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高精度磁気センサ ラッチ2相出力タイプ「HGPRDTシリーズ」を開発、量産を開始【アルプス電気】

2012年1月30日

高温・高電圧に対応した、車載市場向けバラエティを拡充
高精度磁気センサ ラッチ2相出力タイプ「HGPRDTシリーズ」を開発、量産を開始


当社は、車載機器向けに、−40℃から+140℃までの広い使用温度範囲と上限30Vまでの高電圧に対応した、高精度磁気センサ ラッチ2相出力※1タイプ「HGPRDTシリーズ」を開発、本年1月より量産を開始しました。

昨今の自動車は、安全・快適・利便性を更に向上させるべく、電子化が進んでいます。これに伴い、車内のさまざまな車載機器も電子制御化が進み、パワーウィンドウ、カーナビゲーションディスプレイの可動部分などに使用されるモーター駆動系システムは、その動きを検知・制御するセンサが数多く搭載されています。
一方、これらのセンサには、車載環境に特有の高温及び振動などの衝撃への対応に加え、長寿命化やゴミ、埃に強い信頼性なども求められます。

当社は、耐久性・信頼性・寿命で優れる非接触型エンコーダとして使用可能な高精度磁気センサ「HGPFPTシリーズ」に加え、高温・高電圧に対応した車載機器向けの高精度磁気センサ「HGPRDTシリーズ」を新たに開発、量産を開始しました。
自動車や産業機器から民生機器まで幅広い市場に対応すべく、センサラインアップの拡充を行っています。

本製品に搭載するICは、当社仙台開発センター(宮城県仙台市)で自社設計しています。これまでさまざまなバラエティを展開するなか、市場で実績を重ねたセンサのノウハウを活用し、車載機器向けにICを最適化。高温、高電圧といった車載機器に求められる環境下においても機能を最大限発揮できる設計を行っています。
これにより、使用温度を従来品の−40~+115℃から、上限を+140℃まで拡大。使用電源電圧も従来品の最大5.5Vから、30V対応に拡大しました。

また、本製品には高精度なセンシング素子を2個内蔵しており、回転数と回転方向の同時検知が可能です。非接触型エンコーダにおけるセンサの搭載数削減と、車載機器内における省スペース化に貢献しています

※1 ラッチ2相出力:センサに加わる磁界が、交互(N極・S極)に変化を繰り返す際に、センサがON・OFFの信号を2つ出力すること

主な特長

車載市場に向け、高温・高電圧に対応した、高精度磁気センサ「HGPRDTシリーズ」

1. 広い使用温度範囲(-40~+140℃)と使用電源範囲(3V~30V)を実現
2. 2素子1パッケージにより、回転数・回転方向の検知が1パッケージで可能
3. 高感度素子の採用により、ギャップ変動(取付精度などのばらつき)に強く設計自由度を向上
4. 低消費電流3mAを実現

主な用途

車載機器、産業機械用モーターなどの制御

販売計画

主な仕様


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