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熱可塑性エラストマー「ミラストマー®」の生産能力増強について【三井化学】
2016年7月28日
熱可塑性エラストマー「ミラストマー®」の生産能力増強について
~モビリティ分野での積極的な事業拡大を推進~
三井化学㈱(所在:東京都港区、社長:淡輪 敏)は、熱可塑性エラストマーの需要拡大に対応するため、国内の「ミラストマー®」生産能力を増強致します。具体的にはサンアロイ㈱(三井化学100%出資、社長:伊藤 貢)に以下のとおりミラストマー®生産設備1系列(年産能力5,000トン)の増設を行います。
<サンアロイ㈱及びミラストマー®生産能力増強の概要>
会 社 名 : サンアロイ㈱(Sun Alloys Co., Ltd.)
資 本 金 : 50百万円(三井化学100%出資)
設 立 : 1993年11月
所 在 地 : 本社・工場 千葉県袖ケ浦市長浦
社 長 : 伊藤 貢
事 業 内 容 : 合成樹脂コンパウンド製品の製造・販売
増 設 能 力 : 5,000トン/年
スケジュール : 着工 2017年 2月
完工 2017年 6月
営業運転開始 2017年10月
ミラストマー®は、軟質樹脂の中でも密度が低く、軽いうえ、成形加工性に優れるという特長を有しており、自動車部品のほか建材ガスケット・土木目地材、各種グリップ部品などに数多く使用され、需要が拡大してきました。今後も自動車の内装表皮やウエザーストリップといった用途を中心に世界的に更なる需要拡大が見込まれています。今回のミラストマー®の生産設備増設は、こうした需要拡大に積極的に対応するものです。
当社は、モビリティ事業をヘルスケア、フード&パッケージングとともに成長の事業領域と位置付け、積極的な事業拡大を図っております。ミラストマー®事業は、モビリティ事業の中核の一つであり、積極的に強化・拡大を進めております。当社は、今回のサンアロイでの増設を機にミラストマー®事業の一層の強化を図るとともに、今後も世界的に拡大する需要を的確に捉え更なる事業拡大を進めてまいります。
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