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「BT Optio L-series」が国内産業機械メーカー初 ドイツのiFデザイン賞金賞を受賞【豊田自動織機】

2012年2月14日

㈱豊田自動織機(社長:豊田鐵郎、以下豊田自動織機)が2011年11月に発売した欧州向け小型電動フォークリフト「BT Optio L-series(BT オプティオ Lシリーズ)」が、iFデザイン賞(iF product design award 2012)の金賞を受賞しました。同賞受賞は日本の産業機械メーカーで初となります。
iFデザイン賞はドイツ・ハノーバーの社団法人国際デザインフォーラムが1954年から毎年開催しているもので、世界でもっとも権威のあるデザイン賞のひとつです。2012年は、世界各国からプロダクト部門に2,923点の応募があり、863点がiFデザイン賞として選定されました。さらにその中から60点が最高賞である金賞を受賞しました。

豊田自動織機では、欧州向け産業車両を主に「TOYOTA」、「BT」の2ブランドで展開しております。今回受賞した「BT Optio L-series」は屋内用の小型搬送機器で、小売業や倉庫業などでご利用いただいております。
エルゴノミクス(人間工学)の発祥の地、欧州では、作業者の健康・安全・快適さ・疲れにくさなどに配慮したエルゴノミクスデザインが強く根付いており、産業車両にも強く求められています。エルゴノミクスに焦点をあてて開発した「BT Optio L-series」は、欧州ユーザーの求める性能、機能、操作性、居住性を兼ね備えたデザインの製品となっています。
製品の特長、iFデザイン賞の概要は以下の通りです。

1. 製品の特長

1) エルゴノミクスデザインの低いステップにより、楽に乗り降りすることが可能。
2) Toyota’s E-manコントロールシステム※1を採用することにより運転時の負荷を軽減。
3) スムーズな乗り心地を実現するFAS system※2をオプション設定。

※1 作業者が軽い力でスムーズに操作できるだけでなく、作業者の操作位置に合わせて自在に可動するなど、操作性向上に大きく寄与する電気制御式ステアリングシステム
※2 Frequency Adapted Suspensionの略で、機台運転席での床下からの振動を緩和し、スムーズな乗り心地を実現するサスペンション機構

2. iFデザイン賞について

iFデザイン賞ロゴドイツの社団法人国際デザインフォーラム(iF International Forum Design)が、1954年より毎年開催。世界的に権威のある工業デザイン賞とされており、家電、コンピューターから公共インテリア、トランスポーテーションまで16の部門がある。世界各国から応募された工業製品を対象とし、美しさ、独創性、素材、技術革新、機能性、人間工学、安全性、環境への配慮など総合的な商品価値が評価されている。
当社としては、2009年の欧州向けフォークリフト「TRAIGO48」に続く受賞で、金賞受賞は初。





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