高い接触信頼性を実現
4. 操作時の動作音がなく、機器の静音化に貢献

主な用途

ドアのキー回転方向検知、ドアやトランクの開閉検知などの車載用検出スイッチ
車載機器や白物家電など駆動メカ動作の検出

販売計画

主な仕様


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