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鋳造シミュレーションシステム「ADSTEFAN®」の販売代理店契約を締結【日本ユニシス・エクセリューションズ/茨城日立情報サービス】

2012年3月8日

茨城日立情報サービス㈱(本社:茨城県日立市、取締役社長:加藤 勝康、以下 IJS)と日本ユニシス・エクセリューションズ㈱(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:石原 邦夫、以下 UEL)は、本格的なモータリゼーションが加速しているASEAN(東南アジア諸国連合)での販売を強化する目的で、IJSが開発・販売・サポートする鋳造シミュレーションシステム「ADSTEFAN(アドステファン)」の販売代理店契約を2月2日に締結しました。

IJSが開発・販売する鋳造シミュレーションシステム「ADSTEFAN」は、1990年代から実施された東北大学と日立製作所を中心とした産学連携における鋳造シミュレーション技術の研究成果を、1999年に日立製作所とIJSが製品化した純国産の鋳造シミュレーションシステムです。「ADSTEFAN」は1999年の販売開始以降、解析時間の高速化の実現と簡単な操作性、毎年の新機能開発リリースの実績が評価され、多くの鋳造技術者の支持を得て、現在412ライセンス(うち海外85)が稼働しています。

IJSでは「ADSTEFAN」の海外展開を加速することにより、日本企業の海外進出時の技術移転を支援するだけでなく、各国企業の鋳造技術向上を支援し、世界的な環境対策への要請による製品の高品質化と省エネルギー化実現の為に、「ADSTEFAN」の販売とサポートを更に強化していきます。現在、IJSは中国、台湾地域、インド、東南アジアに鋳造技術力と販売力を有する「ADSTEFAN」代理店を設け、各国の市場性とニーズにマッチしたプロモーションを展開しています。また「ADSTEFAN」がユーザーにとって真に実用的で高い価値を生む鋳造CAEとして活用できるように代理店に対してサポートを行っています。

UELは、3次元CAD/CAMを中心とした様々なソリューションで「モノづくり」を支援しています。主要製品は、製造業界向け金型設計・製造支援システム「CADmeister® (キャドマイスター)」と、住宅業界向け業務支援システム「DigiD®(デジド)」で、企画・開発・販売・サポート・教育までを一貫して提供しています。これらの製品は、大手自動車メーカーや主要住宅メーカーおよび各関連企業に導入され、特に「CADmeister」は、日本にとどまらず北米・欧州・アジアなど、合計約3,000社・世界20ヵ国にまで広がっています。海外での販売はASEAN地域をはじめ、ワールドワイドで強力な販売ネットワークを持っています。

このたび、販売代理店契約を締結したことで、UELのネットワークを活用しASEAN地域に販売していきます。また、ASEAN各地域での鋳造メーカーに対する鋳造シミュレーションセミナー開催するなど技術サポートも充実していきます。更には両社の強みを生かしてUELのCAD/CAMソリューションとIJSの「ADSTEFAN」をはじめとするCAEソリューションとのシナジーの発揮による統合ソリューションサービスを展開していきます。

当面の海外販売目標としては、
2012年度 ASEAN 30本、インド 20本、海外合計 80本
2013年度 ASEAN 50本、インド 20本、海外合計 100本を目指します。

エンドースメント

UEL
代表取締役社長 石原邦夫

「ASEAN諸国の急激な市場成長にあわせ、とりわけタイやインドネシアは現地製品向けの開発拠点としての重要さも日々増しています。弊社「CADmeister」の商品強化としてこのたびIJSと協業する運びとなりました。今回の提携による両社の相乗効果により、既存のお客様のみならず、ASEAN地域に進出されている多数の日系企業各社、および現地ローカル企業各社に少しでも貢献できたら幸いと考えています。」


IJS
取締役社長 加藤勝康氏

「欧米、日本などの先進国では以前から鋳造シミュレーションソフトが本格的に活用され、成果があがっています。一方ASEAN諸国はコスト削減を目的とした製造拠点として位置づけられており、製造現場におけるシミュレーションソフトの導入率は低く、経験と勘による試作に依存しているのが現状です。しかし、昨今の急激なモータリゼーションの進展により、今後は設計主導型のモノづくりが求められ、自動車メーカー、自動車部品メーカーを中心に、鋳造シミュレーションの大きな市場が見込めると考えています。今後、UELの協力を得て、鋳造シミュレーションをASEAN地域にも普及させ、ASEAN地域の鋳造業の品質向上、コスト低減、地球環境保護に貢献していきたいと考えています。」

日本ユニシス・エクセリューションズ株式会社の概要

茨城日立情報サービス株式会社の概要

「ADSTEFAN」の生い立ち

1992年
東北大学を中心とした産学共同「湯流れ研究会(別称:Stefanの会)」が設立され、電機、自動車など20の民間企業が参加して研究開始。

1999年
技術移転機構㈱東北テクノアーチを介して、Stefanの研究成果を㈱日立製作所 日立研究所に技術移転実施、製品化される。

2007年
IJSが日立研究所からライセンス譲渡を受け、IJSの製品として開発、販売を行う。

2007年
台北、上海、インド、マレーシアの現地法人と代理店契約を締結してアジア展開。

2008年
中国広州市華南理工大学にADSTEFANセンター開所。

2010年
第8回産学官連携功労者表彰で文部科学大臣賞を受賞。

2010年
東北大学にADSTEFAN/CASTING・SOLUTIONセンター開所。

ビジネスとしての状況

発行ライセンス数 412ライセンス(国内327、海外85:2012年1月現在)
(海外ライセンス供与国、中国、台湾地域、タイ、米国、マレーシア、韓国、インド)

商標、登録商標

ADSTEFANは茨城日立情報サービス株式会社の登録商標です。
CADmeisterは日本ユニシス・エクセリューションズ株式会社の登録商標です。
DigiDは日本ユニシス株式会社の登録商標です。
その他記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。


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