ニュース

スーパーGT300で、Audi R8 LMS ultraが優勝。初戦を制す【アウディ ジャパン】

2012年4月2日

【スーパーGT第1戦 : 岡山国際 2012年4月1日】
■ 今シーズンはGT3仕様のAudi R8が4台エントリー
■ 全4台が開幕戦で完走し、高い信頼性を示す

Audi Sportカスタマーレーシングプログラムにより供給されたAudi R8 LMS ultraでスーパーGTに参戦したGAINER DIXCEL R8 LMS(田中哲也/平中克幸組)が、GT300クラス初戦優勝。
また参戦したAudi R8 LMS全4台すべてが完走し高い信頼性を示しました。

Audi R8 LMS ultraの参戦でスーパーGT開幕戦が大いに盛り上がりました。2012年シーズンよりGT3仕様のAudi R8が4台エントリー。強豪が居並ぶGT300クラスへの挑戦を開始しました。
Audi Sportカスタマーレーシング プログラムにより供給されたAudi R8 LMSを駆ってスーパーGTに挑むのは、GAINERのNo.11 GAINER DIXCEL R8 LMS(田中哲也/平中克幸組)、Hitotsuyama RacingのNo.20 Racerbook Audi R8 LMS(マイケル キム/野田英樹組)とNo.21 ZENT Audi R8 LMS(都筑晶裕/シンディ アレマン組)、apr のNo.30 IWASAKI MODA クロコapr R8(岩崎祐貴/坂本雄也組)の計3チーム4台です。

このうち、予選3位を勝ち取ったNo.11 GAINER DIXCEL R8 LMSは、決勝の7周目に2番手に浮上すると、そこからトップを走るNo.911エンドレス TAISAN 911(ポルシェ911)を猛追。
2台の接近戦は実に71 周目まで続きましたが、終盤のところでNo.11 GAINER DIXCEL R8 LMSがこのマシンを攻略すると首位に立ち、そのまま78周を走りきって優勝を果たしました。

また、No.30 IWASAKI MODA クロコ apr R8は8位、No.21 ZENT Audi R8 LMSは9位、No.20 Racerbook Audi R8 LMSは18位と、エントリーした4台が揃って完走。卓越したスピードに加え優れた耐久性と信頼性を過酷なモータースポーツの世界でも実証しました。

4台のAudi R8 LMSは全8戦のスーパーGTシリーズに参戦します。続く第2戦は5月3~4日に静岡県小山町の富士スピードウェイで開催されます。今後もAudi R8の活躍にご期待ください。

ドライバーのコメント

田中哲也(No.11 GAINER DIXCEL R8 LMS)
フェラーリ458で参戦した去年はなかなか勝てませんでしたが、今年はAudi R8 LMS ultraを投入した緒戦で優勝できて本当によかったと思っています。Audi R8 LMS ultraはステアリング操作に対するフロントの反応が本当にいいので、コントロール性が高いと感じました。ストレートではポルシェのほうが少し速いかもしれませんが、コーナリングはAudi R8 LMS ultraのほうが圧倒的に速く、これが勝因につながりました。ただし、今日は長いシーズンのまだ1戦に過ぎないので、今後も気を引き締めて戦っていくつもりです。

平中克幸(No.11 GAINER DIXCEL R8 LMS)

今回がAudi R8 LMS ultraで戦う初めてのレースとなりましたが、テストが十分とはいえず、手探りの状態で開幕戦を迎えました。ところが、予選で3番手を獲得できたうえ、決勝でも優れたパフォーマンスを安定して発揮することができました。Audi R8 LMS ultraは、特に低速コーナーでのブレーキングからターンインまでが速く、ポルシェとの差を詰めることができたのも、この部分にアドバンテージがあったからです。また、実際にポルシェを追い抜いたときは、ブレーキングでライバルとのギャップを詰め、そこからの立ち上がり加速で追い抜くことができたので、トラクションコントロールの性能でもポルシェを上回っているのだと思います。この素晴らしいAudi R8 LMS ultraを用意してくれたチームには心から感謝しています。


アウディ ジャパン株式会社ホームページはこちら

キーワードをクリックして関連ニュースを検索

#アウディ ジャパン
#モータースポーツ