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エイチアイとHMIソフトウェアのライセンス事業で協業【クラウズ】
2017年10月2日
自動車業界ソフトウェアメーカー クラウズ、
エイチアイとHMIソフトウェアのライセンス事業で協業
~純国産HMIオーサリングツールの更なる市場浸透の実現に向けて~
㈱クラウズ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山形 誠)は、アートスパークグループの㈱エイチアイ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:青山 智信)と、両社の純国産HMIオーサリングツールの更なる市場浸透を目的として、戦略的協業および相互支援提携をすることで合意したことを発表いたします。
【㈱エイチアイ 提供サービス】
エイチアイは、主にハイエンドSoC環境向けを中心に、先進的GUIや統合HMIアプリ開発を容易にするオーサリングツール「exbeans® UI Conductor」、及びGPU(*Graphics Processing Unitの略)サポートを有するターゲットハードウェア環境上で高い描画性能を実現する完全自社製Graphics描画エンジンを内包した「exbeans® UI Conductor Runtime Engine」を提供しております。
【㈱クラウズ 提供サービス】
クラウズ オートモティブカンパニーは、主にローエンドSoC環境向けを中心に、2006年から世界各国のOEM及び市販製品に採用実績があり、2D及び3D-HMIを実現する組み込み向け2D/3D描画エンジン「MatrixEngine® Embedded」、Non-OSや2D-APIのみのごく小規模な組み込み用途向け新開発描画エンジン「MatrixEngine® One」、および「MatrixEngine® Embedded」「MatrixEngine® One」を使用したGUIアプリ開発用統合開発環境「MatrixEngine®(SDK)Pro」を提供しております。
【各社サービスの品質向上に向けて】
自動車業界におけるソフトウェアTier1メーカー連携として、各製品自体の弛まぬ品質向上は勿論のこと、エイチアイは、ハイエンド領域におけるツールの機能安全(ISO 26262)認証取得へ向けて積極的に取り組み、クラウズは、機能安全対象外のローエンド領域におけるお客様の製品性能の向上に向けて邁進いたします。特にクラウズの新開発「MatrixEngine® One」にてごく小規模な組み込み用途におけるロースペックニーズにお応えします。
【今後の展望】
今回の戦略的提携により、エイチアイおよびクラウズは双方の製品を販売できることになります。今後両社は全面的な協力体制を維持・発展させながら、主にローエンドSoC環境向けをクラウズ製品にて、ハイエンドSoC環境向けをエイチアイ製品にてお客様のニーズに100%お応えする最適ソリューションプロバイダーとして、ワンストップかつ手厚いサポートをご提供させて頂きます。
【クラウズについて】http://www.clouds-inc.jp/
クラウズ オートモティブカンパニーは、クラウズの強みである『技術者の能力を最大限に引き出すノウハウ』を自動車業界に投入し、車載ディスプレイをメインフィールドに据え、独自技術のライセンス事業の推進により培われた「採用実績数による信頼」「最先端コンサルティングによる信頼」「量産開発バックアップによる信頼」を軸にグラフィクス(GUI)デザインから組み込みプログラミングまで幅広く柔軟にお客様のニーズに応えるソリューションを提供いたします。
【エイチアイについて】http://www.hicorp.co.jp
エイチアイは、『人にやさしいヒューマンインターフェースの実現』を目指し、ソフトウェア開発だけでなく、UI/UXの企画・コンサルティングからHMIの研究開発・製品ライセンス・サポートに重点を置き、より質の高いデザイン表現を可能にするための様々なGUI 開発環境の提供を行っております。意匠デザイン開発からHMIアプリケーション開発までのプロセス支援とソフトウェア品質向上支援により、他社との差別化を実現いたします。
エイチアイは、今後も様々なデジタル機器への技術提供を進めると共に、人の生活を豊かにする製品の創造を目指し、企業活動を進めて参ります。
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