ニュース

車載用の表面実装TVSダイオード「SLD8Sシリーズ」を発売【リテルヒューズ】

2016年12月15日

リテルヒューズ社、
車載用の表面実装TVSダイオード「SLD8Sシリーズ」を発売
規格試験「ISO 7637-2 5a/5b」と「ISO 16750-2」に適合


回路保護分野におけるグローバルリーダー、リテルヒューズ・インク(本社:米国イリノイ州シカゴ市、代表:会長兼社長兼最高経営責任者 : ゴードン・ハンター(Gordon Hunter)、NASDAQ:LFUS)の日本法人である㈱リテルヒューズ(本社:神奈川県横浜市、代表者:代表取締役社長 蝦名 悟史)は、TVSダイオードの新シリーズ「SLD8Sシリーズ」を、本年12月中旬より発売します。売上目標は、1000万円を目指します。



「SLD8Sシリーズ」(全20製品)は、負荷遮断や電圧過渡から高精度な電子機器を保護する、車載用の表面実装(SMT)TVSダイオードです。(10/1000μs)のサージ波形に対して7000W、(10/150ms)のロードダンプサージ波形には2200Wの電力損失を実現し、車載部品の品質規格「AEC-Q101」に対応し、自動車業界で広く採用されているISO 7637-2 5a/5bや、ISO 16750-2の規格試験適合を可能にします。
また、表面実装用に設計されているため、自動ピックアンドプレース組立とリフロー処理に最適で、アキシャルリードパッケージよりも優れたはんだ付け品質を実現します。

なお、同製品は、当社の国内販売代理店12社を通じ、販売します。


■特長
ISO7637-2 5a/5bおよびISO16750に適合しており、負荷遮断保護に最適。
自動ピックアンドプレース組立とリフロー加工に最適なSMTパッケージによって、製造コストの削減とアキシャル
  リードパッケージに比べより優れたはんだ付け品質を実現。
AEC-Q101適合、最大175の動作接合部温度により、車載用をはじめとする高精度なアプリケーション向けに最大限
  の性能を発揮。

■用途
トランスミッション制御ユニット(TCU)、電子制御ユニット(ECU)、ボディ制御モジュール(BCM)、バッテリマネージメントシステム(BMS)、センサーやエンターテインメントシステム

■仕様(全20製品)
逆スタンドオフ電圧(VR)(Vso):12~57
ワット(W):7000
ピークパルス電流(Ipp)10×1000μs(A):75.5~352
最小ブレイクダウン電圧(VBR@IT)(V):13.3~63.8
最大ブレイクダウン電圧(VBR@IT)(V):14.7~69.9
最大クランプ電圧(Vc)(V):19.9~92.7
オン電流(IT)(mA):5
最大逆リーク電流(Ir@Vso)(μA):2~10
最高温度(度):175

※詳細については、SLD8Sシリーズの製品ページ(http://www.littelfuse.co.jp/products/tvs-diodes/automotive-and-high-reliability-tvs/sld8s.aspx)をご覧ください。

■売上目標/価格
売上げ目標:1000万円
価格:販売代理店にご相談ください



リテルヒューズ について
1927年創立の Littelfuse, Inc.(本社:米国イリノイ州シカゴ市、代表:会長兼社長兼最高経営責任者:ゴードン・ハンター(Gordon Hunter)、NASDAQ:LFUS)は、回路保護分野におけるグローバルリーダーで、電力制御およびセンサー分野での世界的な躍進を確かなものにしつつあります。 同社は、ヒューズ、セミコンダクタ、ポリマー、セラミック、リレーおよびセンサーといった技術を必要とする電子機器、自動車および工業市場において世界中のお客様にサービスを提供しています。リテルヒューズは、北南米やヨーロッパ、アジアの40 カ所を超える拠点に1万人以上の従業員を抱えています。詳細についてはリテルヒューズのウェブサイトlittelfuse.comをご覧ください。


㈱リテルヒューズについて
㈱リテルヒューズは、米国リテルヒューズ社の全額出資日本法人として1997年2月に設立(本社:神奈川県横浜市、代表者:代表取締役社長 蝦名 悟史)、約14名の従業員を抱え、リテルヒューズ製品の技術検証、品質保証、販売、及びサポートを国内顧客企業に対し提供しています。


本製品に関するお問い合わせ
㈱リテルヒューズ
TEL:045-478-3900、FAX:045-478-1089








株式会社リテルヒューズホームページはこちら

キーワードをクリックして関連ニュースを検索

#リテルヒューズ
#ダイオード
#AEC-Q101
#ISO
#2016年12月15日