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ボーイング777型機中央翼の生産累計機数1,000機を達成【富士重工業】

2011年12月1日

富士重工業は、ボーイング民間航空機会社(米国ワシントン州シアトル、ジェームス・アルボー社長兼CEO、以下「ボーイング社」)向けに、ボーイング777 型機 1,000号機の中央翼を11月30日に出荷しました。
1993年7月に初号機を出荷してから18年4ヶ月での記録到達となります。

富士重工業は、ボーイング777 型機の開発初期段階から参画しており、胴体と主翼を結合する最重要部位である中央翼のほか、主脚ドアと翼胴フェアリングの開発・製造を担当しています。

出荷に先立ち、11月25日に中央翼の組立を行なっている同社航空宇宙カンパニー半田工場(愛知県半田市)において完成記念式典を挙行し、ボーイング社からはその挨拶のなかで、富士重工業の高い品質と納期遵守に対して感謝の言葉が贈られました。

ボーイング777型機は、ボーイング社が1990年に開発開始を決定した民間航空機で、旅客型では3クラスで301席~368席、貨物型では102トンの輸送能力を誇ります。ボーイング社によりますと、1,000号機は2012年3月にエミレーツ航空に納入される予定です。

富士重工業はボーイング787型機の中央翼の開発と製造も担当しています。今後もボーイング社との良好な関係を維持し、自社の技術をさらに磨き、航空機産業において世界的に存在感のある確固たる地位を築くよう努めていきます。


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