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復元された1950年代のコンセプトカー(Golden Sahara II)に 発光するタイヤを装着し、世界初披露【日本グッドイヤー】

2019年3月18日

ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニー(以下グッドイヤー)はKlairmont Kollections*と共同で、2019年3月5日から開催のジュネーブ国際モーターショーにおいて、グッドイヤーの半透明タイヤを装着し復刻された、「Golden Sahara II」を発表しました。

*イリノイ州シカゴにある300台のクラシックカーとカスタムカーを所有するミュージアム

1950年代と60年代における象徴的なカスタムカーである「Golden Sahara II」は、自動走行車の最初のコンセプトのひとつで、当時グッドイヤーによって開発されていたゴールドに光るシースルータイヤが装着されていました。

「グッドイヤーにとって、1950年代と60年代は技術革新に向けた取り組みを強化していた時代でした。月面探査車開発や自動車最高速度記録達成など、あらゆる分野でモビリティ企業のパイオニアたちと協力して革新に取り組んでいました。Golden Sahara II プロジェクトにおけるグッドイヤーの関わりは、我々の自動運転社会の未来を形成する第一歩でした。」(ヘンリー・デュモティエ グッドイヤー ヨーロッパ 消費財担当副社長)

伝説的なカスタムカーデザイナーであるジョージ・バリスが所有していたリンカーンカプリ(1953)に、同じくカスタマイザーであるジム・ストリートが改造を加え、1960年に発表されたGolden Sahara II は、新しい電子システムを実験するプラットフォームでした。

それは、航空機のコントロールレバーにインスピレーションを受けた、加速、ブレーキング、ハンドリングの制御システムと、車の進路上にある障害物を感知するセンサーを搭載した自動ブレーキシステムを特徴としていました。 タイヤは、グッドイヤーが半透明構造のネオタン(Neothane)を使って開発したもので、タイヤに内蔵されている発光装置によりタイヤ自体が光ります。これは、悪天候下におけるタイヤの視認性向上やブレーキングと連動してタイヤが発光する仕組みの実現性を探る、グッドイヤーの幅広い研究範囲のひとつでした。

「私と私のチームは、2019年のジュネーブ国際モーターショーにおいて、この象徴的な車を実用化するためにグッドイヤーと協力してきたことを誇りに思います。」(ラリー・クレアモント Klairmont Kollections 創設者・オーナー) Golden Sahara II はその全盛期、全米各地を巡り、数多くのテレビ番組や映画に登場しました。その後、2018年5月にKlairmont Kollections がオークションで車両を購入するまでの約50 年間、Golden Sahara II はガレージに眠ったままでした。Golden Sahara II は、シカゴのSpeakeasy Customs & Classics の協力を得て修復され、グッドイヤーにより新たに作られた半透明タイヤを装着し、今回のジュネーブ国際モーターショーにて発表されました。

「グッドイヤーがGolden Sahara II プロジェクトに再び参画できたことを、大変光栄に思っています。発見と革新は、常にグッドイヤーの核心をなすものであり続けます。Golden Sahara II のようなプロジェクトや我々がジュネーブ国際モーターショーで発表するコンセプトタイヤの開発に取り組むことは、未来に可能性のある商品やサービスを想像する力を強化するいい機会と考えます」(ヘンリー・デュモティエ)

  

グッドイヤーについて
グッドイヤーは世界屈指の大手タイヤ会社です。従業員数は約6万4000人で世界22か国、48の拠点を展開しています。米国オハイオ州アクロンとルクセンブルグのコルマーベルグの2ヶ所に技術開発センターを有し、技術・性能の両面でタイヤ業界の標準を形づける最先端の製品とサービスを開発しています。グッドイヤーと製品の詳細情報はwww.goodyear.com/corporateをご覧ください。

日本グッドイヤー株式会社
日本グッドイヤー株式会社は1952年創立。国産および輸入品のグッドイヤーブランドのタイヤを、補修用タイヤ市場で販売しています。日本グッドイヤー関連会社の日本ジャイアントタイヤ株式会社は、土木建築車両用・重機用オフロードタイヤを兵庫県たつの市の工場で生産しています。又グッドイヤーは日本において航空機用タイヤのマーケティングと販売も行っています。日本グッドイヤー株式会社とその製品について、ホームページで詳しい情報がご覧頂けます。

日本グッドイヤー株式会社ホームページ
www.goodyear.co.jp








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