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汎用タイプの中・小型CNC画像測定機 “クイックビジョン Activeシリーズ”を発売【ミツトヨ】

2016年4月28日

㈱ミツトヨ(本社:川崎市高津区、代表取締役社長:中川 徹)は、CNC画像測定機、クイックビジョンシステムのラインナップに新たに『クイックビジョン Activeシリーズ』を加え、2016年4月1日に発売いたしました。


QV Active 202


クイックビジョンシステムは、撮像素子を搭載した光学ユニットをCNC制御の3軸座標測定機に搭載し、測定物の映像をコンピュータ処理することで、非接触で寸法測定を行う精密測定機であり、1993年に発売し、電気・電子産業や自動車産業、医療機器・医薬品、機械部品産業など幅広い分野でご使用いただいています。
CNC画像測定機を精密部品測定や自動検査にご活用いただくことで、お客様の製品の高品質化、生産性の向上に寄与してまいりました。

『クイックビジョン Activeシリーズ』は、画像測定機の普及に伴い高まっている『検査工数とコスト低減をしたい』といった市場の要求に応えるため、手軽に観察像の変倍が可能なズームレンズや、高精細なカラー画像を映し出すメガピクセルカラーカメラを搭載し、扱いやすく、幅広い用途にご使用いただく製品をめざして開発されました。
また、タッチプローブを搭載することで立体物の測定も可能にした、軽量・コンパクト設計のクイックビジョンシステムの新シリーズです。


より簡単でありながら、より高度で精密な測定を可能に、日々進化するものづくりの未来へ、ミツトヨは精密測定で社会に貢献しています。

【特長】

高精細なカラー画像による測定を実現
130万画素のカラーデジタルカメラを搭載しました。画像処理で重要なピクセル分解能を高め、高精細化によるハイレベルな画像検出能力を達成しています。また、高精細カラー画像により観察部分のディテールをモニター上にリアルに再現します。

対物レンズ交換式ズームレンズを採用
ズーム倍率7倍の高倍率ズームレンズと1x、1.5x、2xの3本の対物レンズを組み合わせ可能な、光学系を搭載しました。これにより最大ズーム比14倍を達成しています。
7倍(8段階変倍)のズームレンズにより、測定部位に合わせて、適切な倍率設定を素早く行え、さらに対物レンズの交換と組み合わせることで、より広い視野・高い倍率での観察測定が可能となるため、幅広い測定ワークに柔軟に対応できます。

全灯 LED照明装置搭載
照明システムは、垂直落射、透過、リングライト(4分割切替機能付き)照明、いずれも白色の高輝度LED照明を採用しました。LED照明は低発熱・低消費電力を実現する他、高い応答性を有するため、照度変更が頻繁に必要なワーク測定時にもスループットが悪化しないといった特長を持っています。

省スペース・軽量構造
本体構造は、QVシリーズで実績のある門固定・テーブル移動構造を採用し、駆動ユニットの小型化によるコンパクトな本体設計により、同サイズの測定範囲を有する既存機種に比較して、大幅低減(フットプリント:30%、本体質量:40%(QV Active 404の場合)を達成しました。
軽量・ダウンサイジングにより、設置環境に合わせたレイアウトに柔軟に対応可能です。

タッチプローブ機能のサポート
タッチトリガープローブ搭載モデルを用意しています。画像ヘッドによる非接触測定に加え、タッチトリガーによる接触測定を行うことで、画像計測では困難な部位の測定や立体ワークの段差測定など、測定シーンに合わせセンサーを切り替えることが可能です。

【価格と販売見込み】

発   売   時   期 : 2016年4月1日より受注開始
国 内 販 売 価 格 *1 : ¥5,300,000~¥9,200,000
          (運賃・据え付け・調整費は含まず)
           *1 価格には消費税は含まれておりません。
初年度販売台数見込 : 500台(国内・海外販売の場合)

【お客様からの問合せ先】

㈱ミツトヨ 国内営業推進部
電話 : 044-813-5410
ファクス : 044-813-5433








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