ニュース
住宅向けEV・PHEV充電用充電器【パナソニック電工】
2011年12月8日
専用機器(※1)と連携し、電気の使いすぎを自動制御、音声とブザーでのお知らせも可能
住宅向けEV・PHEV(※2)充電用充電器「ELSEEV hekia(ヘキア)」を2012年1月より発売開始
パナソニック電工㈱は、EV・PHEV充電用充電設備「ELSEEV(エルシーヴ)」シリーズとして、充電ケーブルを搭載し、車載ケーブルの取り出しが不要で充電の利便性に優れたMode3(※3)対応の住宅向け充電器「ELSEEV hekia(エルシーヴ ヘキア)」を2012年1月より販売します。
今後、EV・PHEVの普及により、自宅での毎日の充電が想定されます。本製品は、充電ケーブルを搭載しているため、車載の充電ケーブルを取り出す手間が省け、充電作業時の利便性に優れています。また、自動車との接続確認機能(CPLT機能(※4))を搭載し、より安全でより確実な充電を実現します。
充電コントロール機能付は、専用のピークコントロールボックス(別売)と連携することで、家庭全体の電気使用量に応じて、自動で充電電流値をコントロールします。さらに、専用のおしらせユニット(別売)と接続すると、電気の使いすぎや充電状態の変化を音声とブザーでお知らせします。
今後も当社は、多様化が見込まれるニーズに対応し、製品ラインアップを強化していきます。
※1 自動制御、音声やブザーでのお知らせには、専用機器「ピークコントロールボックス」(別売)、「おしらせユニット」(別売)が必要です。
※2 EVは(Electric Vehicle)電気自動車、PHEVは(Plug-in Hybrid Electric Vehicle)プラグインハイブリッド自動車の略称です。
※3 Modeとは、国際規格(IEC)で定められた充電方式。Mode3とは、普通充電において充電器側に制御回路を内蔵したものを指します。
※4 CPLT(コントロールパイロット)機能:普通充電器と電気自動車とが確実に接続されたことを確認し、充電を開始する機能です。
主な特長
(1) 充電ケーブルを搭載し、充電時の利便性が向上
(2) 住まいの外観に調和するシンプルなデザイン・安心機能
(3) 専用ピークコントロールボックスと連携し、電気の使いすぎを自動制御(充電コントロール機能付)
特長
(1) 充電ケーブルを搭載し、充電時の利便性が向上
車載ケーブルを取り出さなくても充電ができるように、充電器側に充電ケーブルを搭載。充電時の利便性に優れています。
また、充電用コネクタと自動車の接続確認などを行った後、充電を開始するCPLT機能を搭載。これにより、より確実でより安心して充電作業が行えます。
なお、本充電方式は、国際規格(IEC)で規定されるMode3(CaseC)に準拠しています。
(2)住まいの外観に調和するシンプルなデザイン・安心機能
住まいの外観に調和するシンプルなデザインを採用。
住宅など建物の屋側への設置におすすめの壁面取付タイプです。
● 簡易鍵付
コネクタホルダは簡易鍵付です。
充電時以外の誤操作やいたずらなどによるトラブルを防止します。
● 電源スイッチ付
長期間使用しない時など、電源をOFFにすることができます。
(3) 専用ピークコントロールボックスと連携し、電気の使いすぎを自動制御
(充電コントロール機能付)
充電コントロール機能付は、専用のピークコントロールボックス(別売)と連携することで、家庭全体の電気使用量にあわせ、EV・PHEVを充電するための電流値を自動制御します。
EV・PHEVの充電時に、ブレーカ遮断による全停電を未然に防ぎます。
さらに、専用のおしらせユニット(別売)を接続すれば、ピークアラームや充電電流値の変化をブザーと音声でお知らせします。
<ご参考>
製品仕様
● EV・PHEV充電用 充電器 ELSEEV hekia (Mode3)
● ELSEEV hekia(Mode3)専用ピークコントロールボックス(充電コントロール機能付専用品)
<ご参考>
● Modeとは
普通充電の充電モードは、充電制御方式によりMode1~3に分かれます。<国際規格:IEC(61851-1)>
Mode3とは、充電器側に制御回路など(CPLT機能)を内蔵したもので、充電ケーブル付き(CaseC)が代表的なものです。
※ IECでは、CaseAが車からケーブル(固定)、CaseBがケーブルセット(車載)、CaseCが充電器からケーブルが出ているものを指します。
● 音声ナビ機能について
パナソニック電工株式会社ホームページはこちら