ニュース
AEC-Q101規格に準拠、単一部品でより高い過渡電圧保護が可能な 自動車用TVSダイオード「TPSMBシリーズ」を拡充【リテルヒューズ】
2018年11月20日
回路保護分野におけるグローバルリーダー、リテルヒューズ・インク (本社:米国イリノイ州シカゴ市、NASDAQ:LFUS)の日本法人であるLittelfuseジャパン合同会社(本社:東京都港区)は、自動車用の過渡電圧保護TVSダイオード「TPSMBシリーズ」を拡充し、本年11月中旬より発売します。
自動車用TVSダイオード「TPSMBシリーズ」は、雷などの過渡電圧から繊細な自動車用の回路を保護します。今回拡充された最新の当シリーズは、単方向型のブレイクダウン電圧7.5~550V、双方向型は10~650Vまで対応可能です。AEC-Q101規格適合と600Wのピークパルス電力消費定格を兼ね備え、自動車向けアプリケーションに最適なフォームファクターであるDO-214AA SMBパッケージで提供します。また、複数のTVSダイオードを直列接続して使用する必要がないため、プリント回路基板の設計を簡易化し、信頼性の向上が可能です。
なお、同製品は、当社の国内販売代理店を通じて販売します。
■特長
●AEC-Q101規格に準拠しているため、高い信頼性が要求されるアプリケーションに最適。
●自動車アプリケーションに適した600Wのピークパルス電力消費定格。
●コンパクトな表面実装のDO-214AA SMBパッケージにより、効率的な基板スペースの利用が可能。
●自動車設計要件を満たす、広範囲なブレイクダウン電圧(7.5~650V)により、IGBTアクティブクランプやキセノンヘッドランプ点火装置の保護に対応。
■用途
自動車用電子制御ユニット(ECU)、車載ボディコントロールモジュール(BCM)/ ローカル相互接続ネットワーク(LIN)バス / コントロールエリアネットワーク(CAN)バス、車載用センサー、オンボードエンターテインメントシステム、キセノンヘッドランプ点火装置(双方向パーツ向け)、暖房換気空調(HVAC)のIGBTアクティブクランプおよびコンバータ / インバータシステム、バッテリー管理システム(BMS)の直列バッテリー保護
■仕様
逆スタンドオフ電圧(VR) (V):6.4~553
ピークパルス電力消費定格(W):600
ピークパルス電流(Ipp) 10×1000μs (A):0.8~54
最小ブレイクダウン電圧(VBR@IT) (V):7.13~617.50
最大ブレイクダウン電圧(VBR@IT) (V):7.88~682.50
最大クランプ電圧(Vc) (V):11.3~897.0
オン電流(IT) (mA):1、10
最大逆リーク電流(Ir@ Vso) (μA):1~250
最高温度 (度):150、175
※詳細については、「TPSMBシリーズ」(https://www.littelfuse.co.jp/products/tvs-diodes/automotive-and-high-reliability-tvs/tpsmb.aspx)の製品ページをご覧ください。
リテルヒューズ について
Littelfuse, Inc.(本社:米国イリノイ州シカゴ市、NASDAQ:LFUS)は、回路保護、電力制御およびセンサー技術におけるグローバルリーダーです。当社の製品は150か国以上において販売され、自動車や産業向けのアプリケーション、データ・電気通信、医療機器、コンシューマー向け電化製品などに採用されています。リテルヒューズは、世界各国の1万2,000のパートナーと提携し、より安全で環境に配慮した、いつでもどこでもつながる世界へ向けた、革新的で高品質なソリューションを設計、製造、提供します。詳細についてはリテルヒューズのウェブサイトlittelfuse.comをご覧ください。
Littelfuseジャパン合同会社
TEL:03-6435-0750
FAX:03-3453-5505
E-mail:tmunakata@littelfuse.com
株式会社リテルヒューズホームページはこちら