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キャビンヒーターで新しいEVの走行距離を延長【ボルグワーナー】

2017年9月27日

本プレスリリースは、2017年9月21日にアメリカ合衆国で発表された英文リリースの抄訳版です。

ボルグワーナー(本社:アメリカ合衆国ミシガン州アーバンヒルズ、社長兼最高経営責任者:ジェームズ・ベリアー/James Verrier)は、先進的な高電圧PTCキャビンヒーター技術を、世界的に有名な電気自動車(EV)メーカーの新型車両に供給することを発表しました。ボルグワーナーの技術は、エネルギーを有効に利用し、車内を速やかに暖めます。

利用できる廃熱が少ない場合は、車内を暖めることが難しくなります。ボルグワーナーの高圧キャビンヒーターは、廃熱に頼らずに送風機から送られる空気を暖め、無臭の温風を送ることで快適な車内環境を提供しながら、高効率のオペレーションでバッテリーの消費を抑えます。ヒーターコアにはセラミックのPTCコンポーネントを使用しており、暖房が最も必要とされる低温時に暖房出力が上昇する自動制御機能を備えています。車内の温度が上昇して暖房が不要になると、出力が自動的に下がります。最大7kWのヒーター設計は、デュアルゾーン機能でシングルゾーン機能よりも効率的に車内を暖め、暖房・換気・空調(HVAC)システムをほぼ無音で稼働させることができます。

ボルグワーナーの総合的な製品ポートフォリオには、電動コンプレッサーのeBooster®、車内暖房、補助冷却ポンプなど、ハイブリッド車および電気自動車向けの先進技術が多く含まれており、それらすべての技術が、世界中の自動車メーカーによるクリーンで効率的な将来の自動車社会の実現に貢献します。

ボルグワーナーのエミッションおよびサーマルシステムズの社長兼事業本部長のジョー・ファドゥール(Joe Fadool)は、「当社は、ドライバーの快適さを実現するお客様の課題を解決し、目標達成を支援する、非常に重要なテクノロジーソリューションの提供をうれしく思うとともに誇りにしています。」と述べています。

ボルグワーナーについて
ボルグワーナー(NYSE: BWA)は、自動車の内燃機関、ハイブリッド車、電気自動車向けのクリーンで高効率な技術ソリューションを提供するグローバルなリーディングカンパニーです。世界17カ国62カ所に生産・開発拠点を持ち、全世界でおよそ27,000人の従業員を擁しています。詳細については、borgwarner.comをご覧ください。









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