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ポルシェ 「タイカン」プロトタイプが上海に上陸【ポルシェジャパン】
2019年7月2日
ポルシェ 「タイカン」プロトタイプが上海に上陸
ポルシェ初のフル電動スポーツカーが中国・英国・米国でデモランを実施
ポルシェAGは、ポルシェ初のフル電動スポーツカー「タイカン」プロトタイプのデモンストレーション走行イベント『ポルシェトリプルデモラン』を、中国、英国、米国の3か国で実施します。ポルシェトリプルデモランは、ポルシェエクスペリエンスセンター(PEC)上海のハンドリングコースにおける公式デモラップからキックオフとなります。現在もカモフラージュされたポルシェ初のフル電動スポーツカーであるタイカンプロトタイプは、ポルシェの重要な販売市場である中国、英国、米国を3週間にわたり訪問する予定です。ルーフには、各ホスト国への敬意を表したカラーリングが施されます。上海では龍の絵が描かれ、ポルシェ カレラカップ アジアのドライバーであるリー・チャオがステアリングを握ります。
「タイカンの開発における明確な目標が、ポルシェ特有の優れた性能であることは、運転を開始した直後から感じ取ることができました」と、リー・チャオは述べています。彼は特にハンドリングに感銘を受けています。「ニュータイカンのシャシーは、妥協のないスポーツ性から驚くほどの快適性まで、広い範囲をカバーし、スポーツカーの精確なハンドリングとサルーンの長距離走行の快適性を見事に兼ね備えます。低い重心に加えて、リアアクスルステアリングも重要な役割を果たしています」と、リー・チャオは説明します。「タイカンのコーナーリングは、ダイレクトでグリップも強力です。」 タイカンの最高速度は250km/hを超えます。0-100km/hの加速タイムは3.5秒以内をマークし、12秒以内で200km/hに達します。今後ポルシェトリプルデモランが行われる、グッドウッドフェスティバルオブスピードのヒルクライムレース(2019年7月4日-7日)と、ABB FIAフォーミュラE選手権のシーズン最終戦(2019年7月13日-14日、ニューヨーク)においても、タイカンはその可能性を実証することになります。ステアリングを握るのは、有名ドライバーたちで、今回はマーク・ウェバーとニール・ジャニがその大役を務めます。
タイカンは、今年9月のワールドプレミア前に、約600万kmにもおよぶテスト走行をカバーする予定です。ポルシェでは、電気自動車もエンジンを搭載したスポーツカーと同じ厳格なテストプログラムを受けなければなりません。優れた性能の発揮に加えて、あらゆる気候条件における制限のない日常の使いやすさの証明が含まれます。タイカンでは、バッテリーの充電、極端な条件下でのドライブトレインと車内の温度制御など、特に要求の厳しい課題がテストに追加されました。
ドライバー:リー・チャオ
リー・チャオ(38)は、中国籍のビジネスマンであり、レーシングドライバーです。2012年からポルシェカレラカップアジアに出場しており、2018年には、プロアマ3位、総合12位にランキングされました。同年のFIA GTネーションズカップでは、イェ・ホンリーとともに5位を獲得しています。2019年3月には、セパンで開催された中国GTのデビュー戦において、クリス・ファン・デル・ドリフトとともにポルシェ911 GT3 Rを駆り2位を飾りました。
ポルシェ エクスペリエンスセンター(PEC)上海
2018年4月26日にオープンしたPEC上海は、アジア初にして、世界6番目のポルシェ エクスペリエンスセンターです。ドライバーは、オフロードサーキットや、1.4kmのハンドリングコースで、車両の限界までダイナミックなドライビングを体感することができます。F1 レースが開催される上海インターナショナルサーキットへ直接アクセスすることもでき、人口約3億人が暮らす上海から車で3時間圏内と好ロケーションです。
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