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接地絶縁型高温対応超小型ICP®3軸加速度計「HTJ356B01」販売開始【東陽テクニカ】
2017年12月8日
~ EV/HVの振動計測に最適 ~
PCB Piezotronics社製
接地絶縁型高温対応超小型ICP®3軸加速度計
「HTJ356B01」販売開始
㈱東陽テクニカ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:五味 勝)は、加速度計などを製造・販売するPCB Piezotronics, Inc.(本社:米国ニューヨーク州バッファロー)の接地絶縁型高温対応超小型ICP®※13軸加速度計「HTJ356B01」の販売を12月8日より開始いたします。
3軸加速度計は、直行三方向の振動や衝撃を同時に測定できる加速度計で、エンジンの振動解析やモーダル解析の分野で多く使われています。
<接地絶縁型高温対応超小型ICP®3軸加速度計「HTJ356B01」>
接地絶縁型高温対応超小型ICP®3軸加速度計「HTJ356B01」は、2015年10月より販売している「HT356B01」に、新たに“接地絶縁機能”を追加した機種です。
次世代の自動車として注目されている電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)は、高電圧の電気モータを動力源としています。電気モータは大きなノイズを発生し、このノイズは加速度を計測する際に計測値に影響を与えます。接地絶縁機能を持つ「HTJ356B01」は、電気ノイズの影響を減少させた加速度の測定が可能なため、EVやHVの振動計測に最適です。
また、6.4mm角、重さ1グラムと、他社製品と比較すると非常に小型軽量な加速度計です。小型であるため、取り付け場所の制約が少なくなり、さらに、180℃までの高温環境でも計測ができます。
東陽テクニカは、「“はかる”技術で未来を創る」のスローガンのもと、これからも機械計測分野における最新のセンサを提供し続けてまいります。
【「HTJ356B01」の主な特長】
● 接地絶縁
● 180℃までの高温対応
● 重さ1グラムと超軽量
● 業界最小※2
【主な測定対象】
● エンジン振動
● モータ振動
● ガスタービンコンポーネント評価
● 狭所・高温状態下の振動
● 構造解析用振動試験
● 工業用機械から発生する振動
● 環境ストレス測定
【製品データ】
・製品名:接地絶縁型高温対応超小型ICP®3軸加速度計「HTJ356B01」
・販売開始:2017年12月8日
・キャンペーン価格:329,000円(税抜)※2018年3月末まで
※1 アンプ内蔵型。Integrated Circuit Piezoelectricの略で、PCB Piezotronics社の商標登録。
※2 同等スペックの接地絶縁型高温対応3軸加速度計において。2017年12月現在。東陽テクニカ調べ。
<PCB Piezotronics, Inc.について>
PCB Piezotronics社は、1967年に米国ニューヨーク州バッファローで設立され、ダイナミックな圧力や荷重、振動を測定することが可能なクオーツ(水晶)圧電素子を用いた各種センサの専業メーカーとしてスタートしました。その後さまざまなタイプの加速度計やロードセル、インパクト・ハンマー、トルクセンサ、マイクロホン、手腕振動計へとラインアップを拡げ、現在では高性能センサの世界的ブランドです。
★ 本件に関するお問い合わせ先 ★
㈱東陽テクニカ 機械計測センサ部
TEL:03-3245-1240(直通) E-mail:PCB@toyo.co.jp
「HTJ356B01」製品サイト:
https://www.toyo.co.jp/mecha/products/detail/pcb-htj356b01-accel.html
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