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車載グレード近接＋アンビエント光センサーを発表、ジェスチャー認識向けに設計の自由度を向上【ビシェイジャパン】
2017年3月30日
ビシェイ社、車載グレード近接＋アンビエント光センサーを発表、
ジェスチャー認識向けに設計の自由度を向上
3つまでの外付けIRED、長距離検出を可能にする高感度特性、
小型4mmx2.36mmx0.75mmパッケージで提供
ビシェイ・インターテクノロジー社（米国ペンシルバニア州、NYSE：VSH 、日本法人：ビシェイジャパン㈱、東京都渋谷区、代表取締役社長：小澤政治）のオプトエレクトロニクス部門は本日、ジェスチャー認識に最適な車載グレードの近接＋アンビエント光センサーを発表しました。ビシェイセミコンダクター社のVCNL4035X01はFiltron™テクノロジーを採用し、小型4mm x 2.36mm x 0.75mmの表面実装型パッケージで提供され、近接およびアンビエントライト受光部、信号処理IC、16ビットADC、3つまでの外付けIRED用ドライバを内蔵します。AEC-Q101準拠のセンサーはインタラプタ機能を持ち、I²Cバス通信インターフェースに対応しており、スマートホーム、産業、車載アプリケーションの携帯用電子機器に最適です。
本日リリースされたデバイスは、ノートPC、タブレットなどの家電用途でのジェスチャー認識、プリンター、コピー機、車両のディスプレイ起動、玩具やロボットの衝突防止、オフィス、通路、建物内の照明制御などに利用可能です。VCNL4035X01はこれらのアプリケーションに必要な回路すべてを一つのデバイスに内蔵しているため、基板の小型化に貢献します。また、ジェスチャーアプリケーションに外付けエミッタを使用することで、設計の自由度を向上します。
このデバイスはプログラム可能なインタラプタ機能を特長とし、高・低しきい値を設定することで総消費電力を抑えることができます。この機能は、近接・アンビエントセンサーが同時に動作するようプログラムすることが可能です。Filtronテクノロジーは人間の目に近い周辺光スペクトラム感度を実現し、周辺光を遮光する優れた性能を持ちます。デバイスは高感度で、500mmまでの長距離検出を提供します。
VCNL4035X01のアンビエントライトフォトダイオードは0.004lx～4.2klxの照度を検出し、不透明／透明のレンズ設計に利用できます。センサーは±10%の高精度、蛍光灯のフリッカー耐性、－40℃～＋105℃で優れた温度補償安定性を提供します。近接センサーはインテリジェントなキャンセル機能でクロストークを排除し、スマートパーシステンススキームにより高速の応答時間を実現します。
新デバイスは、2.5V～3.6Vの動作電圧範囲と1.8V〜5VのI²Cバス電圧範囲を特長とし、鉛（Pb）フリーの8ピンQFNパッケージで提供されます。RoHS準拠のハロゲンフリー品でビシェイ社の「グリーン」標準に適合します。
サンプルおよび製品は既にご提供可能で、量産時の標準納期は8～12週間です。
ビシェイ・インターテクノロジー社について
ビシェイ・インターテクノロジー社はニューヨーク株式市場上場（VSH）のフォーチュン1000企業で、世界最大手のディスクリート半導体 （ダイオード、MOSFET、赤外線オプトエレクトロニクス等）および受動電子部品 （抵抗製品、インダクタ、コンデンサ等） メーカーのひとつです。 同社の部品はコンピュータ、自動車、コンシューマー、通信、軍用、航空宇宙、電源、医療等多種多様な界の製品に組み込まれています。ビシェイは革新的な製品、企業買収における優れた戦術、「ワンストップショップ」サービスで、業界のリーダーとしての地位を確固たるものにしています。 詳細は、ビシェイ社のホームページをご参照ください。http://www.vishay.com
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