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Stimulus Test Cell「HA7300」を発売【アドバンテスト】

2017年12月6日

差圧センサのテスト効率を飛躍的に改善
Stimulus Test Cell「HA7300」を発売


㈱アドバンテスト(本社:東京都千代田区 社長:吉田 芳明)は、差圧センサのテストに必要な温度および圧力をセンサに印加するStimulus Test Cell「HA7300」を発売しました。

「HA7300」は、当社の独自技術であるヒートプレートから被測定センサへの直接温度印加により、テスト温度を高速、高精度に制御します。圧力についても、新開発の専用圧力コントローラと圧力印加ノズルにより、2圧力を短時間かつ安定的に設定できます。さらに、最大8個のデバイスを同時に測定でき、これまでにない効率的な差圧センサテストを実現します。
「HA7300」は、当社計測システム「EVA100」およびハンドラと組み合わせることで、設計評価から量産検査まで同一のテスト環境を構築可能です。従来のテスト環境と比べ、フロアスペースとランニングコストを大幅に削減しました。加えて、将来の製品展開にも対応できるスケーラビリティにより、デバイスのTime to Market短縮を強力にサポートします。

自動車向けの差圧センサは、CO₂削減や燃費向上など環境性能を支えるデバイスとしてその重要性が高まっています。しかし、従来の差圧センサのテストでは、複数の温度および圧力印加装置と計測器を必要とし、検査設備の複雑化や大型化、メンテナンス性が課題となっていました。
アドバンテストは、車載圧力センサのテスト向け温度・圧力ユニット「HA7200」を2015年にリリースしました。今回の「HA7300」により、車載センサのテスト・カバレッジを拡大し、自動車の高機能化にテストを通じて貢献します。


■製品仕様
【圧力印加範囲】 -50kPa~+150kPa(gauge)
【温度設定範囲】 -40℃~+150℃
【同測数】 8個
【その他重要項目】 2圧力同時印加可能









※本ニュースリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報であり、時間の経過またはさまざまな事象により予告無く変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。








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