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展示会出展および新製品のご案内人とくるまのテクノロジー展名古屋 FAMS-R5バーチャルモード【小野測器】
2019年6月27日
電子計測器の製造および販売を展開する株式会社小野測器(本社:横浜市港北区、代表取締役社長:安井 哲夫)は、7月17日~19日にポートメッセなごやで開催される人とくるまのテクノロジー展名古屋に出展いたします。
また展示会出展に合わせ、自動車試験装置をターゲットに試験効率向上に寄与するFAMS-R5バーチャルモードを新たにリリースし、出展いたします。
【人とくるまのテクノロジー展名古屋出展概要】
くるまに要求される環境性能はますます高まっており、くるま開発への技術要求は増加の一途をたどっています。高まる技術要求に対応していくために、自動車メーカ各社は電動化や自動運転など幅広い開発テーマに取り組んでいます。特に電動化の取り組みは重点的に進められており、燃費向上の効果がある一方で、電動化として使われる車載モータの数が増大し、車載モータの更なる高効率化や、モータやインバータに起因する電磁音や静音化に伴う異音の顕在化が課題となっています。特に音に関する課題は、今後くるまの居住性向上のニーズが増大するとともに、くるま開発における音の評価工数も増大し、より大きくなっていくと考えております。
小野測器は、くるま開発に必要な幅広い製品ラインナップと長年の計測のノウハウをもった計測技術メーカであり、自動車試験装置と制御技術、および騒音・振動計測に強みがある会社です。小野測器にしかできない、制御技術と計測技術を融合したワンストップソリューションで電動車の騒音や振動の迅速な課題解決に貢献します。
人とくるまのテクノロジー展名古屋では、「One Stop Solution -はかる・わかる・つながる技術で電動化をサポート-」をコンセプトに、当社が持っている計測・制御・解析技術を活用した電動化に貢献する製品を展示いたします。
<出展製品>
・モータ評価
モータ試験装置(トルクステーション・モータトルク検出器)
高剛性トルク検出器
ノイズテスティングソフトウェア
・騒音評価
音源可視化装置 高機能騒音計
・速度評価
レーザ面内速度計
・車両評価
RC-S/FAMS-R5/FAMS-R5バーチャルモード(新製品リリース)
【新製品リリース】 FAMS-R5バーチャルモード 自動車メーカ各社は、限られたリソースの中で幅広い開発テーマに取り組んでおり、自動車試験装置(以下 FAMS-R5)においても、稼働率向上が大きな課題となっております。 FAMS-R5の各種設定や試験パターンの確認などは、設備の稼働率で考えると生産性のない時間となります。 そこで、設備稼働率向上を目的に、FAMS-R5バーチャルモードを新たに開発しました。これにより、実際の設備で行っていた試験がバーチャルでできるようになりました。事前にバーチャルで結果を予測し、確度の高い試験を実際に行うことで、貴重な設備準備時間を短縮し、設備稼働率向上に貢献します。
<特長>
・シミュレーションツールに依存しないインタフェースを持ち、
各種モデルと多様な接続が可能です。
・バーチャルによる試験であるため、試験条件によって最大5倍の試験効率向上が可能です。
・FAMS-R5バーチャルモードで評価した各種設定は、そのまま設備に反映できます。
<販売計画>
初年度販売予定数量:50式
小野測器では、充実のサポート体制で製品のバックアップをいたします。 また、お客様のご要望に応じたシステム提案も行います。
株式会社 小野測器 https://www.onosokki.co.jp/ お客様相談室: 0120-388841
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