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ポルシェカイエンにプラグインハイブリッドモデルが登場【ポルシェジャパン】
2019年5月7日
●ポルシェSUVにEパフォーマンスと新たな快適性を追加
ポルシェAGは、ニューカイエンEハイブリッドの導入によりハイブリッド戦略を推進します。カイエンの新しいプラグインハイブリッドモデルはクラス最高のドライビングダイナミクスと最大限の効率性を併せ持ちます。パワフルな3リッターV6エンジン(250kW/340PS)とほぼ無音のエレクトリックシステム(100W/136PS)が340kW/462PSのシステム最高出力を発生します。アイドリングをわずかに超える回転数で700N・mの最大トルクが得られます。ブーストストラテジーは、パナメーラのハイブリッドモデルと同様にスーパースポーツカー、918スパイダーに匹敵します。プラグインハイブリッドドライブによって、ニューカイエンEハイブリッドの0-100km加速タイムは5.0秒をマークし、最高速度は253km/hに達します。ゼロエミッションの電気モーターのみによる航続距離は最長44kmで、135km/hまで加速します。使用タイヤに応じて、平均燃料消費量(NEDC)は3.4–3.2リッター/100km、平均電力消費量は20.9–20.6kWh/100kmです。
ポルシェは、カイエンEハイブリッドの発売と同時に、革新的な装備を追加してカイエン シリーズ全体のコンフォート&アシスタンスシステムの範囲を拡張します。日本仕様ではレーンチェンジアシストとアダプティブクルーズコントロール、パークアシスト、サラウンドビューカメラが標準装備され、新しいヘッドアップディスプレイ、マッサージシート、リモートコントロール付独立ヒーター、および22インチ軽合金製ホイールなどがオプションとなります。
918スパイダーのブーストコンセプトによる462PSのシステム最高出力
2010年、ポルシェはカイエンSハイブリッドのデビューでラグジュアリーSUVセグメントにおける電動化を先駆者となりました。2014年のカイエンS E-ハイブリッドでは、同セグメントでプラグインハイブリッドテクノロジー導入のパイオニアとなりました。E-モビリティへの次の段階がニューカイエンEハイブリッドです。先代を5kW(7PS)上回る250kW(340PS)のエンジンと、先代を43%上回る100kW(136PS)のエレクトリックシステムを結合して、先代を34kW(46PS)上回る340kW(462PS)のシステム最高出力を発生します。 918スパイダーに基づくブーストストラテジーが新たに追加され、全てのドライビングモードでエレクトリックシステムを使用してパフォーマンスを向上させることができます。アクセルペダルを踏むと、直ちに700N・mの最大トルクが得られます。優れた応答性がSUVセグメントではユニークな素晴しい加速体験を生み出します。カイエンE-ハイブリッドの0-100km加速タイムは5.0秒をマークし、標準装備されるスポーツクロノパッケージのスポーツプラスモードを使用すると、エンジンとエレクトリックシステムによる最高速度は253km/hに達します。走行条件と性能要件に応じて、全ての回転域で連続してブーストトルクを利用することができます。これは、俊敏性を大幅に向上し、抜群のドライビングエクスペリエンスをもたらします。ドライビングモードによって、ブーストアシスタンスの範囲とバッテリーの充電量が異なります。性能重視のスポーツとスポーツプラスモードでは、ブーストのためにほぼ全てのバッテリーエネルギーを使用することができます。スポーツモードにすると、バッテリーは新たなブーストに必要なだけの充電が行われます。スポーツプラスモードでは、バッテリーはできる限り迅速に再充電されます。他のモードでは、ブーストのエネルギーを制限して効率的な走行をサポートします。
ポルシェコネクトアプリとポルシェチャージングシステムによる充電
カイエンEハイブリッドのバッテリーテクノロジーは飛躍的な進化を遂げて、モーターによる走行距離とブーストエネルギーが大幅に増えました。バッテリー容量は先代モデルの10.8kWhから約30%増加して14.1kWhとなりました。13のプリズムリチウムイオン電池を備えた8つの電池モジュールで構成される水冷式バッテリーは、車両のリアのローディングフロアの下部に搭載されています。
充電の管理およびモニタリングはポルシェコミュニケーションマネージメント(PCM)とポルシェコネクトアプリによって行われ、アプリからのリモート操作でチャージング開始時間の設定やバッテリー残量の確認もできます。またエンジンが掛かっていないときでもスマートフォンを通じてオートエアコンの操作が可能です。
新たなハイブリッドモジュールと優れた応答性を備えたティプトロニックS
ポルシェはカイエンEハイブリッドのドライブトレインを一新しました。新しいハイブリッドモジュールは、エレクトリックシステムと分離クラッチの高度に統合された結合から成ります。先代のスピンドルアクチュエーターによる電気油圧式システムとは異なり、電気機械的に作動する分離クラッチは、反応時間をさらに迅速にします。カイエンの全モデルに搭載された新開発のティプトロニックSは8速になりました。この新しいオートマチックギアボックスはよりスムースで快適性を増しただけでなく、変速スピードも短縮され、変速時に失っていたトラクションも大幅に減少しています。
アクティブ制御の4WD
ポルシェ トラクション マネジメントシステム(PTM)によって、カイエンE-ハイブリッドは電子制御マルチプレートクラッチによるアクティブ制御4WDを備えます。ポルシェ トラクション マネジメントシステム(PTM)は、広範なトルク配分によって、ドライビングダイナミクス、俊敏性、トラクションコントロール、およびオフロード性能に大きなメリットを提供します。カイエンEハイブリッドは、新しいシャシーによって、新世代カイエンの他の全てのモデルと同様のスポーツカーのドライビングダイナミクスを提供します。ポルシェアクティブサスペンションマネジメントシステム(PASM)が標準装備されます。またハイブリッドモデルでは初めてポルシェダイナミックシャシーコントロール(PDCC)がオプションとして選択可能になりました。
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