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「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム2012」 「Team APEV withモンスタースポーツ」チームを応援 【NTN】
2012年3月30日
NTN㈱(以下、NTN)は、本年7月に開催される米国自動車レース「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム2012」に、初めて電気自動車(EV)で参戦する電気自動車普及協議会(以下、APEV*1)の「Team APEV withモンスタースポーツ」チームを応援いたします。
NTNは、自動車のEV化に向けて早くからインホイールモータの開発に着手し、静岡県磐田市の研究所でEV関連商品の開発に注力してきました。昨年10月には、同じく磐田市のタジマモーターコーポレーションと共同で、インホイールモータを搭載したコンバートEV2台を磐田市の公用車として製作し、公道走行による実証実験を行っております。また、11月にはAPEVが主催する「全国EVサミットinしずおか」にも出展、「チーム磐田」としてEVの普及を促進しています。
この度、同レースにAPEVが初めて参戦し、EVの優秀性や環境性能を立証すること、さらに、ジュニアプロジェクトやシニアプロジェクト、被災地支援プロジェクトなどの諸活動が展開されることに賛同し、当社代表取締役会長の鈴木泰信が応援団長を務めます。また、今回出場するEVレーシングカーにはNTN主力商品であるハブベアリングや等速ジョイント、トランスミッション用ベアリングなどを提供してまいります。
同レースは、米国コロラド州のパイクスピーク山を舞台に開催され、今年で90回目を数える歴史と伝統のある競技です。スタート地点のある標高2,862mからゴール地点の標高4,301mまで、山岳道路の約20kmを一気に駆け抜けてタイムを競い、急な坂と山肌を縫う156ものカーブ、薄い空気、めまぐるしく変わる天候などにより、世界で最も過酷なレースと言われています。
同レースのアンリミテッドクラス(総合部門)において、大会6連覇中のドライバー田嶋伸博氏*2が、同チームからEVレーシングカーで参戦し、総合優勝を狙います。
*1 : Association for the Promotion of Electric Vehiclesの略称。
会長は福武總一郎氏 (㈱ベネッセホールディングス取締役会長)。
*2 : ㈱タジマモーターコーポレーション代表取締役会長兼社長兼CEO
3月27日記者発表会の様子
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