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三次元ビジョンメーカ2社を買収【コグネックス】
2016年11月11日
※2016年10月31日(現地時間)に発表されたプレスリリースの抄訳です。
コグネックスコーポレーション(本社:米国、マサチューセッツ州ネイティック)は、三次元ビジョン部門強化のため、三次元マシンビジョンテクノロジに特化した2社を買収したことを発表しました。
2016年10月27日、コグネックスは、高度な三次元ビジョンセンサおよびソフトウェアのメーカEnShape GmbH (本社:ドイツ、イェーナ)を買収しました。EnShapeの三次元センサには、高解像度で高速な画像取り込みを実現するエリアスキャンテクノロジ(特許取得)が使用されており、レーザラインスキャナで用いられる搬送機構が不要となります。EnShapeの高いスキルを備えた三次元ビジョンエンジニアのチームが、イェーナを拠点とする新しいコグネックスエンジニアリングセンターに加わる予定です。
また、2016年8月30日には、三次元画像処理ソフトウェアメーカであるAQSense(本社:スペイン、ジローナ)の買収を完了しました。
AQSenseは、フィールドテスト済み三次元ビジョンツールのライブラリと、三次元ビジョンアプリケーションのセットアップを容易にする設定ソフトウェアパッケージの開発および販売をしています。
AQSenseのソフトウェアエンジニアはコグネックスの三次元エンジニアリングチームに加わりました。
コグネックスの画像処理製品(Vision Products)部門のバイスプレジデントを務めるJoerg Kuechenは、次のように述べています。
「自動車、家電、物流などの業界で三次元ビジョンの需要が拡大しています。今回発表した2社の買収によって、特に経験豊富な2つのエンジニアリングチームが新たに加わり、革新的な新しい三次元製品の市場投入が加速すると確信しています。」
■コグネックス㈱
コグネックス㈱(本社、東京都文京区)は、コグネックスコーポレーション100%出資の下、1988年に設立され、半導体、エレクトロニクス業界を中心に急成長を遂げました。コグネックス株式会社は日本市場において画像処理システムの輸入、販売、サポートを行う画像処理のトータルソリューションプロバイダであり、コグネックスグループの中で最も重要な拠点のひとつとなっています。
詳しくは、Webサイト(http://www.cognex.co.jp/)をご覧ください。
■コグネックスコーポレーション
コグネックスコーポレーション(本社米国)は、画像処理技術を基盤とした画像処理システム(ビジョンシステム)、画像処理ソフトウェア(ビジョンソフトウェア)、画像センサ(ビジョンセンサ)、バーコードリーダの設計、開発、製造、販売において、世界をリードする企業です。革新的な技術を搭載しているコグネックスの画像処理システムとバーコードリーダ製品は、世界中の工場や倉庫・配送センターでの生産や流通の工程において、広範囲にわたる検査、認識、識別、位置決め、品質管理などで採用されています。
1981年の創業以来30年以上にわたって、累計収益40億ドル以上、出荷台数100万台を超える実績をもち、最高の精度、信頼性、性能を提供する製品として全世界で高い評価を得ています。
コグネックスは、米国のマサチューセッツ州ネイティックに本社を構え、日本、北米、ヨーロッパ、アジア、中南米などの拠点、パートナーを含め、全世界をカバーするグローバルな体制で、卓越したソリューションとサービスをお届けしています。
詳しくは、Webサイト(http://www.cognex.com/)をご覧ください。
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