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タイ新工場の開所式を開催【シェフラージャパン】

2016年10月20日

東南アジア初の自社工場を開設
シェフラー、タイ新工場の開所式を開催


シェフラーグループは本日、東南アジア初の自社工場の開設を祝う開所式をタイのチョンブリ県で開催しました。タイの伝統に則って行われた式典には、タイ工業大臣のアチャカ・シーブンルアン博士とシェフラーグループの株主であるゲオルク・シェフラーが出席しました。

その他にも、チョンブリ県副知事、タイ投資委員会のチョンブリ地方事務所の責任者、イースタンシーボード工業団地の責任者、顧客、ドイツ大使館の領事官、シェフラーグループの執行役員、シェフラー・アジア太平洋地域のCEO、地域経営チームが参加しました。

本工場はバンコクから150キロメートルほど離れた場所にあるチョンブリ県のヘマラート・チョンブリ工業団地IIにあり、フェーズ1(第一次投資)では、自動車のエンジンやトランスミッション用の部品を生産します。この工場により、シェフラーのアジア太平洋地域の製造拠点は大幅に拡大されます。

グローバル拠点―地域に応じたカスタマイズ

「シェフラーグループは、タイの新工場により、自動車部門の生産ポートフォリオを拡大します。現地生産によりお客様との距離を縮めることができ、これまで以上に当社の高品質な製品と先進の製造技術を提供できるようになります」とシェフラーグループの自動車部門担当CEO、ノルベルト・インドレコーファーは述べています。

新工場は、アジア太平洋地域における生産および研究開発能力を拡大するため、シェフラーが同地域で計画している戦略的投資の一環です。

「未来のモビリティ社会のために」をアジア太平洋地域で実現

「この工場は、世界で最も重要な自動車の成長市場のひとつであるアジア太平洋地域で、お客様の主要な開発パートナーになるという弊社のビジョンの一環です。当社の『未来のモビリティ社会のために』の戦略の中で、シェフラーは現在の技術を最適化し、未来を形作るイノベーションを創り出す製品とソリューションを積極的に開発しています」とシェフラー・アジア太平洋地域のCEO、アンドレアス・シックは述べています。「自動車市場が絶え間なく進化し、アジア太平洋地域への注目も高まりつつある中で、シェフラーは次の成長段階に向けて顧客との連携を進める準備を整えています」

地域の顧客の競争力を強化

「この新工場の開設により、シェフラーの地域における経営および技術的な競争力をさらに強化し、市場の変化により迅速に対応できるようになります。当社の長年の顧客である複数のグローバル企業がこの地域に拠点を擁しており、シェフラーはそれらの企業と連携して、地域の自動車産業を拡大していきます」とSchaeffler Manufacturing(Thailand)Co. Ltd.のマネージングディレクター、嶋田淳一述べています。

将来の成長のために

チョンブリ工場のフェーズ1で導入される製造ラインは、総敷地面積55,000平米の一角を占めます。新設されるラインでは、クラッチディスクおよびクラッチ圧力板、機械式・油圧式ベルトテンショナー、シンクロナイザー用リング、クラッチリリースシステムなどが製造されます。製造施設はモジュール化のコンセプトに基づき、自動車産業のバリューチェーンの製品およびソリューションの製造ラインを追加できるように設計されています。フェーズ2の製品については現在計画中です。

シェフラー・アジア太平洋について

韓国、日本および東南アジア太平洋地域におけるシェフラーの運営は、シンガポールにあるアジア太平洋地域本社によって管理されています。7つの製造拠点および5箇所の研究開発施設を持つアジア太平洋(AP)では、自動車産業および産業用機械部門の顧客に、ニーズに合わせたアプリケーションを迅速に提供しています。シェフラーは、現地化およびアプリケーション開発といった顧客のニーズ拡大に対応するため、AP地域での製造および技術拠点を積極的に強化しています。

*本資料は2016年10月13日にタイ・チョンブリで発表されたプレスリリースの抄訳です。


10月13日に開所式を迎えたタイのチョンブリ工場








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