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Powered USBインターフェースのDC電源ラインを保護する高サージ耐量TVSダイオードアレイ「SP11xxシリーズ」を発売【Littelfuseジャパン】

2017年7月12日

Powered USBインターフェースのDC電源ラインを保護する
高サージ耐量TVSダイオードアレイ「SP11xxシリーズ」を発売
当社製TVSダイオードアレイで最高のサージ電流吸収率を実現


回路保護分野におけるグローバルリーダー、リテルヒューズ・インク(本社:米国イリノイ州シカゴ市、NASDAQ:LFUS)の日本法人であるLittelfuseジャパン合同会社(本社:東京都港区)は、Powered USBインターフェースのDC電源ラインを静電気放電(ESD)から保護する、TVSダイオードアレイ(SPA®ダイオード)「SP11xxシリーズ」を、本年7月中旬より発売します。

「SP11xxシリーズ」は、当社独自のシリコンアバランシェ技術で製造されたツェナーダイオードを採用し、インターフェースの各I/Oピンを保護します。同製品は、当社のTVSダイオードの中で最高のサージ電流吸収率(1mm²当たり)を誇り、極めて低い動的抵抗を提供し、Powered USBインターフェースのあらゆる電圧レベルに対応。さらに、性能を劣化させることなく繰り返し発生するESDパルスを±30kVまで吸収し、低クランプ電圧によりサージ電流80A(8/20μs)を減少させるなど、高い安全性を保障します。
同シリーズは、AC/DCコンバータ(充電器)との接続時に、バッテリーに不安定な電力を供給する原因となるファスト・トランジェントを抑制し、タブレットやスマートフォンで使用される高速充電バッテリーの早期故障や発熱を防ぐよう設計されています。また、携帯用デバイスに広く採用されているUSB 3.1 type CインターフェースのVbusラインの保護にもお使いいただけるほか、サイズ、コスト、性能など、それぞれのアプリケーションで求められる条件に合わせた、柔軟な設計が可能です。

なお、同製品は、当社の国内販売代理店を通じて販売します。


■特長
極めて低い動的抵抗(RDYN)により、ESD過渡現象に対する迅速な反応が可能。
DCインターフェースに最適なソリューションである単方向ディスクリート設計により、極めて低い動的抵抗を提供。
電流分布全体において安定した耐サージ性能を提供し、高サージ電流やESDに対する優れた保護を実現。

■用途
スイッチ、ボタン、試験装置、POS端末、医療機器、ノートパソコン、デスクトップパソコン、サーバー、コンピュータの周辺機器、自動車用電子機器

■仕様
逆スタンドオフ電圧(V):5.0~24
リーク電流(μA):1.0
ESD接触放電(kV):±30
ESD空中放電(kV):±30
雷耐性(8×20μs)(A):20.0~80.0
クランプ電圧 @1A(V):10.9V@70A、26.5V@40A、30.0V@30A、45.0V@20A、9.8V@80A
電気容量(pF):130~630
サイズ:uDFN-2
チャンネル:1

※詳細については、「SP11xxシリーズ」(http://www.littelfuse.co.jp/products/tvs-diode-arrays/general-purpose-esd-protection/sp11xx.aspx)の製品ページをご覧ください。



リテルヒューズ について
1927年創立の Littelfuse, Inc.(本社:米国イリノイ州シカゴ市、NASDAQ:LFUS)は、回路保護分野におけるグローバルリーダーで、電力制御およびセンサー分野での世界的な躍進を確かなものにしつつあります。 同社は、ヒューズ、セミコンダクタ、ポリマー、セラミック、リレーおよびセンサーといった技術を必要とする電子機器、自動車および工業市場において世界中のお客様にサービスを提供しています。リテルヒューズは、北南米やヨーロッパ、アジアの40 カ所を超える拠点に1万人以上の従業員を抱えています。詳細についてはリテルヒューズのウェブサイトlittelfuse.comをご覧ください。

本製品に関するお問い合わせ
Littelfuseジャパン合同会社
TEL:03-6435-0750
FAX:03-3453-5505
E-mail:tmunakata@littelfuse.com








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