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サーキット走行性能を向上させた「Ninja ZX-10R」シリーズ2019年モデルを新発売【川崎重工】

2018年9月2日

サーキット走行性能を向上させた「Ninja ZX-10R」シリーズ2019年モデルを新発売

Ninja ZX-10R

川崎重工は、スーパースポーツモデル「Ninja ZX-10R」シリーズの4車種、「Ninja ZX-10R ABS / Ninja ZX-10R」「Ninja ZX-10RR」「Ninja ZX-10R SE」をモデルチェンジし、2019年モデルとして新発売します。2018年10月1日より導入国で順次発売します。

「Ninja ZX-10R ABS / Ninja ZX-10R」は、2004年のデビュー以来世界中のレースで活躍し、サーキットにおける優れた性能が評価されています。2017年モデルよりサーキット走行に特化した「Ninja ZX-10RR」、2018年モデルより電子制御サスペンション「KECS※1」を搭載したハイグレードモデル「Ninja ZX-10R SE」を発売し、モデルバリエーションを拡大。スポーツ走行を楽しむライダーの技術や経験、好みなどによるモデル選択を可能にし、幅広いニーズに対応しています。

レースシーンでは、世界中のバイクメーカーやライダーが注目する量産バイクレース最高峰のスーパーバイク世界選手権※2において、カワサキ・レーシング・チームのジョナサン・レイ選手が2015年と2016年に「Ninja ZX-10R」でチャンピオンを獲得。「Ninja ZX-10RR」を投入した2017年には、同選手権史上初の3年連続チャンピオンを獲得しました。同時に、カワサキはマニュファクチャラーズタイトル3連覇を達成しており、「Ninja ZX-10R」シリーズの性能の高さを証明しています。

2019年モデルの「Ninja ZX-10R」シリーズは、エンジンを改良することでエンジン出力を従来の200PSから203PS(「Ninja ZX-10RR」は204PS)に向上させるとともに、幅広いパワーバンドを実現。さらに装備を充実させることで、サーキット走行性能を高めています。

また、「Ninja ZX-10RR」は全世界で500台の限定販売で、トップブリッジには車名ロゴをあしらったシリアルナンバープレートが装着されています。

トップブリッジのシリアルナンバープレート
(Ninja ZX-10RR)

<従来モデルからの主な変更点>
(エンジン)
1.フィンガーフォロワーロッカーアームを採用

バルブ駆動方式に、トップレベルのレーシングテクノロジーを有するカワサキのレースエンジニアが設計したフィンガーフォロワーロッカーアームを採用し、エンジン出力と信頼性を高めています。エンジン出力が従来の200PSから203PS(「Ninja ZX-10RR」は204PS)に向上したほか、エンジン各部の改良により、低回転域から高回転域まで幅広いパワーバンドを獲得しています。フラットなトルクカーブと相まって扱いやすさを高めています。レースキットのハイリフトカムシャフト(別売)に無加工で交換可能です。

2.パンクル社製チタニウム製コネクティングロッド(「Ninja ZX-10RR」のみ)
レーシングカーや航空宇宙関連のエンジン部品、駆動系部品の開発製造を専門とするパンクル社によるチタニウム製コネクティングロッドを採用。軽量かつ耐久性の高いコネクティングロッドによりエンジンの最高回転数を引き上げ、さらなる出力向上やエンジンレスポンスの向上、幅広いパワーバンドを実現しています。また、コネクティングロッドの軽量化はハンドリング性能向上にも貢献しています。

(車体)
1.サスペンションセッティングの最適化(「Ninja ZX-10RR」のみ)
パンクル社製チタニウム製コネクティングロッドの採用にあわせて前後サスペンションのセッティングを変更し、ハンドリング性能の向上に寄与しています。

(装備)
1.クラッチ操作不要でシフトアップ/ダウンが可能なデュアルディレクションKQS(カワサキクイックシフター)
従来「Ninja ZX-10RR」と「Ninja ZX-10R SE」のみに採用されていたデュアルディレクションKQSを、全てのモデルに装備。クラッチレバー操作やスロットル操作を行わずに素早いシフトアップ、シフトダウンが可能です。

2.傷を自己修復する「ハイリーデュラブルペイント」(「Ninja ZX-10R SE」のみ)
特殊コーティング塗装の「ハイリーデュラブルペイント」※3を採用。傷を自己修復し、高品質な外観を維持します。

※1 : Kawasaki Electronic Control Suspension:ショーワ社と共同開発した電子制御サスペンション。路面状況やライディングスタイルに応じて瞬時に減衰力を調整し、タイヤの接地感を高めるとともに、安定した車体姿勢を実現します。

※2 : FIM(国際モーターサイクリズム連盟)が主催する、市販車をベースとしたバイクによる世界最高峰のロードレース。

※3 : 日常使用での擦り傷の防止に効果があり、コインやキーなど鋭利なものによる傷は修復できません。コーティングが元の状態に戻るには1週間程度かかる場合もあります。

<主要諸元>








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#2018年9月2日