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ボルボ・カーズ、初の米国工場を開設し 世界の製造拠点を拡大【ボルボ・カー・ジャパン】
2018年6月21日
ボルボ・カーズは、本日、米国サウスカロライナ州チャールストンに米国で最初の製造工場を開設しました。これにより、ボルボ・カーズは真にグローバルな自動車メーカーとして3つの主要販売地域すべてに工場を持つことになりました。
この最先端の生産施設は、ボルボ・カーズの「販売する場所で製造する」というグローバル戦略に従ってサウスカロライナ州に設立されました。 ボルボ初の米国工場は、欧州における2つの製造工場および1つのエンジン工場、中国における3つの製造工場と1つのエンジン工場、更にインドおよびマレーシアにおける組立工場を補完するものとなります。
チャールストン工場では、2018年秋、ボルボの中大型車プラットフォーム「SPA(スケーラブル・プロダクト・アーキテクチャー)」をベースにした新しいプレミアム・ミッドサイズ・スポーツセダン、新型S60の生産を開始します。また2021年からは、次世代大型プレミアムSUV、XC90を生産します。同工場で生産される車両は、米国国内市場向けおよび国際市場への米国からの輸出向けになります。
ボルボ・カー・グループ代表取締役社長兼CEOのホーカン・サムエルソンは、「チャールストン工場は、米国をボルボの第3の市場として確立させる役割を担っています。セダン・セグメントおよびSPAは、収益性向上への実績があり、米国のみならず世界のボルボ・カーズにとって大きな成長の機会を提供するでしょう」と語りました。
ボルボ・カーズは、米国における製造事業に約11億米ドル(約1,200億円)を投資しており、チャールストンにおいて、今後数年間で約4,000名の新規雇用を創出する予定であり、今年末までに約1,500名の従業員を採用します。
ボルボ・カー・アメリカの代表取締役社長兼CEOであるアンダース・グスタフソンは、「ボルボ初の米国工場の開設は、とても重要な出来事です。ボルボの米国での事業は順調に発展しており、ボルボ車は栄誉ある数々の賞を受賞しています。サウスカロライナ州のこの新しい製造施設は、ボルボ・カーズと同地域の両方にとって、大きな資産となることでしょう」と語りました。
チャールストンの新しい製造施設には、研究開発、購買、品質、販売の各部門で最大300名のスタッフが従事する事務所棟があります。工場がフル稼働した場合、年間15万台の車両を生産する能力があります。同工場の敷地は1,600エーカーを占め、建物の占有面積は230万平方フィートにもなります。同工場は、2015年に着工しました。
ボルボは世界各地の自動車工場で、プラグイン・ハイブリッド・カーを製造しています。2017年、ボルボ・カーズは、グローバルの自動車メーカーとして初めて、2019年以降に発売するすべての新型車を電動化するという戦略を発表しました。
本プレスリリースは、6月20日スウェーデン本社発、プレスリリースの翻訳版です
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