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大容量蓄電池の充電専用標準電源「EVAシリーズ」開発【TDKラムダ】

2012年2月21日

TDK㈱のグループ会社であるTDKラムダ㈱(社長:広田嘉章、本社:東京都中央区日本橋)は、大容量蓄電池の充電専用標準電源「EVAシリーズ」を開発しました。150,300,600VDCの3機種をラインアップし、お客様の幅広いニーズにお応えします。4月末日より300VDCの受注を開始、その他の機種も順次受注を開始します。

開発背景、コンセプト

スマートグリッドや電気自動車、プラグインハイブリッド車など、大容量の蓄電池を使ったシステムやアプリケーションが増えています。また、原子力発電の停止に伴う電力不足の懸念から、蓄電池を使った非常用電源の需要も高まりつつあります。そこで、大容量蓄電池向けの充電専用標準電源『EVAシリーズ』を開発、お客様のニーズにお応えします。

製品ポジショニング

大容量から小容量までさまざまな蓄電池システムが存在する中、『EVAシリーズ』は、10kWhを越える業務用の大容量蓄電池システムに必要な100~600VDCの充電電圧に対応する、最大出力2.4kWの装置組み込み専用のAC-DC電源です。リチウムイオン電池をはじめ、幅広い蓄電池の充電に対応します。

主な製品特長

100~600VDCの充電電圧に対応し、大容量蓄電池の充電に最適
プログラマブルな可変電圧・可変電流機能搭載、幅広い仕様の蓄電池システムに対応可能
シリアル(RS485)通信機能を標準装備、外部機器からの設定・変更が可能
ワールドワイドの安全設計
並列運転が可能(マスタースレーブ運転は4台まで可能)
組み込みに最適なシューボックス形状

主な用途

大容量蓄電池システムの充電、その他の高電圧・定電流電源が必要なアプリケーション

※二次電池・蓄電池の技術、部品・材料、製造が一堂に集まる「〔国際〕二次電池展 2012」(2月29日(水)~3月2日(金)東京ビックサイト)において、TDKラムダブース(ブース番号W3-16)に展示します。より詳しい製品の説明、お客様のご要望、ご商談にお応えします。

『EVAシリーズ』概要

仕様概要

モデル名:『EVA2400』
機種ラインアップ:

受注開始日

2012年4月末日(EVA300-8)より
※他機種も順次受注開始

『EVAシリーズ』製品外観

 

TDKラムダ㈱について

TDKグループのTDKラムダ㈱は、産業機器向け電源のリーディングカンパニーとして、高信頼の電源をグローバルに幅広く展開しています。日本、中国、ヨーロッパ、アメリカ、アジアの世界5極に研究開発拠点を置き、開発・製造から販売・保守までのフルファンクション体制でお客さまのさまざまなニーズにお応えしています。
詳細は、http://www.tdk-lambda.co.jpをご覧ください。

用語解説

マスタースレーブ:
複数の電源を並列接続したときの制御方式。電力変換機能と制御機能を有する電源機器(マスター)1台と電力変換機能のみを有する電源機器(スレーブ)1台以上とを接続し、マスターの制御信号でスレーブの動作を制御して1台の電源として動作させること。


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