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新しい任意波形発生器(ファンクション・ジェネレータ)WaveStationの発売を開始【レクロイ・ジャパン】
2012年3月27日
レクロイ・ジャパン㈱は、2012年3月27日より、新しい任意波形発生器WaveStation™シリーズを日本国内で発売することを発表します。 WaveStationは、最高50MHzの帯域を2ch同時に出力できます。 前面パネルに3.5インチのカラーディスプレイ、直感的な操作が可能なノブを配置しています。 PCベースの波形編集ソフトウェアが無償で提供されます。
WaveStationシリーズは、10MHzと25MHz及び50MHzの3つの帯域のモデルを揃えています。 いずれもサンプリング速度は125MS/s、垂直分解能は14ビット、波形メモリは16kポイントです。 WaveStationは基本的な波形発生器として正弦波、矩形波、ランプ、パルス、及びノイズの発生だけではなく、 プリセット済みの40種類の任意信号が用意されています。 ユーザは、3.5インチのディスプレイで波形のプリビューが可能なため、事前に波形の周波数、レベル、オフセット、 位相などが確認できます。WaveStationは様々な変調を使うことができます。AM、PM、FM、ASK、PSK、FSK、PWMが前面パネルで選択できます。 必要に応じて外部機器との接続が可能で、USB、GPIBによるリモートコントロールに対応しています。
WaveStationは、PCベースの波形編集ソフトウェアを使うとさらに便利になります。外部PC上にインストールするソフトウェアは、波形の作成、形状の編集、算術演算、デジタル・フィルタ、サンプリングポイントの変更などが可能になります。このソフトウェアは柔軟性に富んでいるため、波形を「描く」ことができます。また、レクロイのデジタル・オシロスコープWaveAceシリーズで捕捉・保存した波形をインポートすることができ、これをUSB経由などの方法で、WaveStationから出力することが可能です。 このようにWaveStationは、現在のエンジニアが必要とする複数の出力、大きな表示、波形ライブラリやコネクティビティなどのニーズに応えられる製品です。
● WaveStation製品ページ
● WaveStationデータシート
レクロイ・コーポレーションについて
LeCroy Corporationは、シリアル・データ通信の解析分野において最先端の高度な測定・解析が行える計測機器を製造、販売しています。レクロイが提供する高性能のデジタル・オシロスコープ、シリアル・データ・アナライザ、プロトコル・アナライザは、コンピュータや半導体、データ・ストレージ機器、自動車や産業用機器、軍事産業、航空宇宙産業などの設計技術者に幅広く利用されています。 LeCroy Corporationは48年間にわたり、革新的なテクノロジによって、特に波形解析において最高の評価を得てきました。高速信号の捕捉・計測・表示を行う波形解析は、今日の情報・通信テクノロジを促進するために必要不可欠となっており、 LeCroy Corporationの持つ技術が大きく貢献できると確信しています。 LeCroy Corporationはニューヨーク州チェストナットリッジに本社を置き、NASDAQに上場しています。詳細については、ウェブサイト(http://www.lecroy.com)をご参照ください。
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