ニュース
ルノー社、Demeter社、TMH社とのドイツでのEV用蓄電池を活用する電力事業会社の設立【三井物産】
2019年8月30日
三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:安永竜夫、以下「三井物産」)は、Renault S.A.S(以下「ルノー社」)、Fonds de Modernisation Ecologique des Transports(仏Demeter Partnersが管理するインフラファンド)、The Mobility House AG(以下「TMH社」)と、ルノー社製の電気自動車(EV)用の蓄電池を活用した定置型蓄電池を用いて、ドイツ国内での電力の調整力提供を目的とする事業会社 Tokai 2 GmbH(以下、「Tokai2社」)を2019年8月に設立しました。
Tokai2社は、ルノー社製のEV用蓄電池をコンテナ型の定置型蓄電池(総出力20MW)に組み上げ、複数のサイトに設置し、TMH社の蓄電池制御システムを通じて、ドイツ国内の電力系統向けに周波数調整サービスの提供を行います。将来的には、蓄電池の設置先を増強し、需要家・発電事業者向けにも蓄電池を活用したサービスの提供を目指しています。
当社は、2017年にTMH社に出資参画しており、同社の成長を支援するとともに、当社が自動車・電力インフラ・エネルギー事業で培ってきた総合力の発揮により、再生可能エネルギーとEV導入が加速する欧州での先進的ビジネスモデルの事業化に取り組み、米国や日本など他地域における事業拡大を目指します。
コンテナ型定置型蓄電池のイメージ図
Advanced Battery Storage コンセプト図
記事内容は発表日現在の情報です。
予告なしに変更され、ご覧になった日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承下さい。
三井物産株式会社ホームページはこちら