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ジュネーブモーターショー出展概要【日産自動車】

2012年2月6日

ワールドプレミア2車種を含むコンセプトカー4車種を出展し、日産の将来を示唆

日産自動車㈱(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン)は6日、ジュネーブモーターショー(3月8日~18日)において、同社の将来を見据えた4車種のコンセプトカーを公開すると発表しました。

4車種のうち、世界初公開となるコンセプトカーは2車種あります。1車種は「INVITATION」で、2車種目の詳細についてはショーの初日に発表します。

「INVITATION」は、2013年中に欧州で発売を予定している新型車のコンセプトモデルです。この新型車は、「マイクラ」や「ジューク」と同セグメントのクルマで、これにより日産は同セグメントにおいてより幅広いラインアップを持つ自動車メーカーとなります。

残り2車種のコンセプトカーは、「e-NV200」と「ジュークニスモコンセプト」で、これらは欧州において初公開となります。
「e-NV200」は、同社の「ゼロエミッションモビリティでリーダとなる」という目標を達成するための次のステップとなるクルマです。NV200バネットをベースとした「e-NV200」には、コンビバージョンおよびエヴァリアバージョンがあり、手頃な価格で、最高7人乗りとなるファミリー向けのモデルです。NV200は、次世代のニューヨークタクシー(イエローキャブ)のベース車に選定され、間もなくニューヨーク市のいたるところで目にすることができるようになります。

そして、2011年11月の東京モーターショーで初公開された「ジュークニスモコンセプト」は、存在感のあるクロスオーバー「ジューク」に本格的なスポーツカーの性能を持たせています。

日産は欧州市場において、都市で生活するお客さまに向けた「ピクソ」、小型車「マイクラ」、量販車種であるクロスオーバー「ジューク」や「キャシュカイ」、「パスファインダー」、「ナヴァラ」などの本格的な四輪駆動車、電気自動車の「日産リーフ」、「NISSAN GT-R」など、幅広いラインアップを展開していますが、これらの4車種のコンセプトカーも今後、このラインアップに加わることになります。

また、日産ブースには、2012年モデルイヤーの車両や特別バージョンモデルなど、多くの車両を展示しますが、これらは全て革新的な技術でお客さまへワクワクする商品を提供するという日産の取り組みを具現化したものです。

日産は2011年、欧州で過去最高の販売台数を記録しました。販売は前年比で25%増加し、市場シェアも過去最高の3.7%となりました。特にロシアでは74%増の138,827台、英国では11%増の107,053台、フランスでは31%増の77,783台を記録しました。

日産のラインナップの中で、最多販売車種は「キャシュカイ」でした。発売後5年目となる昨年もその人気は衰えるがことなく、5人乗りの「キャシュカイ」と7人乗りの「キャシュカイ+2」はともに人気を博しています。

日産インターナショナル社の販売・マーケティング担当のSVPであるポール・ウィルコックスは、「欧州での好調な販売は、欧州で設計、開発、生産が行われ、セグメントでリーダーとなっているモデルによるものです。日産は、欧州で販売された車両の約70%を英国、スペインおよびロシアの工場で生産しています。これにより、私たちの商品ラインアップはそのスタイル、品質、パフォーマンス、信頼性の面で欧州のお客さまの期待に応えています。今回公開する4車種のコンセプトカーは、日産の商品ラインアップに強さと深みを与えます。私たちは、2016年までに欧州でNo.1のアジア系自動車メーカーとなることを目指しています。」と語りました。


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