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フィアットブランドのCO2排出量、5年連続で欧州最低を達成【フィアット】
2012年3月13日
2012年3月6日イタリア・トリノ発-世界的な自動車コンサルタントおよび調査会社であるJATOダイナミクスによると、フィアット オートモービルズの2011年に欧州で販売された車両の平均CO2排出量は118.2g/km(2010年の平均値より4.9g/km減)となり、5年連続で欧州最低を達成しました。また、フィアット グループ全体でのCO2排出量平均も123.3g/km(前年比2.6g/km減)を記録し、これも欧州市場域内で最も優れた値となりました。
これは輝かしい成果であると同時に、過去からの継続的な改善の成果でもあります。フィアット オートモービルズは、乗用車1台あたりの平均CO2排出量をこの5年間に137.3g/kmから118.2g/kmへと、14%削減したことになります。なお、118.2g/kmという数値は、EUが定めた2015年目標値130g/kmをすでに大幅に下回っています。
この成果は、環境保護に対するフィアットの確固たる姿勢を示すものです。世界で最も環境にやさしいターボガソリンエンジン「TwinAir(ツインエア)エンジン」をはじめとした シンプルで独創的なソリューションの開発、欧州で他に先駆けて推進したメタンやLPGなどの代替燃料仕様車の導入、ドライバーに社会的責任とエコロジーに適った運転を促す先進的テクノロジー、「eco:Drive」の開発などがその例として挙げられます。多くのドライバーがeco:Driveを日々活用することで、型式認証レベルをさらに下回るCO2排出量を達成しています。
フィアットのエコテクノロジー分野における数々の革新的技術は、「エアテクノロジー」という名のもとに集約されていますが、これは、ただ一つの理念に基づく進化を象徴し、 凝縮したものです。過去20年にわたって、シンプルかつ環境負荷の低いクルマづくりと、イタリア車の伝統である『走る歓び』を両立させ、革新的なソリューションを市場にもたらす原動力となったのも、こうした理念に他なりません。
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