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STAR-CCM+ v5.06: 離散要素法による粒子流状体流問題への適応が可能に【CDaES】
STAR-CCM+ v5.06: 離散要素法
ニューヨーク・ロンドン 2010年10月29日
CD-adapcoの幅広い分野に活用されているエンジニアリング・ソフトウェアSTAR-CCM+に新たに離散要素法が導入され、これによりバルクマテリアルハンドリングの解析機能、及び流状体流れ解析の機能が加えられました。更に、STAR-CCM+ v5.06には200以上のユーザー機能拡張要望を含む、広範囲な新機能と改良が加えられています。
離散要素法を用いて多くの粒子の動きや粒子間の相互作用を解析し、砂粒子、食品粒子、金属粉、カプセル及びスラリー等の流状体流を含む問題への適応が可能となりました。この離散要素法は全粒子の相互作用を効率的な数値計算方法で解き、粒子同士の衝突による接触力及びエネルギー伝達や粒子同士の熱伝達及び放射エネルギーを捉えることができます。STAR-CCM+は、市販工学シミュレーションツールとしては初めて数値計算流体と離散要素法を1つのソフトウェアに組み合わせたツールです。
鉱業:粉粒体輸送 岩石力学
石油, ガス:パイプライン輸送
製薬:タブレットコーティング 混合 詰め込み
農業,食品:ホッパー コンベヤー
改良された CADの組み込み
STAR-CCM+v5.06には、新たにCATIA V5、Solidworks、Pro/E及びNXとのCADクライアントを搭載しました。これにより、設計者や技術者は使い慣れたCAD環境上で、多分野にわたる工学シミュレーションツールにアクセスすることが可能になり、従来のシミュレーションプロセスに比べ、様々な利益をもたらすことになります。
- デザイナーと技術者がモデルと結果を共有でき、プロジェクト・チームの様々なメンバーのコミュニケーションは高められます。
- シミュレーションは直接的にジオメトリーと連合し、パラメトリックな”what-if”設計評価を可能にします。
- CADモデルの持つパラメータとの結合性は部品変更を容易にし、単位や境界条件等の再定義を不要とするため作業時間の短縮、及び生産性の改善をおこないます
Abaqus FEA (SIMULIA)との連成シミュレーション
STAR-CCM+は包括的なマルチフィジックス機能を搭載していますが、Abaqus、 WAVE、 OLGA及び GT-Power等のサードパーティシミュレーションツールと連成させることがより有効である時があります。STAR-CCM+v5.06ではAbaqus FEAとの直接の連成解析機能が追加され、双方向の流体構造連成解析が可能になりました。この直接連成により、これまでにあったようなファイルベースの連成や、連成用に第3のソフトウェアを使用する必要がなくなり、作業効率が向上します。STAR-CCM+とAbaqusの直接の連成は、すべてのシミュレーションエンジニアに対して熱-流体-構造の連成解析をより身近なものとし、流体構造連成解析を技術設計プロセスにおける標準プロセスにすることになります。
空力音響における遠方界の伝播
CD-adapcoはSTAR-CCM+で空力音響に関する機能の強化に取り組んでいます。新しいリリース版では、Ffowcs W・ホーキンズ方法を使用し遠方界への伝播を含んでいます。既に組み込まれている音響解析機能と合わせ、STAR-CCM+では空力音響分析必要な機能が全て搭載されています。
詳細・お問い合わせ
STAR-CCM+v5.06の全ての新機能や最新情報及びダウンロードに関する情報は株式会社CDaESへお問い合わせ下さい。
株式会社 CDaES (CD-adapco日本法人)
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E-mail:info@jp.cd-adapco.com
株式会社CDaESはCD-adapcoの日本法人です。
CD-adapcoは産業界において主要な熱流体・応力解析ソフトウェアであるSTAR-CCM+およびSTAR-CDの開発元で世界各国に22 の拠点を持ち従業員数は約450名に上ります。
CDaESは横浜を拠点とし、日本国内におけるお客様のCFDソフトウェアの技術ガイダンス、トレーニング、エンジニアリングサービスを提供しております。
より詳細な情報に関しましては、www.cd-adapco.com/jp をご覧ください。