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低燃費性能に新たに“ラク”性能を加えた 新付加価値 低燃費タイヤ新発売【ブリヂストン】
2012年1月11日
低燃費性能に新たに“ラク”性能を加えた 新付加価値 低燃費タイヤ
「ECOPIA PZ-X」(エコピア ピーゼットエックス)・「ECOPIA PZ-XC」(エコピア ピーゼットエックスシー)・「ECOPIA PRV」(エコピア ピーアールブイ)新発売
㈱ブリヂストン(社長 荒川詔四)は、低燃費タイヤ「ECOPIA」ブランド※1の新商品としてセダン・クーペ専用の「ECOPIA PZ-X」、軽・コンパクトカー専用の「ECOPIA PZ-XC」、ミニバン専用の「ECOPIA PRV」の3商品を2012年2月1日から発売致します。発売サイズは、「ECOPIA PZ-X」が43サイズ、「ECOPIA PZ-XC」が26サイズ、「ECOPIA PRV」が26サイズの合計95サイズで、価格は全てオープン価格です。
今回発売する3商品は、当社の材料技術「NanoPro-Tech(ナノプロ・テック)」※2の採用などにより、「ECOPIA PZ-X」では、当社従来品「Playz PZ-X」対比転がり抵抗を37%低減。他の2商品でも、当社従来品対比で転がり抵抗を低減しており、全95サイズ中33サイズで低燃費性能の最高グレード「AAA」を達成しています。また、低燃費性能だけではなく、当社従来品「Playz PZ-X」等に採用している非対称形状を採用することで、直進安定性を高め、運転中の”ラク”を追求しています。さらに、セダン・クーペ、軽・コンパクトカー、ミニバンそれぞれの車種特性に合わせた専用設計を行うことで、新たな付加価値も追求しています。
タイヤのライフサイクルにおけるCO2排出量の約9割は、その使用段階で車両の排気ガスとして排出されるものです。当社は、タイヤの転がり抵抗をさらに低減し、車の燃費を向上することによりCO2排出削減に大きく貢献したいと考えています。
商品の概要は、次の通りです。
※1 ECOPIAはECOLOGY(エコロジー=環境)+UTOPIA(ユートピア=理想郷)の造語です。1991年に電気自動車に装着するタイヤを開発したのをきっかけに、日本では市販用として2002年にトラック・バス用、2005年に小型トラック・バス用、そして2008年に乗用車用を発売。その後もラインアップを拡大しています。
※2 「NanoPro-Tech(ナノプロ・テック)」は分子構造設計等を通して材料の微細構造を制御し、必要特性を引き出す技術の総称で、当社の基幹技術の一つです。通常、転がり抵抗を低減するとWETグリップなどの安全性能が低下してしまうことが課題でしたが、「NanoPro-Tech(ナノプロ・テック)」などの技術を採用することにより、この課題を解決することに成功しています。
1. 商品名
2. 採用技術と商品の特徴
(1)「ECOPIA PZ-X」
①セダン・クーペ専用”エコ・ラク”設計
②”エコ・ラク”を可能にする「ECOPIA PZ-X」テクノロジー
(2)「ECOPIA PZ-XC」
①軽・コンパクト専用”エコ・ラク”設計
②”エコ・ラク”を可能にする「ECOPIA PZ-XC」テクノロジー
(3)「ECOPIA PRV」
①ミニバン専用”エコ・ラク”設計
②”エコ・ラク”を可能にする「ECOPIA PRV」テクノロジー
3.性能評価結果
※1 [テスト条件]タイヤサイズ :215/60R16 95H/試験荷重 :5.42kN/空気圧 :210kPa/速度 :80km/h/試験法の名称 :フォース式/試験場所 :当社技術センター室内ドラム試験機 ※2 [テスト条件]タイヤサイズ :215/60R16 95H/空気圧 :250kPa/試験車両 :マークX
DBA-GRX130 2500cc 後輪駆動/試験速度 :100km/h/路面の状態 :ブリヂストンプルービンググラウンド内特殊路(アスファルトうねり路、ドライ)
※上記テスト条件に関するさらに詳細なデータについてはタイヤ公正取引協議会に届けてあります。 ※タイヤの表示に関する公正競争規約に定められた試験方法で試験を行っております。 ※試験結果はあくまでもテスト値であり運転の仕方によっては異なります。
※1 [テスト条件]タイヤサイズ:215/60R16 95H/空気圧:250kPa/試験車両:マークX DBA-GRX130 2500cc 後輪駆動/初速度:80km/h/路面の種類:アスファルト、水深:2mm/ABS作動表示:ABS ON/停止距離(平均):ECOPIA PZ-X 27.5m、ECOPIA EP100 27.8m
※上記テスト条件に関するさらに詳細なデータについてはタイヤ公正取引協議会に届けてあります。 ※タイヤの表示に関する公正競争規約に定められた試験方法で試験を行っております。 ※試験結果はあくまでもテスト値であり運転の仕方によっては異なります。
②摩耗ライフ比較
※1 [テスト条件]タイヤサイズ:155/65R14 (ECOPIA PZ-XC:75S、ECOPIA EP100/Playz PZ-XC:75H)/試験荷重:3.04kN/空気圧:210kPa/速度:80km/h/試験法の名称:フォース式/試験場所:当社技術センター室内ドラム試験機 ※2 [テスト条件]測定方法:当社指定外注摩耗試験による(関東地区)/評価車両:ムーブ DBA-L175S 660cc 前輪駆動/装着方法:全輪同一サイズタイヤ装着、Playz PZ-XC(従来品)とECOPIA PZ-XCを各1台準備。2500km走行毎に車両を入れ替え合計10000kmでの比較/評価方法:装着タイヤ(全輪)の平均推定摩耗寿命 残1.6mm計算/タイヤサイズ:155/65R14 (ECOPIA PZ-XC:75S、ECOPIA EP100:75H)/リム:14×4.J/乗員:2名相当/空気圧:220kPa
※上記テスト条件に関するさらに詳細なデータについてはタイヤ公正取引協議会に届けてあります。 ※タイヤの表示に関する公正競争規約に定められた試験方法で試験を行っております。 ※試験結果はあくまでもテスト値であり運転の仕方によっては異なります。
※1 [テスト条件]タイヤサイズ:155/65R14 (ECOPIA PZ-XC:75S、ECOPIA EP100:75H)/空気圧:220kPa/試験車両:ムーブ DBA-L175S 660cc 前輪駆動/初速度:60km/h/路面の種類:アスファルト、水深:2mm/ABS作動表示:ABS ON/停止距離(平均):ECOPIA PZ-XC 16.3m、ECOPIA EP100 16.4m
※上記テスト条件に関するさらに詳細なデータについてはタイヤ公正取引協議会に届けてあります。 ※タイヤの表示に関する公正競争規約に定められた試験方法で試験を行っております。 ※試験結果はあくまでもテスト値であり運転の仕方によっては異なります。
②定員乗車時のふらつき比較
※1 [テスト条件]タイヤサイズ:195/65R15 91H/試験荷重:4.82kN/空気圧:210kPa/速度:80km/h/試験法の名称:フォース式/試験場所:当社技術センター室内ドラム試験機 ※2 [テスト条件]タイヤサイズ:195/65R15 91H/空気圧:240kPa/試験車両:ノア DBA-ZRR70G 2000cc 前輪駆動/試験速度:100km/h/路面の状態:ブリヂストンプルービンググラウンド内周回路(アスファルト、ドライ)
※上記テスト条件に関するさらに詳細なデータについてはタイヤ公正取引協議会に届けてあります。 ※タイヤの表示に関する公正競争規約に定められた試験方法で試験を行っております。 ※試験結果はあくまでもテスト値であり運転の仕方によっては異なります。
③ウェットブレーキ比較
※1 [テスト条件]タイヤサイズ:195/65R15 91H/空気圧:250kPa/試験車両:セレナ DBA-C26 2000cc 前輪駆動/初速度:80km/h/路面の種類:アスファルト、水深:2mm/ABS作動表示:ABS ON/停止距離(平均):ECOPIA PRV 31.4m、ECOPIA EP100S 31.9m※
※上記テスト条件に関するさらに詳細なデータについてはタイヤ公正取引協議会に届けてあります。 ※タイヤの表示に関する公正競争規約に定められた試験方法で試験を行っております。 ※試験結果はあくまでもテスト値であり運転の仕方によっては異なります。
4.発売サイズ
(3)「ECOPIA PRV」(26サイズ)
※③・⑦・⑧・⑨印サイズは、それぞれ3月・7月・8月・9月に発売予定です。
※◇印サイズのラベリングは予定です。
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