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新世代のコンパウンド・テクノロジー、「グリーン・チリ™ 2.0」を採用したハイパフォーマンス・エコタイヤ、「EcoContact™ 6(エコ・コンタクト・シックス)」を発売【コンチネンタルタイヤ・ジャパン】

2019年2月21日

EcoContact 6

コンチネンタルタイヤ・ジャパン株式会社(所在地:東京都品川区/代表取締役社長:グレゴリー・メイ)は、次世代のコンパウンド・テクノロジー 「グリーン・チリ™ 2.0」を採用したハイパフォーマンス・エコタイヤ、「EcoContact™6 (エコ・コンタクト・シックス)」を2019年3月より発売します。発売サイズは14インチから18インチまでの31サイズで、今後も順次、サイズの追加を予定しています。価格はオープンプライスです。

自動車産業において、今日のエコ・ソリューションへ向かう流れは急速に成長しています。新しい「EcoContact™ 6」は、自動車メーカーの厳しい目標を達成するだけでなく、より環境に配慮したソリューションを求めるエンドユーザーのために開発されました。研究開発部門は、課題達成のためにいくつものタイヤテストを実施。その総走行距離は、地球と月の距離にあたる約40万キロに及びました。これは地球10周分に相当します。こうして生まれた「EcoContact™ 6」は、3つの相反する性能であるウェットブレーキ性能、転がり抵抗および耐摩耗性能を非常に高いレベルで向上され、現在28サイズ、40アイテム*1)が欧州タイヤラベリング制度*2)で「ウェットブレーキ性能、転がり抵抗」ともに最高グレードの「A/A」を獲得しています。

*1) 2019年1月現在。今回日本で発売する31サイズ中13サイズが欧州タイヤラベリングで「A/A」グレードを獲得しています。 *2) 欧州タイヤラベリング制度

1.「EcoContact™ 6」最新のテクノロジー
(1) 新世代コンパウンド・テクノロジー 「グリーン・チリ™ 2.0」を採用

新しいコンパウンド配合技術と革新的な添加剤とポリマーの高い柔軟性の組み合わせにより、タイヤの転がり抵抗、ドライ/ウェットブレーキ性能、ロングライフが大幅に改善されました。

 

 

 

 

 

 

2.「EcoContact™ 6」の製品特徴およびユーザーメリット

(1) コンポーネント形状、シリカ配合の最適化により燃費効率を最大化

改良されたコンポーネント形状
タイヤのコンパウンドやコンポーネントとサイズのバランスを最適化することで、様々な路面状況に対応できるようになりました。これにより、路面とトレッドとの間の摩擦が低減され、タイヤの転がり抵抗および燃費が改善されました。

効果的なシリカ分布
「EcoContact™ 6」は、シリカの含有率を高め、均一に分散しやすく改善されたハイテク・コンパウンドを採用しています。このハイテク・コンパウンドは、オプティマイズド・ポリマー・ネットワークにより、シリカ – ゴム間を非常に強く結合しています。一般的に、トレッド・コンパウンドは走行時に変形し、タイヤの転がり抵抗に影響を与えますが、オプティマイズド・ポリマー・ネットワークが、回転によるタイヤの変形を抑制することで、燃費が向上しました。

(2) 優れたロングライフを実現

新しく開発された添加剤が、ブレーキ性能を向上させると同時に、優れたロングライフを維持します。また、ポリマーの高い柔軟性が、トレッドを路面状況に柔軟に適応させることで、耐摩耗性能が向上し、ドライ/ウェットのあらゆる路面状況下において、高いグリップ性能を発揮、安全な制動距離を実現します。

(3) グリップ/ハンドリングの最適化により安全性を向上

最適なグルーブ – リブ比率
「EcoContact™ 6」には、タイヤサイズによって グルーブが3本、4本、5本の3つのパターン・モジュールがあり、これら全てにおいてリブとグルーブの幅が最適化されるように設計されています。この最適化されたリブとグルーブの幅は、排水を効率化し、耐ハイドロプレーニング性能を向上させました。グルーブの  容積が大きいほど水はより効果的に排出され、結果として、有効接地面積が増大します。外側に開口するショルダー・グルーブにより、ウェット・ハンドリング性能も向上しました。

非対称リブ・アングル&非対称サイプ・テクノロジー
運転の精度と安定性を高めるために、スポーツ・タイヤの技術を導入。面取りされ丸みを帯びたエッジと、鋭角なフランク角を備えた革新的な非対称のリブ・アングルは、外側のエッジを安定させ、リブの剛性を高めます。調和したグルーブ形状は、リブの安定性を高め、パターン・エリア内の力を均等化させます。これによりリブの変形を防止し、路面との有効接地面積を確保します。

面取りされたエッジを備えた非対称サイプ・テクノロジーは、ドライブレーキ性能を向上させ、ウェット時の安全性も向上させます。多機能の面取りされたエッジを備えたサイプは、マイクロ・グルーブとして機能し、スポイト効果で排水をサポート、ウェット路面における有効接地面積を維持します。

3. 複雑に絡み合いながらも完ぺきに調和した「自然」を表現したサイドウォール・デザイン

「EcoContact™ 6」の様々なコンポーネントが、複雑に影響しあいながら、優れた性能バランスを生み出していることを、調和のとれた「自然」になぞらえて表現しました。

サイドウォール・デザイン

4. 「EcoContact™ 6」発売サイズ表

※⑥は2019年6月の発売になります。

※新製品発表会の公式写真は、2019年2月21日15:00より下記リンクからダウンロード可能です。 
  https://fileshare-ap.bm.com/fl/xQsOVTKgYv

【コンチネンタル社について】
コンチネンタルは、人とモノの持続可能なコネクテッドモビリティに関わる先進的な技術やサービスを開発しています。1871年の創業以来、テクノロジーカンパニーとして、安全性、効率性、インテリジェンスを兼ね備えたアフォーダブルなソリューションを自動車、機械、交通、輸送のために提供しています。2018年度の売上高は約444億ユーロで、世界61の国と地域に24万4千人以上の従業員を擁しています。
https://www.continental-corporation.com/en

【コンチネンタル タイヤ部門】
コンチネンタル タイヤ部門は現在、全世界に24カ所の生産および開発拠点を有しています。約5万4千人の従業員を擁する世界有数のタイヤメーカーであり、2017年には113億ユーロの売上げを計上しました。
タイヤ製造の技術リーダーであり、乗用車、商用車、二輪車の幅広い製品ラインを提供しています。コンチネンタルは、研究開発への継続的な投資により、経済的で環境にやさしいモビリティに大きく貢献しています。 タイヤ部門のポートフォリオには、商業車用タイヤのデジタル管理システムだけでなく、タイヤ取引および車両アプリケーション向けのサービスも含まれます。
https://www.continental-tires.com

【スポンサーシップ】
コンチネンタルは、ツール・ド・フランスのオフィシャルパートナーです。
日本語公式サイト:https://www.continental-tire.jp
日本語公式Facebookページ:https:/www.facebook.com/continental.japan








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