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中国市場向けにカスタマイズされた製品とソリューションを展示【シェフラージャパン】
2017年4月24日
シェフラー、上海モーターショー2017に出展
シェフラー、中国市場向けにカスタマイズされた製品とソリューションを展示
未来の自動車の特徴は効率の向上と電動化の推進です。中国の自動車産業もこれまでとは異なる課題に直面しています。世界的に有名なサプライヤーであるシェフラーは、中国市場向けにカスタマイズされた技術を開発し、排出量を低減する自動車およびドライブコンセプトの開発でOEMを支援しています。
自動車および産業機械分野のサプライヤーであるシェフラーは、上海モーターショー2017(ホール4.2、ブース4B F131)で中国市場向けの幅広い技術ソリューションと製品を展示します。中国市場に合わせて、電動アクスル、P2ハイブリッドモジュール、マニュアルトランスミッションの車のハイブリッド化のための「E-Clutch」の3つの厳選された量産ソリューションを紹介します。
2017年4月20日午後1時(現地時間、CEST +6)には、シェフラーのブースにて、シェフラーAGのCEOであるクラウス・ローゼンフェルドと中国担当CEOであるイーリン・ジャンによる記者会見が開かれます。展示会に先駆け、ローゼンフェルドはシェフラーグループにとっての中国市場の重要性を強調し、次のように述べました。「シェフラーはかねてから中国の自動車メーカーの技術パートナーとして選ばれてきました。8つの工場、安亭鎮にある研究開発センター、複数の販売拠点、11,000人を超える従業員を擁するシェフラーは、中国地域で「未来のモビリティ社会のために」を推進し、中国市場の要件やニーズを満たす絶好の立場にあります。ジャンは次のように説明しています。「私たちは、中国市場での電動ドライブの将来性は明るいと考えています。ただし、今後数年間は内燃機関が引き続き重要な役割を果たすことでしょう」
そのため、シェフラーは、ドライブトレインの電動化に加えて、従来のドライブの効率と性能を高めるソリューションに引き続き取り組んでいきます。例えば、エンジンの運転状態に合わせてより速く、正確にカムシャフトを調整する電気機械式カムシャフトフェージングユニットや、エンジンの温度状態を正確に、エネルギー効率良く制御し、エンジンやトランスミッションの理想温度に迅速に到達できるようにする重要な部品であるサーマルマネジメントモジュールがあります。
車両やドライブのアーキテクチャを大幅に変更しなくてもドライブトレインに統合できるマイルド48Vハイブリッドシステムは、とりわけ魅力的な選択肢です。「内燃機関を搭載した車両では、48Vドライブにより、わずかな追加コストで排出量を低減しつつ、性能を向上できます」とジャンは説明しています。この技術は中国でもこれからますます重要になっていきます。
他にも、モーターショーではシェフラーの電動ホイールハブ駆動などが展示されます。この「E-Wheel Drive」では、電動モーター、パワーエレクトロニクス、ブレーキ、冷却系統など、必要な部品はすべて、ホイールリムに内蔵されています。これにより節約されたスペースを新しいアイデアに利用したり、未来の空間コンセプトや、ロボットタクシーなどの車両設計に利用することができます。他にも、未来のモビリティ社会のための最適な操作性、駐車の簡単さ、確かな環境への配慮といった利点があります。
中国におけるシェフラー
シェフラーは、1995年から中国市場で活動しており、現在では中国の複数の拠点で合わせて11,000人以上を雇用しています。2016年には、中国で13.3%の売上高の増加を達成しました。安亭鎮にあるシェフラーの開発センターでは、エンジニアが革新的なモビリティソリューションに最優先で取り組んでいます。また、太倉、蘇州、銀川、南京にある8つのプラントと、中国全土にある22の販売拠点も「未来のモビリティ社会のために」力を注いでいます。2017年、シェフラー中国は「2017年中国優良事業者」賞を受賞しました。2018年には、新しい製造工場が湘潭に建設されます。
「効率を高め、排出量を低減する課題の解決に向けて地域のOEMをサポートすることが私たちの使命です。そのために、シェフラー中国は、製造だけでなく、研究開発能力も高めてきました。これからも、シェフラーグループの戦略である『未来のモビリティ社会のために』、中国の自動車産業の発展に貢献していきます」とジャンは述べています。
*本リリースは、2017年4月19日に中国・上海、ドイツ・ヘルツォーゲンアウラッハで発表されたプレスリリースの抄訳です。
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