ニュース
2018年に約181万2,500台の車両を販売【アウディ ジャパン】
2019年1月15日
- 厳しい環境を受けて年間販売台数が3.5％低下
- 中国ではプレミアム市場のリーダーの座を堅持
- アウディCEOブラム ショット：「困難な年が終了し、新たな挑戦に向けて準備を進める」
2019年1月10日、インゴルシュタット：アウディは2018年に、全世界で前年比3.5％減となる約181万2,500台の車両を販売しました。ヨーロッパでは、過去1年間で販売台数が13.6％減少しました。アウディは本拠地のヨーロッパにおいて、2018年初頭からA1、A6、A7、Q3といった重要なモデルの切り替えを実施しました。これは、アウディの全販売台数の約1/3にあたります。中国では、30年連続でプレミアムブランドの市場リーダーの座を堅持しています。北米では、前年と同レベル（0.9％減）で、1年を締めくくりました。2018年12月には、世界中で前年同月比14.3％減となる約15万4,550台の車両を販売しました。
AUDI AG最高経営責任者（CEO) 兼 暫定販売マーケティング担当取締役のブラム ショットは、次のように述べています。「2018年はアウディ史上最大のモデル及び技術キャンペーンが実施され、WLTP試験サイクルへの切り替えも重なったことで、予想通りの非常に厳しい一年となりました。しかし、最新モデルからの好意的なフィードバックは、弊社の力強いブランド力を示しています。私たちは、今年の新たな挑戦に向けて準備を進めています」
中国では、前年比10.9％増となる66万3,049台の車両を販売し、再び新記録を達成しました。過去10年間で、販売台数は5倍以上に増加しています。2018年には、現地生産しているプレミアムモデルのAudi A4 L（前年比42.6％増の16万3,279台）及びAudi A3（前年比12.7％増の9万1,173台）の需要が急増しました。アウディは2018年に、フルサイズのフラッグシップモデル、新型Audi A8 Lを1万台以上販売しました（前年比4.0増）。10月には、中国市場専用モデル、Audi Q2のロングホイールベースバージョンがラインナップに加わりました。このバージョンは、特に若い顧客を対象としています。中国市場には、間もなく新型Audi A6 Lが導入され、2019年のハイライトとなるでしょう。現地生産される最初の電気自動車Audi Q2 L e-tronと輸入モデルのAudi e-tronにより、アウディは2019年下半期に、中国市場のモデルラインナップを電動化する重要な一歩を踏み出す予定です。
ヨーロッパでは、2018年に数多くのモデルチェンジが実施され、政治的及び経済的な不安定要素と共に、新しいWLTP試験サイクルへの切り替えが重なったことで、アウディの事業に大きな影響を及ぼしました。2018年のアウディの販売台数は、前年比13.6％減となる約74万3,600台でした。Audi A7のセールスは好調で、1月～12月の販売台数は前年比47.4％増の約1万100台でした。Audi e-tronは、約1万6,000台の事前予約を集め、ヨーロッパの顧客の間で大きな話題となりました。2018年12月には、アウディはヨーロッパで約5万1,500台の車両を販売しました（前年比20.9％減）。アウディは、引き続き各モデルの認証取得を全力で進めています。週を追うごとに、追加のエンジン/トランスミッションのバリエーションを再びコンフィギュレーターで注文できるようになる予定です。
米国では、2018年に再び好調なセールスを記録し、2017年比で若干の減少となる22万3,323台の車両を販売しました（前年比1.4％減）。特にQファミリーは、米国で非常に好調な売れ行きを示しています。このスポーティなオフロードモデルは、市場の平均を上回る前年比8.3％増の12万6,252台を販売しました。SUVモデルが全体の販売台数に占める割合は、アウディ オブ アメリカ史上初となる57％に達しています。最も人気の高いQモデルはAudi Q5で、前年比21％増の6万9,978台を販売しました。アウディカナダの販売台数も、SUV人気の影響を受けて新記録を達成しました（前年比2.5％増の3万6,908台）。その結果、カナダは3年連続で販売台数トップ10の市場となっています。北米における年間販売台数は、2017年の高い水準を維持しています（前年比0.9％減の約27万5,000台）。
2018年度の財務結果は、2019年3月14日にインゴルシュタットで開催されるアウディ年次記者会見で発表されます。
アウディ ジャパン株式会社ホームページはこちら
