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カワサキレーシングチームのジョナサン・レイ選手がスーパーバイク世界選手権で史上初の5連覇を達成し、シリーズ優勝最多記録を樹立【川崎重工業】

2019年10月3日

川崎重工のファクトリーレースチームである「カワサキレーシングチーム」からスーパーバイク世界選手権にNinja ZX-10RRで参戦しているジョナサン・レイ選手が、9月29日のマニクールサーキット(フランス)における第2レースで勝利し、史上初となるシリーズ5連覇を達成。シリーズ優勝最多記録を樹立しました。

ジョナサン・レイ選手は、今シーズン序盤はライバルに先行されたものの、カワサキが表彰台を独占した第7戦ミサノサーキット(イタリア)をはじめとした中盤から盛り返し、逆転。勢いそのままに勝利を重ね、第11戦マニクールサーキットの第2レースで勝利し、シリーズ5連覇を達成しました。また、シリーズ優勝回数でもカール・フォガティの持つ史上最多記録を20年ぶりに上回りました。

■ジョナサン・レイ選手のコメント
「今シーズンは中盤までライバルに追い込まれるレースが続き、今までで最も大きな試練となりました。しかし、我々はそのような状況の中でも常に勝利を目指し、チーム一丸となって挑戦を続けてきました。その結果、今回の5連覇という大きな勝利を掴むことができ、この喜びは言葉にできないほど特別なものです。
この素晴らしい機会を与えてくれたカワサキ、チーム、スポンサー、ファン、家族、友人のみなさまに心より感謝します。この5連覇はみんなで勝ち取ったものだと確信しています。」

■「Ninja ZX-10RR」の概要
「Ninja ZX-10RR」は、レーサーレプリカと呼ばれる最尖鋭のカテゴリに属するモデルで、スーパーバイクでの勝利を目的として開発された。一切の贅肉をそぎ落としたスパルタンなデザインが魅力。 「Ninja ZX-10R」シリーズは、カワサキグループ全体で本モデルを含めて全4車種、「Ninja ZX-10R ABS / Ninja ZX-10R」「Ninja ZX-10RR」「Ninja ZX-10R SE」をラインナップ。

※スーパーバイク世界選手権:FIM(国際モーターサイクリズム連盟)公認の市販車最高峰のロードレースで、ヨーロッパを中心に世界を転戦する。車両規格は、公道走行用の市販車で、4ストローク2気筒1200cm³以下、3・4気筒1000cm³以下のエンジンを搭載したマシンであることが条件。マシンの改造範囲は制限されており、市販車に近い仕様でレースが行われることから、ベースとなるマシン本来の性能が証明される場として世界的に高い人気を誇っている。








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