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2輪車用タイヤ「BATTLAX」5商品同時発売【ブリヂストン】

2017年11月30日

2輪車用タイヤ「BATTLAX」5商品同時発売
~スポーツツーリング、アドベンチャー、スクーター、サーキットの4カテゴリー~


 ㈱ブリヂストンは、2輪車用タイヤブランド「BATTLAX」において、スポーツツーリングカテゴリーとして「BATTLAX SPORT TOURING T31」、アドベンチャーカテゴリーとして「BATTLAX ADVENTURE A41」、スクーターカテゴリーとして「BATTLAX SCOOTER SC2」、「BATTLAX SCOOTER SC2 Rain」、サーキットカテゴリーとして「BATTLAX RACING R11」の5つの新商品を2018年2月から発売します。尚、今回の新商品より当社2輪車用タイヤについてメーカー希望小売価格を設定致します※1

※1 レース専用商品、小型スクーター用汎用商品などの一部商品を除く。

1.新商品紹介

(1) BATTLAX SPORT TOURING T31(バトラックススポーツツーリングティーサンイチ)

    「BATTLAX SPORT TOURING T31」(以下、T31)は従来品「BATTLAX SPORT TOURING T30EVO」
    (以下、T30EVO)の安定性やライフ性能を維持しながら、ウェット性能や軽快性を向上させたスポーツツーリ
    ングカテゴリーのフラッグシップモデルです。特にウェット路面における制動距離短縮およびコーナリング時の
    グリップ性能を追及しており、急な雨天でも安心・安全なライディングに貢献します。

    A)パタン:フロント、リアに新設計パタン
       新設計のパタンは、ショルダー部分では溝の割合を上げて排水性を確保させることでウェット性能が向上。セ
       ンター付近では溝の割合を減らすことでブロック剛性を上げて、ウェット制動距離の短縮を追及しています。

    B)フロントコンパウンド:新開発コンパウンド
       新開発のコンパウンドは、シリカの分散を分子レベルで改良、ゴムの柔軟性があがることで、荷重がかかった
       時にゴムが路面凹凸へ食い込みやすくなり、且つ分子を動きやすくすることでエネルギーロスを発生させ、グ
       リップ性能向上に貢献しています。特に、低温域でのグリップ性能を追及しており、これによってウェット路
       面でも高いグリップ性能を発揮します。

    C)リアコンパウンド:「3LC+CAP&BASE※2」トレッド
       3レイヤーのコンパウンドを採用し、センター部分のコンパウンドがショルダー部分のベースにも広がってい
       ることでショルダー部分の剛性が高くなり、特にコーナリング時の安定性の確保に貢献しています。
       ※2 CAP&BASE:トレッドゴムを外層側と内層側に分け、それぞれ別のゴムを配置したトレッド構造

    D)その他技術:ULTIMAT EYE™※3の活用による接地性の改良
       「ULTIMAT EYE」の計測技術で実走状態での動的なタイヤの挙動を可視化。T30EVO対比で接地前方の粘着
       域を増加させるとともに、接地後方の滑り域を減少させました。これによりコーナリング時のウェットグリッ
       プ性能およびドライ応答性の向上に貢献しています。
       ※3 「ULTIMAT EYE(アルティメットアイ)」は、タイヤの接地面挙動を計測・予測・可視化するブリヂ
       ストン独自のタイヤ開発技術です。実車テストと同等の高速走行状態を室内で再現し、接地面におけるタイヤ
       の挙動を可視化することができます。これによって、従来の実車テストに加えて、科学的な根拠に基づく精度
       の高い解析や性能確認を行うことができます。

    E)発売サイズ

(上記メーカー希望小売価格は、2017年11月30日現在のものです)


(2) BATTLAX ADVENTURE A41(バトラックスアドベンチャーエーヨンイチ)

    「BATTLAX ADVENTURE A41」(以下、A41)は従来品「BATTLAX ADVENTURE A40」(以下、A40)
    対比でライフ性能を同等レベルに確保しながら、ウェット性能・直進安定性を追求した、アドベンチャーカテゴ
    リーのフラッグシップモデルです。特にウェット路面における制動距離およびコーナリング時のグリップ性能を
    追及しており、急な雨天でも安全・安心なライディングに貢献します。

    A)パタン:フロント、リアに新設計のパタン
       新設計のパタンは、ショルダー部分では溝の面積を増やして排水性を確保させることでウェット性能が向上。
       センター部分では溝の面積を減らすことでブロック剛性を上げて、ウェット制動距離の短縮を追及していま
       す。

    B)コンパウンド:新採用のコンパウンド
       フロントとリアに搭載された新採用のコンパウンドは、低温時のグリップ性能を追及しており、これによって
       ウェット路面でも高いグリップ性能を発揮します。また、フロントは3LC、リアは3LC+CAP&BASEトレッ
       ドを採用しており、ドライ路面におけるコーナリンググリップ性能の確保に貢献しています。

    C)その他技術:「ULTIMAT EYE」による接地性の改良
       「ULTIMAT EYE」の計測技術で実走状態での動的なタイヤの挙動を可視。A40対比で接地面後方の滑り域を
       減少させ、WET路面におけるコーナリンググリップ性能の向上を追及しています。

    D)発売サイズ

(上記メーカー希望小売価格は、2017年11月30日現在のものです)

※当該サイズは、適切なチューブを入れることでチューブタイプリムに装着が可能です。
 (サイドウォールに「USE TUBE ON TUBE TYPE RIM」という刻印有)。


(3) BATTLAX SCOOTER SC2(バトラックススクーターエスシーツー)、BATTLAX SCOOTER SC2 Rain(バトラックススクーターエスシーツーレイン)

    「BATTLAX SCOOTER SC2」は、特にドライ路面におけるグリップ性能、ロールリニア性に優れ、スポーツス
    クーター本来の気軽さ・楽しさを追及しています。また「BATTLAX SCOOTER SC2 Rain」は、特にウェット
    路面における駆動性・ハンドリングに優れ、日々のライディングを足元から支えます。


    A)パタン:
       フロント、リアにハイパースポーツカテゴリーのフラッグシップモデルである「BATTLAX HYPERSPORT
       S21」系のパタンを採用。ショルダー部の高いブロック剛性で、コーナリング時のドライグリップ性能向上に
       貢献。また溝角度を最適化することで、優れたロールリニア性を追及しています。

    B)コンパウンド:
       新たに採用されたコンパウンドは、グリップ向上剤比率を高めたことにより、全温度域で高いドライグリップ
       性能を発揮します。


    A)パタン:
       フロント、リアにスポーツツーリングカテゴリーのフラッグシップモデルである「BATTLAX SPORT
       TOURING T31」系パタンを採用。トレッド部全体の溝の面積を増やすことで、良好な排水性を実現し、高い
       ウェット性能を追及しています。

    B)コンパウンド:
       シリカ比率を高めた配合を採用することで、ウェットトラクション、ウェットハンドリングの向上を目指しま
       した。また、160/60R15サイズでは3LCトレッドを採用することで、コーナリング時のドライグリップを確
       保しています。

    C)発売サイズ

(上記メーカー希望小売価格は、2017年11月30日現在のものです)

    A)パタン
       レーシングタイヤのサーキット走行時の摩耗パタンを測定することで、タイヤへの入力方向を確認。入力方向と同方向に主溝を配置することで、コーナリング時のトレッド剛性を最大化、コーナリング時、加減速時において高いスタビリティーを実現。

(上記メーカー希望小売価格は、2017年11月30日現在のものです)


(4) BATTLAX RACING R11(バトラックスレーシングアールイレブン)

    最高峰の二輪レースにタイヤを供給し続けることで培われた最新の技術を投入、高い戦闘力と扱いやすさを備え
    たサーキット走行向けタイヤ※4です。新設計パタンと新開発ベルト構造、更に新リアコンパウンドの採用によ
    り、高いグリップ性能と確実な接地感を具現化、サーキット走行における安心感と乗りやすさを追及していま
    す。

       ※4 本商品はサーキットに於ける走行性能を追求しており、各種車両指定の新車装着タイヤとは異なる最高
       速度を前提として開発されており、一般公道での走行は推奨できません。本商品はサーキット走行されるお客
       様に限定して販売いたします。

    A)パタン
       レーシングタイヤのサーキット走行時の摩耗パタンを測定することで、タイヤへの入力方向を確認。入力方向
       と同方向に主溝を配置することで、コーナリング時のトレッド剛性を最大化、コーナリング時、加減速時にお
       いて高いスタビリティーを実現。

    B)新開発のベルト構造V-MS・BELTを採用
       MS・BELTのように周方向に巻いているスチールコードを、トレッド位置によって異なる配置にした新しい
       ベルト構造「V-MS・BELT(Variable pitch-Mono Spiral Belt)」を採用※5しています。これにより、接地
       特性が大幅に改善し、より均一な接地圧分布が得られるようになりました。リアについては、「RACING
       BATTLAX V02」で好評なGP-BELTも採用することで、更なる接地特性改善に貢献しています。なお、「V-
       MS・BELT」の最適化には「ULTIMAT EYE」が活用されています。

       ※5 サイズによって別のベルト構造を採用しているタイヤもあります。

    C)発売サイズ(※6)




















※6 R11はサーキット走行されるお客様に限定して販売いたします。

 当社は2輪車用タイヤ「BATTLAX」シリーズを始め豊富なラインアップで、今後も皆様の快適なバイクライフをサポートしていきます。



関連リンク:
ブリヂストンの二輪車用タイヤ


本件に関するお問い合わせ先
㈱ブリヂストン
<お客様> お客様相談室 TEL:0120-39-2936








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