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車載サイバーセキュリティ・ソリューションを開発【NNG】
2017年11月13日
車載ナビゲーション・ソフトウェア/コンテンツ/サービスのグローバル・プロバイダーであるNNG（エヌエヌジー）は昨年、イスラエルのサイバーセキュリティ企業、Arilou Information Security Technologies社（以下、Arilou［アリルー］）を買収し、新たなサイバーセキュリティ技術の強化を目的とした「NNGサイバーセキュリティ部門」を設立しました。
NNGサイバーセキュリティ・ソリューションは、車載システムに何らかの害を及ぼす前にサイバー攻撃を即座に検出し、傍受する画期的なイノベーションを提供します。
NNGグループ傘下のアリルー社CEO、ジブ・レビ（Ziv Levi）は次のように述べています。「コネクテッドカーの時代の到来に伴い、すべてのクルマがハッカーの標的になる可能性があります。当社のソリューションはハッカーに最も広く使用される手段に対して、効果的に、かつ、永久的に排除します。言い換えれば、悪質なハッキングからクルマを保護するワクチンを発見したと言えます。この予防策となるテクノロジーを採用することで、OEM各社は自社のクルマをハッカーの攻撃から守ることが出来るようになります」
ハッカーが車載システムの攻撃のために最も頻繁に使用する手段は、クルマが電子制御ユニット（ECU）からの正式なコマンドだと誤認識するような、不正なコマンドを送信することです。このような悪質なメッセージをフィルタリングすることは、ECUの1つがまるで別のものであるかのようにメッセージを送信する際、そのようななりすまし攻撃を防止するためにも重要です。新たに導入された不正送信阻止システム（PIPS）は、ECU間のCANバス上のコンテンツやコンテキストのコミュニケーションの分析だけではなく、その情報ソースも分析する業界初となるソリューションです。これによって、悪意のあるメッセージをリアルタイムで受信し、効果的かつ正確に傍受することができます。
画期的なテクノロジーはコミュニケーションの物理的な特徴を分析し、有効性を検出します。この分析がリアルタイムで行われるため、不正なメッセージが届く前にPIPSが脅威をブロックし、車載ECUの安全性を確保することができます。これは、通信の発信元を正確に追跡し、なりすまし攻撃の可能性を排除できるNNG独自のテクノロジーです。PIPSは状況を効果的に特定し、攻撃を防止するため、ハッカーの侵入を無効にします。
車両ネットワーク全体を単一点で防御
統合されたセグメント間の通信フローの安全だけを確保するセキュリティ・システムを有する利用可能なテクノロジーとは対照的に、PIPSはCANバス上で接続可能で、単一点ですべてのネットワークを網羅することが可能です。
（本国2017年1月9日発表抄訳版）
NNGについて
NNGは、最高のドライビング・エクスペリエンスの提供を目指す、グローバルな車載ソフトウェア・サプライヤーです。当社はコネクテッド・ナビゲーション、サイバーセキュリティ、ユーザーエクスペリエンスの市場に向けて付加価値のあるソリューションの提供に注力しています。
NNGは、主力製品であるiGO Navigationソフトウェアが広く知られたことに始まりますが、 事業の大半はフォード、ルノー、マツダなどの主要自動車メーカーに向けたホワイトレーベル製品の提供です。
NNGのナビゲーションは現在、世界中で30以上のブランドの3000万台にのぼる自動車に搭載されています。
NNGは全世界9カ国（米国、ブラジル、ハンガリー、イスラエル、南アフリカ、インド、中国、日本）に拠点を持ち、各地域に対して最適なコンテンツをお届けしています。
NNGのジャガー・ランドローバー・ジャパンのケーススタディーの動画についてはこちらをご覧ください。
NNGの詳細についてはwww.nng.comをご覧ください。
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