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国内における二色成形サービスの正式開始【プロトラブズ】

2016年11月4日

プロトラブズ、国内における二色成形サービスの正式開始
~試作品により高いデザイン性を、射出成形で2種類の材料の組み合わせが可能に~


プロトラブズ合同会社 (本社:神奈川県座間市、社長 トーマス・パン、以下プロトラブズ) は、国内における二色成形サービスを、2016年10月24日より正式に開始しました。25個からの小ロット生産に適した射出成形のサービス拡張で、2個の金型を使い成形したパーツを熱融着により組み合わせた状態で製造することが可能です。
プロトラブズ独自のデジタル・マニュファクチャリング・システムの活用により、二色成形サービスにおいても15日の短納期を実現しています。


製作には一次側部品と二次側部品及びアッセンブリされた状態の計3種類の3D CADデータが必要となります。CADデータをアップロード後、一次側、二次側それぞれのパーツのお見積りが送られ、ユーザーは従来通り条件の設定、製造性の解析結果、注文方法を選択します。


実際の製造プロセスでは、一次側の金型でパーツを成形した後、これを二次側の金型に組み込み、2つ目の材料を充填させます。材料は約40種類の樹脂在庫から選択できるほか、支給材料にも対応しています。異なる材料同士がはがれないようにするためには、密着性の良い材料の組み合わせを選ぶことに加え、形状的に結合させる考慮が必要です。最新の材料リスト、樹脂同士の密着性、対応サイズ、予測公差、形状的な結合など設計に関する詳細はプロトラブズの公式ウェブサイトをご参照ください。
https://www.protolabs.co.jp/injection-molding/overmolding/design-guidelines


試作パーツの製作にプロトラブズの二色成形サービスを活用するメリットは次の通りです。

1.コスト削減:従来別々に成形し、それぞれ接着や組立していたパーツを1度に製造できるため、パーツを組み立てる
   工数とそれに伴うコストが大幅に軽減されます。
2.高いデザイン性: 2種類のパーツを組み合わせてツートーンカラーを表現するなど、デザインの自由度が格段に高
   まります。
3.グリップや耐衝撃性の向上:製品の筐体部品を硬めの樹脂材料で成形した後に、グリップ部のみ軟らかい樹脂材料
   で覆うことで、滑り止め機能を持たせることや耐衝撃性を向上させることができます。




プロトラブズについて
プロトラブズはICTを駆使した独自のデジタル マニュファクチャリング システムにより、カスタムパーツの試作から小ロット生産をオンデマンドかつ画期的な速さで受託製造する会社です。最先端のICTテクノロジーを最大限に駆使することにより、CNC切削加工、射出成形パーツを数日で製作します。国内では2,000社様以上が利用しており、日本全国の製品開発者に、他に類を見ない早さでパーツを入手できるという価値をお届けしています。プロトラブズに関する詳細は、http://www.protolabs.co.jpをご参照下さい。プロトラブズの会社概要は、http://www.protolabs.co.jp/aboutで確認いただけます。








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